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本日、2021年01月17日の晩婚パパの育児日記の主な演目は以下です。
子供でも筋肉痛を感じるのは感受性の度合いの問題?
昨日のスキー教室、残念ながら雪のコンディションがよくありませんでした。
その影響で、あおばは途中で「太ももが痛い」と筋肉痛を訴えて、スキー教室の時間が終了する前に途中退室をさせてもらいました。
マンツーマンで教えてくれていた先生も心配をされて、
と、仰ってくれました。
先生はベテランの方ですけど、きっと今の子供達の体力の状態に合わせて、そのような対応をされているのでしょう。
昭和40年代生まれの僕の頃は時代が全く異なっていましたね(苦笑)。
途中で「痛い」と訴えたとしても、おそらく「根性だせ!」の一言で終わり(僕の頃は女性のコーチはそもそもほぼいなかったですしね)、たとえかなり痛かったとしても、終了時間までレッスンを受けさせられていたと思います。
なにせ、運動・スポーツ中は「水を飲むな!」などと大声で怒鳴られ指導されていた時代でしたから。
今は、生理学的に正しい知識が広く知られるようになったことはもちろん、一人ひとり体質や感じ方などに “違いがある” ということに対する理解がかなり進んだ点が大きいのだと思います。
見方によっては、そのような対応は “過保護” と映るのかもしれません。
高校まではガチガチ体育系だった自分自身も、どちらかというと以前は(元々は)そう考える傾向が強かったかと思います。
子供からの学び:感じ方や感覚は一人ひとり異なる
ですが、今は、目の前にいる自分の子供が、様々なコトに対してかなり “敏感な反応を示すタイプ” なので、昔の自分の見方が「間違いだった」ことがよく分かります。
ウチのあおばを身近で見ていると、今は次のように感じます。
- “感じ方” は人それぞれに違いがある
- その違いは1つの『個性』と呼べるものである
- 一人ひとりの『個性』は大切にすべきもの
- よって、一人ひとりの “感じ方” の違いも、大切にすべきである
上述のベテランの女性のスキー教室の先生は、その点をシッカリ理解されているのだと思います。
女性からの学び:男性‐特に元体育系‐は脱根性論の徹底を
そして、同じく女性のウチのママも、その点をシッカリ理解しています。
今朝、あおばが起きるや否や、
と言った際に、幾度か説得を試みてはいたものの、かなりあっさりと
と認めていました。
そのやり取りを聞いていた僕はというと‥ 「えっ!? そうなの?」「もう認めてしまうの?」と、内心では感じていました、正直なところ。
「頭」では理解しているつもりなのですが、まだまだ気持ちのほうでは完全には消化が出来ていないようです、残念ながら。
ママのように「パッ」とは反応できていないのです、未だ。
身体に沁み込んでいる根性論をリセットし切るのは、なかなかに難しい。
今回のようなケースが実際に起こると、まだ「パッ」と反応できていないことをこうして自覚させられる‥ この繰り返しから早く脱却したいところです。
さて、そのような流れで、本日はスキー教室は《お休み》となりました。
無理すれば行けないこともなかったのでしょうし、あおば本人も確かに「どうしても行きたくない」とまでは思っていなかったと思います。
でも、よくよく考えてみれば、やはり次のようになるのだと思います。
- 無理して行く ⇒ 楽しくない ⇒ スキーが嫌いになる可能性が増大
- 無理せず休む ⇒ 次回楽しい気持ちで行く ⇒ スキーが好きなまま
冷静になって長い目でみれば、1)と2)のどちらが良いかは一目瞭然。
考えるまでもないことなのですがね。
根性論的な無駄な努力を是としてきた昭和な感覚を、早く身体から完全に絞り出し切りたいところです。
しかも、汗をかいてではなく、クールにカッコよくね(笑)。
午後はもう筋肉痛は治まったのか?
スキー教室がお休みとなったこともあり、あおばは朝食の後は、嬉々として昨日届いた《算数のタブレット学習教材》に取り組んでいました。
もしかして‥ その《算数のタブレット学習教材》 がやりたかったから、足が筋肉痛になったの?と思うぐらいに熱中して(笑)。
実際、午後は昨日と一転して雪が降ってきたため、僕は車の雪降ろしをしに外へ。
しばらくすると、あおばも、
と言って、外に出てきました。
2人で作業をしていると、あおばが色々と問いを発してきました。
パパは、あおばの実力をどう感じた?
等々と。
かなり、その《算数タブレット学習教材》が気に入った様子でした。
それで、「その話しをしたかったから外に出てきたのか」と感じていたら、それだけではなかったのでした。
やはり、子供は “雪が好き” です。
外で雪遊びもしたかったようで、雪降ろし作業が終わると、
と、お誘いの声が。
で、雪の上を“立ちヒザで歩く”競争を行いました。
雪の上なので、滑ると危ないからかけっこではなく。
でも、この“立ちヒザ競争”って、やってみるとかなりキッイです。
スキーより、こちらのほうが「よっぽどキッイんじゃない?」と感じるぐらい。
なのですが‥ 一度かなりの距離の競争を終えた後にあおばは元気に言いました。
「えっ!? え・・・筋肉痛は何処へいったの~」
と、思わずにはいられませんでした(笑)。
子供にとっては「今、目の前」がすべて
朝起きた時は確かに “痛み” があったのだと思います。
そして、公園で競争をした際も、足に “張り” はあったのでしょう。
でも、敏感に感度よく感じてしまう “痛み”は、感度が良すぎるから感じてしまうのであって、その感度の感覚が別の方向へ向かえば、感じられなくなるのでしょう。
ワクワク感や楽しい!と感じる気持ちが、今目の前にある時は、子供の鋭い感受性の感度は力一杯、そちらの方向へ向いているのではないかと。
だからこそ、「楽しい!」と感じている時の子供は、ものスゴイ集中力や能力を発揮するのでしょう。
朝は「え?! スキー教室休んじゃうの?」と感じていた僕でした。
午後も最初は「え?! 筋肉痛はどうなったの?」と感じてしまったのでした。迂闊にも(苦笑)。
でも、とても楽しそうに笑顔を浮かべているあおばの顔を見て、感じたのでした。
子供にとっては「今、目の前」が 『ワクワクと楽しい』のであれば、それがすべてなんだなぁ、と。
「納得がいった!」ので、次からは「パッ」とできるかなぁ?
できるといいのだけれど(笑)。