子供の自然体験教室『川での生き物探し』に一緒に参加しました

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本日,2021年07月17日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【子供が主役の自然体験教室「川での生き物探し」】について。

本日は,あおば(ウチの小3の子供)が前々から楽しみにしていた《自然体験教室》に参加しました。

今回の《自然体験教室》のテーマは,『川での生き物探し』

途中からは,親の僕も川に入って一緒に川遊びを楽しみました。

子供が主役の自然体験教室

今回,あおばが参加した《自然体験教室》は,基本的に 子供が主役 の教室です。

《子供が主役》の意味は,教室運営者側や親が子供に何かしらを教えたりするのではなく,何をするかについては子供たち自身が決めて行動するよう任せている・促している点や,運営者や親は環境を整える黒子的な役割に徹している&その役割を求められているという点からもうかがえます。

そうした主旨の元の教室ということを分かっていたので,実際に参加してみるまでは親は一緒に参加ができるとは思っていませんでした。

なので,僕もママも川に入ることができる格好をしてはいませんでした。

で,その点については後で少々泣きをみる目に会ってしまいました(苦笑)。

父母の参加状況について

主役の子供達は,1年生~6年生まで幅広い年齢層の子供達が20名程参加していました。
親御さんの中には送迎だけの方々も結構いましたが,送迎のみの親御さんの場合はほぼ,参加しているお子さんの学年・年齢が高いようでした。

集合場所から現地の川まで来て,一緒に川遊びを楽しんだ親御さん達も6~7組程いたのですが,その中で,「父母共々」というパターンは我が家だけでした。

後は,お父さんかお母さんのどちらか1人のみの参加。

こうしてみると,あおばが一人っ子で,一人っ子というのは《親からの愛情をタップリと受けて育つ》と言われていることが,「なるほど,やはりそうなのだな」と,客観的な事実として改めて実感されました。

そんな中,ママは最後まで川辺であおばの様子をず~っと見ながら,時折りスマホで写真を撮ったりしていました。

で,僕はというと‥ 川に入る準備など全くしていなかったのですが=普段着のジーパン&スニーカースタイルだったのですが,結局そのまま川に入ってしまいました。

で,後でちょっと泣きをみました(笑)。

といっても,本日はとても夏らしい日差しの強い日だったので,軽傷でしたが。

天候について

本日はとてもいい天気で夏らしい暑い日となってくれました。

そのおかげで,子供達はほぼ全員川から上がることもなく約2時間ずっと川の中や中州で過ごしていました。

教室主催者側で,途中体が冷えて寒くなった子供が出てきた場合を想定して,予め「ポットにお湯」も用意してくれていましたが,そのお湯を取った子は1人か2人程度だったようです。

夏に川遊びをするのには,バッチリな天気となり幸運でした。

自然体験教室での《川遊び》は教室ならではの工夫が随所に

そのような感じで,予め「ポットに入ったお湯」が用意されていたりと,《子供の主体性に任せる》スタイルの教室ではあっても,環境面の準場はシッカリと整えられていて,とても安心ができる内容でした。

その点は,「自然体験教室を専門に運営しているプロは違うな!」と感心させられました。

具体的には, 次のような点になります。

  1. 事前に草刈りをして川へ降りる道が作られていた点
  2. 川遊びする場所の選定について
  3. 川へ安全に入るための装備の充実度

1)の点は,2)の点とセットになっていて,その場所を選んだからこそ,そこへ安全に降りていく道もキチンと整えられていました。

2)の点に関しては,実際に捕まえることができた《生き物》達の種類も数もかなり多かったことからも,川遊びをした場所がよく吟味された上で選ばれた場所であったことが感じ取れました。

川で生き物を取ることが初めての子供でも《成功体験》が十分できることを考慮しての場所選び が,されていることを感じました。

具体的には,灌漑用水を貯めるためのミニダム的な設備のある場所の直ぐ下流側が選ばれています。

そうした人の手が入った場所ならではの里山的な(?)環境を上手く利用していて,ミニダム設備の淵の水量が少し多い部分をプールのように利用したり,逆にその水が流れ出ていく水流の強い箇所を天然のウォータースライダーのように利用して遊べるようにしていました。

また,川の水の流れを堰き止めて水流・水量を調節している設備の直ぐ下流になるので,水の流れが全体的には緩やかになっています。

そのため,川辺には水草が繁茂している箇所が沢山あり,そうした場所に生息しているドジョウを簡単に網で掬い取ることができます。

川遊びをよくする人はご存知のとおり,他の素早く水の中を動き回る魚とは違って,ドジョウは柔らかな砂地的な場所に体を潜り込ませるような状態で潜んでいます。

ですので,砂・泥ごと掬い取るように網を持ち上げるとかなり簡単に捕まえることができるのです。

実際に採れた生き物たちは,以下のようなラインナップでした。

主にドジョウ,魚(ハゼかな?),カニ,エビ,ヤゴ,貝,水生昆虫(ガムシ?),アメンボも(笑)。

講師の先生は,50センチぐらいのマスも見つけたそうで,子供達の中にも1人か2人は一緒にその魚影を見た子もいたようでした。

なお,上掲の水生昆虫のガムシ?かと思われる虫はあおばが採りました。

また,ヤゴを採ったのは僕。

本日の教室中にヤゴが採れたのはたまたま僕だけだったこともあり,あおばからは次のような言葉がありました。

あおば
パパ,才能あるね!

