【あ劇場©】へようこそ。
本日、2021年03月09日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【アレルギー検診】。
毎年1回行っているアレルギーの検診のために、小児科医院に行ってきました。
近所にアレルギー専門医院はないものの‥ 年々改善中!今年はいかに?
あおば(ウチの子供)には、食物アレルギーのアレルゲン反応が色々とあります。
一昔前に《5大アレルゲン》といわれていた時期の5つ食物(小麦・乳・卵・落花生・そば)は全て、基本的に食べることができません。
※幸い《7大アレルゲン》として追加されたカニ・エビの2種は食べられますが。
特に、5大アレルゲンの中でも頻繁に食品に利用される《小麦・卵・乳》の3種を口に出来ないと、給食を食べることはできません。
その3種の中でも一際問題なのが《小麦》で、小麦という食材は本当に驚くほど様々な食品に利用されています。
だからこそ逆に、《グルテンフリー》というジャンルが出来るぐらいですので(苦笑)。
以前はそれに加え《大豆》も食べられなかったので、小麦と大豆を除くとなると、スーパーにある加工食品の大半は口にすることができませんでした。
データをきちんと取ったことはないので、正確なところはわかりませんが、感覚的には “9割以上はアウト” という感じだったと思います。
(★おかげさまで、ここ1~2年で大豆が大丈夫になったので、選べる食材の範囲はグーンっと増えてきました)
今年の検診でも、《IgE抗体》の値が低くなり、口にすることができる可能性が出てくる食材が表れてくれるとよいのですが、どうでしょうか?
検診結果に期待をしたいと思います。
なお、我が家は地方移住して田舎暮らしをしているため、家の近隣にアレルギーの専門医療機関が残念ながらありません。
なので、経口免疫療法などの専門的な療法はできませんし、専門医からのアドバイスを得ることもできない状態ではあります。
ですが、《IgE抗体》の値が毎年着実に減ってきて危険度が低い領域に入ってきた食材については、あおば本人の意見を確認し尊重しつつ、ほんの一口ずつから “試し食べ” をしてみる場合もあります。
あくまでも、本人が感覚的に「大丈夫」と思える食材に限ってですが。
例えば、大豆の場合は、発酵をしている状態の “味噌” や “納豆”には以前から馴染みがあったわけなので、本人の感覚としても「大丈夫」という思いがあったようでした。
実際に、極少量から試して、段階を追って少しずつ増やしいっても問題がないことを確認した後に、本格的に解禁という手順を慎重に踏みました。
逆に、《IgE抗体》の値が高くても食べても問題ないケースも多いことは知識としては知ってはいますが、専門医のアドバイスを得られる状況ではないため、値の高い食材を試すことは避けています。
小学校にはエピペンと診断書の提出が必要
あおばは食物アレルギーが色々とあり給食を食べることができないので、お昼はいつもお弁当持参です。
それはある意味、“特別対応をしていただいている”ということになるので、その認可のために食物アレルギーに関する診断書を提出する必要があります。
ママ的には毎日お弁当の用意が大変なので、給食のほうが「楽でいい」と思っても当然なのですが、
と、とても前向きに頑張ってくれています。
大変ありがたいことです。
アトピー性皮膚炎の改善ケアも含め、本当に感謝です。
ちなみに、あおばのクラスメート達は皆、あおばのお弁当のことを「羨ましがっています」(笑)。
逆に、あおば当人は
なんて、言ってたりもしますが(苦笑)。
クラスメイトの中には、ごく限られた食材にだけ食物アレルギーがある子もいて、その子の場合はその対象食材が給食のメニューにある時だけ、お弁当を持参するそうです。
そしてそのような対応だけで済む場合は、エピペンの用意も不要だそうです。
一方、あおばの場合は食物アレルギーが多数ありますし、特に落花生やそばのように重篤化する危険性が高い食材に対してのアレルギーもあるので、命に関わる事態への対応・準備が必要となります。
