柿渋の木材塗装ならアトピーっ子も副作用の不安なし!プチリノベを楽しみました

【あ劇場©】へようこそ。
本日,2021年04月29日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【柿渋かきしぶ木材塗装のお手伝い】について。

普段は家事の手伝いにはあまり積極的ではないあおば(ウチの子供)ですが,本日は柿渋を使った木材塗装でのプチリノベーションのお手伝いを進んでしてくれました!

理由はどうも,ハケを使ってみたかったから?のようです(笑)。

アトピーっ子=アレルギーっ子でも柿渋なら有害物質デメリットなしで安心

アトピー性皮膚炎の症状を持っている子供は,ほぼ誰もがアレルギー体質でもあると思います。

アトピーっ子のウチのあおばも例に漏れず,食物アレルギーを始めハウスダストにも弱いですし花粉症の気もあり,化学物質に対しも過敏なところがあります。

そんなあおばですが,小2となった昨年の後半から,アトピーの症状が劇的に改善されてきました。

それは,これまでの様々な努力(特にママの)が,実を結んできた結果だと感じています。

そのような感じで,我が家はこれまで子供のアトピー&アレルギーの対策には色々と取り組んできています。

食べ物や衣服はもちろん,あおばの身の回りの品々にも,化学物質や有害物質が使用されているモノはできるだけ避けるよう気を配っています。

地方移住して田舎暮らしを始めたのも,そのような考えに基づいたものでした。

排気ガスや工場の排煙などはもちろん,防菌・除菌という名目でやたらと化学物質を巻き散らしたり利用する都市部での生活を離れようと。

その一方,田舎暮らしには住居環境的なデメリットもあります。

デメリットの最たるものは,「選択肢が少ないorない」こと。

都市部であれば,シックハウス症候群対策が施されている物件なども探せばみつかるかと思います。お金は掛かるかもしれませんが‥(苦笑)。

他方,地方移住 → 田舎暮らしを選択すると,物件そのものの出会うのが難しい場合さえあるので,細かな条件を設定することはほぼ出来ないと考えておくべきかと。

実際,我が家の場合は,ペット可の物件を探すのにとても苦労したことが何度かありました(苦笑)。

まぁ,田舎暮らしの場合は,新築ゆえの接着剤などから蒸発する化学物質によるシックハウスに悩まされるというケースはほぼないかと思いますが(新築物件などほぼないので),少ない選択肢の中からの物件選びとなるため,リノベーションや簡単な補修が必要なケースは多くなると思います。

そのような事情があるので,本格的なリホームであれば専門業者に任せるべきですが,ちょっとしたリノベーションや補修であれば自分たちの手で行う(=DIY)のは,「あり」です。

そのようなわけで本日は我が家でも,家の木材部の補修のために『柿渋』での塗装を行いました。

柿渋とは

なぜ,柿渋なら心配がないか?
柿渋は,その名のとおり柿から作られる自然由来のモノだから。

古くは平安時代から使われている柿渋は,柿の実から採取した果汁を発酵させて作る日本伝統の天然薬用液。

その効果は,防虫・防腐・防水・抗菌に消臭と多岐に渡る優れものの天然薬用液なのです。

加えて,有害物質のない自然由来のモノであるため,使用時に換気の心配をする必要もありません。

飲用できるモノもあり,驚くことにコロナウイルスに対する有用性も科学的に立証されているそうです。

以下は,《ウィキペディア(Wikipedia)》のからの抜粋・引用内容となります。
出典元:ウィキペディア(Wikipedia)|柿渋

柿渋(かきしぶ)は,渋柿の未熟な果実を粉砕・圧搾し,それを発酵・熟成させて得られる抽出液。赤褐色の半透明の液体でタンニン(カキタンニン)を多量に含む。ただし,後述のように柿渋は熟成によってカキタンニンそのものとは異なる性質も有する。
~中略~
柿渋は防虫効果,防腐効果,防水効果などを有する。このうち防虫効果や防腐効果はカキタンニンに認められる効果である。
~中略~
タンニンが水溶性タンパク質と結合して沈殿を生じる性質は清酒の清澄剤として利用されており,今日ではこの用途で最も多く用いられている。塗料としての用途は近年は利用が少なくなっているが,シックハウス症状を起こさない塗料として再評価されつつある。
~中略~
2020年10月,ヒトの口腔内を模した環境下での試験管内試験で,新型コロナウイルスを不活性化する効果があったと報告された。

なお,コロナウイルスにも効力を発揮する柿渋の《柿渋タンニン》の高い抗菌作用には,木材の腐食菌の増殖を防ぐ効果の他,大腸菌・白癬菌(水虫菌)・ブドウ球菌などの増殖も防ぐ効果もあります。

また,柿渋に含まれるタンニンには,シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質である “ホルムアルデヒド” を吸着しその発生を抑制する効果もあると言われています。