一度にドジョウを4匹取ってことも含めて。

ということで,昔さんざん川で遊んだ経験がこんな形で生きて,親としての面目を保てる(?)ことができてよかったです(笑)。

次いで,3)の点で感心した点を。

川に入るのには重装備(?)で,水着を着た上にラッシュガードを着てから,ウエットスーツを着て,更にライフジャケットを付けるというフル装備状態でした。

さらに,実際に川に入る際には,シュノーケルを付けて手には網を持って。

シュノーケルのゴーグルには曇り止め剤も使用。

これだけの装備を個人で用意するのは,かなり大変なコト。

手間的にも,お財布的にも,「自然体験教室って大きなメリットがあるのだな」と強く感じた点でした。

ちなみに,その昔,海でシュノーケリングをしていた頃,シュノーケルゴーグルの曇り止め防止法については,誰かから唾(唾液)を付ける方法を教わった僕は長くその方法で対応していました。

当時は,まだネット上に細分化された情報がいくらでもあるという時代ではなかったので,シュノーケルゴーグルの曇り止め剤なんてものが世の中に「ある」ということを知りませんでしたし(苦笑)。

で,その話しをあおばにしたら,次のような反応を受けました。

あおば
え~ 汚い~ そのゴーグル使いたくない‥

現代っ子は,“ワイルドさ” という点では,ちょっと物足りない点もありますかね(笑)。

おわりに

最後に,子供自然体験教室『川での生き物探し』に参加しての感想をいくつか。

我が家的には,今回のように10人以上の子供達が参加する《自然体験教室》に参加したのは今回が初めてでした。

親の僕自身が子供の頃,川遊びとかの自然体験的なコトが日常的な遊びの1つだったためか,「わざわざお金を払ってするものなの?」という感覚がどこかにあったのも,正直なところだったので。

まぁ,それはそれで間違えというわけでもないかとは思いますが,仮に色々と準備をするのであれば,今回のような《自然体験教室》に参加することは「十分メリットがあるのだな!」とは感じました。

なにせ,僕の子供時代は,同じ川遊びといっても装備が軽装備でしたので。

僕の子供時代のいでたちは,以下のような感じでしたから(苦笑)。

ランニングシャツに半ズボンで足元はビーサン。
プラス手には虫取り用の網。

それが,今回の自然体験教室では全く異なる装いでしたので。

この違いはきっと,《量と質》の違いなのでしょう。

僕の子供時代は,軽装備だけどそれこそ「毎日のように」川遊びをしていた時期がありました。

1回当たりの成果は大したことはないのですが,その代わり何度も回数を重ねている内に,珍しい大物に巡り会ったりすることも稀にありました。

それこそ,ウナギを観たことさえありましたね。

一方,《自然体験教室》の教室参加は「質」で勝負。

回数を重ねることはないけど,1回当たりの成果はかなりのモノがあるので,《成功体験ができる確率が高い!》というメリットが「ある」 のだと。

ただし,その体験が与えられた体験・・・・・・・であったなら,それは本当の意味での《成功体験》にはなりません。

ですので,教室側に求める役割はあくまでも「環境を整えるところまで」と,考えるべきなのだと感じました。

本日参加した《自然体験教室》の運営者側さんは,その点を十分心得ていたように感じました。

僕自身,こうした《子供の自然体験教室》に参加するのは初めてだったので,当初は「あれれ・・ ただたんに放置しているだけ?」と思った部分もあったのですが,一通り一緒に最後まで参加してみたら,そのイメージは自然と無くなっていました。

「なるほど,これでいいんだな!」と。

大人が手取り足取りするのでなく,
子供達こそが主役なので,子供達自身が自然に感じる体験「そのもの」を重視しているのだな!

と。

そのためか,いい意味で,次のような光景が見られていました

子供同士で互いに積極的に交流をしたりはしていなかった。

時折り自然と輪ができて広がる時もあれば,個々がバラバラに活動している時間もあったが,2~3人の小グループごとで生き物探しをしている時間帯が多かったかと。

でも,そうした姿こそが「自然な姿」なのだと思います。

ウチのあおばも,そんな中でもちょっとした機会に何人かで集まっていたり,参加者の中にたまたまいた以前からの顔見知りの子と一緒に天然ウォータースライダー遊びをしたりもしていました。

でも,基本は1人で気の趣くままに,様々な所へと赴いては川の中を覗き込んで生き物を探していました。

特に印象的だったのは,次の2つの光景でした。

  1. ウエットスーツを着る際に戸惑っていた様子
  2. シュノーケルのゴーグル越しでも終始ニコニコしている様子が伝わってきた点

1)については,あおばの慎重な面がよく表れていました。

好奇心が旺盛で,何事にもハリキッテ取り組むタイプなのですが,まるっきりの「初!」というモノやコトに対しては,かなり慎重な面があります。

その点はきっと,あおばに食物アレルギーが色々とあることと関係しているのだと思います。

口にしていい食べ物かどうかを,「まず一度確かめてから食べなければならない」という習慣から学んだ「慎重さ」だと。

ウエットスーツを着るのは「初めて」のことだったので,あの独特な素材感や形体を含めて,ちょっと戸惑いを覚えてかなり慎重になっていたようでした。

2)の点についてはホント~にそんな感じで,ゴーグル越しだから表情そのものはハッキリとは分からないのですが,そんなマイナス点は全く関係なしに,とても「楽しく感じていること」が全身から伝わってくるのでした。

プレ夏休み(?)のこのタイミングで,早くも今夏のハイライトになってもおかしくないような楽しい体験ができて,よかったね!あおば。

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