子供の様子にアトピーの痒みによる辛い体験をしてた頃を思い出して

本日の主な話題は『アトピーの痒み・辛さへの理解』について。

あおばのアトピー性皮膚炎の状況は今年に入って急激に良くなっています。
そのおかげで、健やかな現在の状況にもうスッカリ慣れてしまっていたようでした・・僕のほうが。

今日は疲れによってアレルギー反応(的な反応)が誘発されたようでしたが、あおばが久しぶりに気難しい感じの様子をみせました。

その姿をみて、アトピーの痒みと健気けなげに闘ってきていたこれまでのことを、改めて思い出しました。

晩婚パパの育児日記【2020年11月24日】

今日は、地域の教育委員会が主催している『勉強&遊びの会』がある日。

あおばは、その会でのタブレット学習をとても楽しみにしています。

本人的には自分のペースで、好きな科目・単元の学習をドンドン進めていけるところが気に入っているようです。

なので、その会では主に、学校でまだ取り組んでいない理科・社会や英語の学習を先取り的にやっているそうです。自分の意思で。

好奇心が旺盛なので、新しいことを自由に学べるのはとても楽しいようです。

そのような点は、タブレット学習のとても良い面・優れた点だと感じています。

ですが・・
恐らくもっと楽しみしているのは、学習後のボードゲームタイムかと。

今日は新しいゲームが登場したそうで、ママが迎えに行った時はまだ、「キャ~キャ~」と、とても賑やか&楽しそうに遊んでいたとのこと。

 

あおば
新しいゲーム、めっちゃハマッちゃった~
すごく面白くて10回以上、う~ん12回ぐらいかなぁ?、連続してやっちゃった~

と、興奮気味に話してくれました。

そこまではよかったのですが・・・
問題はその後の次の2点にあったようです。

  1. 『勉強&遊びの会』でタブレットを使ってきたにも関わらず、家に帰ってきてからも直ぐに“チャレンジタッチ=タブレット学習”を始めてしまった点
  2. ハイテンションで遊んで、エネルギーを消費尽くしてガス欠的な状態になっているタイミングでそのまま、晩御飯をパッと食べ始めてしまった点

特に、2)の点がよくなかったようでした。

後、ママが食卓に居なかった点も響いたかなぁ・・・
(ママはその時、オンラインでいとこの家庭教師中でした)

食べ始めの時から「なんかダルそうにしているなぁ・・・」と思っていたところ案の定(?)、ムスッとしていて、こちらが話しかけても無愛想。

あおばのそうした姿をみるのは久しぶりだったので、「あれっ・・?」と感じながらの、ちょっと重たい空気が漂う夕食タイムとなってしまいました。

しばらくして、ママが食卓に来ました。

すると・・

あおば
なんか、喉が変な感じがする・・・

と。

アレルギー異変?困ったときはやはりママ

気難しそうな雰囲気を漂わせていた原因が、判明しました。

恐らく、疲れて血糖値が下がり切っていた状態から一転して、急激に血糖値が上昇したことにより、アレルギー体質的な反応が誘発されてしまったのかと。

なぜか・・
無愛想にしている時は、おかずに手をつけずご飯ばかりを口に運びがちという、よくない傾向があるのですよね・・・

そういうところは、まだまだ子供。
体調が悪いと、感情も表情も硬くなり、行動もよくない方向へ向かってしまいがち。

そして・・ 悪循環の最終的な解決法、最後の頼みの綱は、やはり『ママ』です。

遊んでいる時は(特に最近は)、まず僕の方に来るようになっているのですが、こういう『いざ!』という時は違うのです。

『母』の偉大さというか、絆の強さ・信頼感の深さを教えられます。

もっと頑張らないといかんね、晩婚パパ。

アトピー性皮膚炎の痒みと苦闘する子供の親として

そして、大きな反省点が1つ。

久びさにあおばが見せた気難しさを前にして、我が子がアトピーがもたらす痒みと、長く苦闘を続けて来ていたという事実が自分の中で早くも薄らいでいた点に、改めて気づかされました。

最近はアトピーの状態が改善して、気難しそうな表情や態度を示すことが本当に無くなりました。

日々、元気に明るく楽しそうに過ごしている我が子の姿を見て、こう確信しています。

「この姿こそが、この子の本来の姿なんだよなぁ」と。

そのことを、逆の視点からみて、大きな気づきも得ていました。

「ということは・・・
これまで気難しい様子をみせていた時は、辛い痒みと独りで向き合っていたのだなぁ」

「本当に頑張っていたのだなぁ」

と。

もちろん、長い間あおばが頑張り続けていた時分も、「気難しい様子の時は痒みと闘っているんだぁ、我慢しているんだなぁ・・・」と、感じてはいました。

でも、分かってはいても時に、自分の心の中に沸いてくるイラッとした気持ちを抑えるのには、苦労をすることがありました。

今もそうしたことが全くない訳ではないですが(もちろん)、抑えることはかなり容易になりました。

「痒い」という状態はとても「辛い」ものです。

アトピー体質になっているということは、その辛い状態と向き合わざるを得ない時が、それこそ四六時中ある、ということ。

その辛さは、当人にしか分からないと思います。

僕は自分がアトピー体質ではないので、その辛さを本当の意味で分かってあげることができません。

それで、子供が不機嫌な顔している時や、ぶっきら棒な態度を取る時などには、以前は「痒みと対峙している」ことの意味を理解しながらも、グッと堪えてあげることが難しい時があったのも事実。

まずは、そのような事実をきちんと受け止める。

その上で、アトピー体質の子を持つ親としては、特に父親は自分自身も、子供の状態をきちんと見極めてあげられる目・観察力を持ち得る努力を続けていくことが、大事だと思います。

子供が頑張ってその辛さと向き合い続けているように。

そして、そのような目・観察眼については、母親には到底敵わないという点を自覚しつつ。

「少しでも近づけるように」と。

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