そんな優れものの『柿渋』ですが,我が家的には主に次のことを主眼として,利用することにしたのでした。

今回の柿渋の利用は,窓周辺の木材の防水と防腐を目的としてものですが,柿渋の利用の決め手はその効果の度合いではありませんでした。

あおばにはアトピー性皮膚炎の症状があり,それに伴いアレルギー体質でもあるため,防水や防腐効果以上に,《子供の体調に変調をきたさない点》を重んじたのでした。

アトピー性皮膚炎やアレルギー体質で化学物質に過敏なタイプのお子さんがいる家庭では,防虫・防腐・防水・抗菌・消臭などの効果を目的とする木材の塗装には,天然素材のみで作られている『柿渋』がオススメです。

柿渋の防虫効果は田舎暮らしにもオススメ!

さて,我が家の場合は子供がアトピーっ子・アレルギーっ子という事情があるので,柿渋の利用目的として “有害な化学物質を含まない” という点を重視していました。

ですが,それ以外の点においても,柿渋の効果は “田舎暮らし” をする当たってはオススメの点があります。

それは,先でも案内をした《防虫効果》。

この点は,実際に田舎暮らしをしたことがないと “今一つ” ピンとこない点かと思います。

防虫といっても,蚊とかハエとかを防ぐことは主な目的ではありません。

田舎暮らしをしていての虫に最も悩まされる点,それは実は《越冬目的》で家に侵入してくる虫なのです

現在我が家が住んでいる家も,自分たちが住む前の数年間は空き家になっていたので‥ 引っ越して最初にしたことは,窓枠にビッシリと巣くっていた《越冬目的》の虫たちの始末でした。

具体的には,大量のテントウムシとカメムシが何百匹単位で住んでいました(苦笑)。

そうした状況や虫の種類は,住む地域により違いはあると思いますが,沖縄などの南国ではない限り,《越冬目的の虫問題》は,田舎暮らしには付いて回ってくる問題だと思います。

その点でも,《防虫効果》のある柿渋は田舎暮らしにオススメ です。

柿渋の防菌効果でコロナの無害化の期待も?!

コロナ禍の現在,柿渋の効果としては,その抗菌性にも注目が集まっています。

柿渋の高い抗菌性の秘密は,“柿渋タンニン” にあります。

そのタンニン成分に高い抗菌作用があるため,柿渋には抗菌効果があるのです。

そして,その柿に含まれるタンニン成分は,発酵・熟成により更に効力を増しているからこそ,“柿渋には高い抗菌効果がある” となっているのだと。

そのように元々,木材腐食菌・大腸菌・白癬菌(水虫)・ブドウ球菌などの増殖も防ぐ効果があることを知られていた柿渋。

今,更に注目を浴びているのは,何と言っても新型コロナを無害化する効果が期待されている点にあります。

先に《ウィキペディア(Wikipedia)》から抜粋・引用した該当箇所を再掲載します。

~中略~
2020年10月,ヒトの口腔内を模した環境下での試験管内試験で,新型コロナウイルスを不活性化する効果があったと報告された。

なお,この試験は奈良県立医大において行われた試験とのことで,信頼性の高い情報として話題になりました。

その詳しい内容は, こちらより確認いただけます。
柿渋にコロナ不活化させる効果,奈良県立医大が確認…カギは濃度とウイルスとの接触時間

柿渋だからこそ!アトピーっ子も副作用の不安なしでプチリノベを楽しむことができました

そんな様々な効果がある・見込まれる『柿渋』。

繰り返しにはなりますが,ウチのあおばはアトピーっ子なため,防腐効果や抗菌効果あるものであっても,その成分に化学物質が含まれるモノであったら,アレルギー反応などの副作用の恐れがあるため使用を避けるようにしています。

ですので,もし化学物質を含む溶液を使うのであれば,次のような使い方となってと思います。

あおばと一緒に作業をしないことはもちろん,不在の時に作業をし,その後に十分に喚起をしておく。

そのような形でなく,主にあおば本人が木材に塗装する作業をすることができたのは,『柿渋』であったからこそ。

そのようなわけで本日,家族でちょっとしたプチ・リノベーションを一緒に楽しむことができたのは,木材塗装に選んだモノが『柿渋』であったからこそなのでした。

ちなみに冒頭でも簡単にふえましたが,あおばが柿渋での木材塗装を積極的に手伝ってくれた理由は,“ハケを使いたかったから” でした。

その理由はおそらく,昨日,学校販売で購入した書道セットを持って帰ってきたことと関係が。

昨日,あおばは,その書道セットにある “太筆” をシゲシゲと眺めていたのでした。

あおば
早く使ってみたいなぁ~

という感じで。

ハケは,その気持ちの代用するモノとして「ピッタリ!」と映ったのでしょうね,あおばの目には。

おかげさまで,僕とママはとても助かりました(笑)。

ご苦労様でした。あおば。

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