そこで、あおばの場合は、我が家の家庭はもちろん、学校の保健室にもエピペンを預けてあります。
そして、毎年学年末の時期に1回、エピペンも診断書も更新をしています。
(なので、今回の更新は2回目の更新でした)
エピペンとは
エピペンとは、食物アレルギーなど(ハチに刺された場合も含む)によりアナフィラキシー症状を起こした際の緊急時に応急措置として利用するアドレナリン自己注射のキットのこと。
アナフィラキシーとは、アレルゲンなどが体内に入ることによって、複数の臓器や全身にアレルギー症状が発症して、命に危険が生じる過敏なショック反応が出ることです。
エピペンは、万が一にアナフィラキシーが起きて血圧が急低下してしまった場合の応急処置として、アドレナリンを自分で注射することにより、医療機関へ搬送されるまでの症状の悪化を防止するものです。
アドレナリンの投与に利用するものという特殊な医療的用途を伴うものであるため、当然ながらその処方や購入にも一定の制限があり、医療機関の処方箋がないと購入できません。
また、有効期限が概ね1年なので、1年毎に新しいキットと旧キットを交換する必要もあります。
取扱いについては、行政機関・地域ごとによって異なることもあると思いますが、我が家の住む地域においては、次のような流れになっています。
- エピペンは、保有の必要性のある我が家で、医療機関の診断を受けて複数購入
- 購入した新しいエピペンの1本を小学校(保健教員の先生)に預ける
- 新しいエピペンを預ける際に、それまで預けていた旧いエピペンを回収
- 学校から回収したエピペンを含む我が家で1年前に購入したエピペンの全てを医療機関(調剤薬局も可)へ返却
子供がアレルギー検診を「楽しみ?!」にしていた理由
そんな感じで、エピペンの購入のためにアレルギー検診は必要不可欠なこととして毎年行っています。
そしてその検診は、親の僕たちにとっては《特にママにとっては》、年を経るごとに《IgE抗体》の値が低下している状態を確認することができているので、毎年期待が膨らむ出来事でもあります。
実際に、《大豆》のようなケースもあるので!(嬉)。
今回は、アトピー性皮膚炎の症状が昨年の夏頃から急激に改善してきている状況もあるので、どんな結果が出るのか期待も増しています。
もちろん、過剰な期待はしていませんけど。
というわけで、親の僕らとしてはアレルギー検診に期待を寄せている面があるのですが、今年は当のあおばも検診を「とても楽しみ!」にしてました。
もちろん、検診を受けた初めの頃は、注射をして採血をするわけですから「泣き叫んで」いました。
今、こう書いていてもあの時の声と可哀想に感じた想いが蘇ってきてしまうほど(涙)。
でも、それも2回ぐらいだけだったように思います。
不思議なことに、ある時から「パタッ」とあおばは、注射がヘッチャラとなりました。
ホントに驚くほど。
結構、強がりな面もあるからなのかなぁ?
それとも、普段の僕とのバトルでもっと痛い目を味わっているからなのか(笑)?
なお、痛い目というのは、あおば当人があまり加減などをしないで握り拳を振り回してきたりするので、僕が平手で受けてても「本人にも結構なショックがあるであろう?」という意味でございます。
変な誤解を招かないよう、念のため記しておきます(笑)。
さて、真意のほどは不明なのですが、おかげさまで注射を苦にしなくなっているのはありがたいことです。
とはいっても、もちろん注射が楽しみなわけではないと思うけど。
今回の採血を楽しみにしていたのは、自分の血液型に興味が湧いたからでした。
本人が
というので、今回の採血の機会を活かして、そちらの検査もすることにしました。
血液型の検査は、『子供の医療費無料制度』の対象外ではありましたが(苦笑)。
そのような感じで、何事も「楽しみ」にしてしまう、あおばのバイタリティーにも感心をしてしまった、今回のアレルギー検診でした。
血液型の結果、楽しみだね!