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本日,2021年04月26日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【手つかずのお弁当のご飯の謎など“子供の謎”】について。
あおば(ウチの子供)は食物アレルギーを色々と持っているのですが,いつもママが頑張って様々な代用食材を駆使してくれているおかげて,本人は普段の食事にあまり不自由さは感じていないことと思います。
そんなママの頑張りのおかげで,あおばはいつも食欲旺盛。
ところが本日は何故か?お弁当のご飯にほぼ手をつけていない状態で持ち帰ってきました。
本人の弁と一致しない家での食欲旺盛ぶりに違和感を覚え
昨日の当育児日記でもふれましたが,最近ウチのママは断捨離を頑張っています。
その一環で本日は,学校の近くの資源ゴミ集積場にゴミ出しをすることに。
その作業を終えた時間は丁度,あおばの下校時間。
ということで,ママと一緒に下校時のあおばを待つことに。
そこは通学路からは少し外れた位置だったため,あおばからは死角となっていました。
それもあり,下校時のあおばの自然な様子を目にすることができました。
のんびりとした足取りで地面をみながらフラフラ・ノソノソっとした感じて,虫でも探しながらなのかなぁ?という様子で歩いていました。
ちょっと考え事でもしているかのような感じで。
その姿を目にして「おやっ?」という印象も抱いたのですが,その時点ではむしろ “子供らしい姿だなぁ” と感じました。
「子供には子供の世界・時間がある」石井桃子さんの言葉より
ディック・ブルーナーさんの『ミッフィー(ちいさなうさこちゃん)』など沢山の海外児童文学を日本に紹介した翻訳家の石井桃子さんの言葉に次のような一節があります。
子どもたちよ子ども時代を しっかりと楽しんでください。おとなになってから老人になってからあなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です
「なるほど,深い言葉だなぁ」この言葉に出会った時,そう感じました。
振り返ってみると,子供時代ってその時分にしか持っていなかった・持つことができない何か “独特な感性” を持っていたような気がします。
ご本人の想いとは異なるかもしれませんが‥ 僕は石井桃子さんの「子ども時代を しっかりと楽しんでください」という言葉に,単に量的な時間数の意味ではなく,子供ならではの感性や世界観を伴った時間を=大人となってからの感覚とは異なる世界観を,「ちゃんと味わっておいて欲しい」という意味を感じたのでした。
本日目にした下校時のあおばの姿は,その子供ならではの世界を “独りで味わっている” ように映ったのでした,僕の目には。
で,実際にあおばは自分の世界に入っていたようで,ママが「あおば~」と何回か声を掛けても,なかなか気がつかなかったのでした。
そんな様子をみながらあおばと合流。
3人で一緒に家へと帰ったのでした。
お弁当のご飯の残し具合に驚きを
帰宅後,あおばがお弁当セットを出し始めると,
と,言い出しました。
取り出したお弁当箱を覗いてみると‥ なんと!ご飯がほぼ手つかず状態のままでした。
普段はお弁当を残すということが殆どないので,その様子には驚いてしまいました。
少なくとも僕の知る限りは,こんなに残してきたのは「初めて」のことでした。
思わず,
との言葉が口から出てしまいました。
すると,
との意外な答えが返ってきたのでした。
そして,より詳しく話しを聞こうとしたところ,
と,何か謎めいたことを言って,楽しんでいるのでした。
この台詞は,昨日みた『貴族探偵』のドラマの影響なのかなぁ(笑)。
そして,残してきたご飯をぺろりとたいらげると空かさずママに,
と。
リクエストに応じてママが,小ぶりの丸餅をオーブントースターで焼いてアンコと共に出すと,たっぷりとアンコを付けたお餅3~4個を,これまたぺろりと食べてしまいました。
お餅だけだとバランスがよくないのでということで,付け合わせとしてママが出してくれた枝豆や,朝食の残りの野菜類やエビなども少しずつ一緒に食べながら。
そのような感じで,体育教室へ行く前に,本日の早目の夕食を済ませてしまったようでした。
“あおばのお弁当の件”については,特別な理由があります。
あおばの通っている小学校には「給食」制度がありますが,あおばは食物アレルギーが色々とあり基本的に給食が食べられないため,特別にお弁当を持参しています。(あおば一人だけの特別措置として)
体育教室ならびに帰宅後の様子,そして謎の結論は?
体育教室のメニューは色々と工夫がされていて,また,あおばが体育教室に通い始めてからまだ半年も経過していないこともあり,毎回のように新しい内容があるそうです。
それが楽しく続けられている理由の一端かと。
今回は全くの新しいメニューがあったわけではないようでしたが,ボールトレーニングを中心とした内容という切り口が新鮮に感じられたようで,今回もとても楽しかったようです。
毎回恒例となっているお約束の(笑)“体感時間”は,
とのことでした。
遂に,マイナスの領域に入りましたが‥ マイナスってどういうことなのでしょうか?
その辺は不明ですが(笑)。
実際の体育教室の時間は約1時間半なのですが、楽し過ぎて時間が経つのが「あっ!」という間に感じられてしまう。
そのことを表すための、あおば的なお約束の台詞が「それぐらいしか時間が経つていないかと思った!」というパターンになっています。
で,マイナスのことは本人に尋ねても結局よく分からない返答しかなかったのですが(苦笑),楽しく動きまくってまたお腹は減ったようでした。
それで,早い夕食を済ませたはずだったのですが,帰宅後にもう一度,夕食を食べたのでした。
ということで,学校からの帰宅と体育教室からの帰宅の二回の帰宅後は共に,とても食欲旺盛なのでした。
そこで気になってきたのは,体育教室へ行く前の担任の先生からの話し。
近日中に家庭訪問がある予定なので,その確認のための電話がママ宛に入った際の出来事でした。
その話しを聞いてママがあおばに質問したのでした。
と。
すると,
との返答でした。
体育教室へ行って本日もとても楽しんできたので,本当に「大丈夫」だったことは確かなのですが‥ 何故か問いに対しての返答は「内緒」なのでした(苦笑)。
お弁当のご飯に殆ど手をつけていなかったことに対する「内緒」と,足の件の「内緒」。
深い意味があるわけではないと思うのですが,何かのサインの可能性も無きにしも非ず。
暫くの間は,本日の件を「頭に入れて置こう」かと感じたのでした。
謎は謎のままですので(苦笑)。
それにしても,あおばには前から,「内緒」とか「秘密」といった言葉を使うところがあるのですが,こうしたコトも石井桃子さんが仰った《子ども時代》と,深い関わりがあるのかもしれないですね。
子供って,「内緒」とか「秘密」とか,そうした類の言葉を好むところがありますよね?