【あ劇場©】へようこそ。
本日,2021年08月07日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【夏休み特別ワークショップ国産杉のスツールづくりに子供(小3)と参加!】です。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)とママと家族3人で,《夏休み特別ワークショップ国産杉のスツールづくり》に参加しました。
夏休みの土曜日のワークショップでしたが,参加者は我が家を含めて3組のみ。
我が家は地方移住して田舎生活をしているのですが,《田舎暮らし》らしい少人数さでした(笑)。
おかげさまで,講師の家具職人ご夫妻にとても丁寧にレクチャー&サポートをしていただけ,無事とてもステキなスツールが完成しました!
「夏休み特別ワークショップ=夏休みの体験教室」内容はスツールの組み立て作業
こちらの画像が,本日参加した《夏休み特別ワークショップ》で,あおばが作った「スツール」になります。
総務省が今月・8月4日に発表した内容によると「12年連続で人口が減っている」いまのご時世,地方の田舎町でも《まちおこし》の一環として様々な《ワークショップ》が開かれています。
今回のワークショップも,《まちおこし・地域おこし》的な教育活動の1つとして,地元近隣の木材である「国産杉」の良さにふれる体験を意図したイベントであるようでした。
そのような目的なので,参加者も「子供から大人まで」と幅広い年齢層を対象としていました。
ということで,DIYの技術向上的なワークショップではなく,「ものづくり体験」的には初心者向けのとても手軽な内容でした。
具体的には,既に寸法も揃えて切り出されている木材を,「組み立てるのみ」の体験教室でした。
「いま」は《夏休み真っ只中!》ということで,「子供の参加を想定」していたこともあるのだと思います。
とはいっても,実際の組み立て作業には,《インパクトタイプの電動ドライバー》を利用しましたので,小学3年生のあおばにとっては「生まれて初めて!」の体験となりました。
プラス,あおばの場合は,《インパクト》に限らず電動の工具自体が「初めてふれるモノ」でもあったので,本日のところは「おっかなびっくり」な部分が随所に感じ取れました。
その意味で,本日の経験はあおばにとって,とても「貴重な体験」となったと感じました。
ものづくりの「実体験」だからこそ感じられた点
ものづくりの実体験をしたからこそ,感じられた点としては次の点がありました。
節がある部分は,木の枝が生えていた部分。
この部分は,幹の他の部分と違って “柔らかく弱い” ため,ネジがシッカリと固定され難くなることが「ある」のでした。
そのため,この部分とネジ穴が被っていた場所にインパクト(=電動ドライバー)でネジを打ち込んでも,ネジが回転してしまって固定されない状態が起こってしまいました。
そんな時こそ!
「少人数」でのワークショップのありがたみが特に感じられました。
ちょっと苦戦していることに講師の方が直ぐに気がついてくれて,サポートをしていただきました。
具体的には,以下のような手順で。
- インパクトを逆回転にしてネジを抜く
- 抜いた後にネジ穴が既にゆるんでいた部分を補強するため,(ネジを差し込む側の木材の)ネジ穴に竹串を入れる
- 2)で入れた竹串の面を木材の面に合わせるため途中で折り,表面をヤスリ掛けしてデッパリを失くす
- 節のある木材側のネジ穴部分を慣らすために(おそらく),穴の周りをインパクトのネジ先で軽く削る
この1)~4)の工程を,講師の家具職人の方がしてくれた後に,あおばがもう一度トライすると,今後は見事にネジが固定されたのでした。
こうした工程は,実際にやってみないと「分からないこと」だと思います。
あおばの体験的には,そうした工程の過程を覚えるということにも意味はあると思いますが,そのことより「木材における節の意味」を感じ取ることができた点が《よかった》と感じました。
本日の「ワークショップ」の意味
《ワークショップ》の言葉は「いま」の時代,様々な機会・場所で目にすることが増えてきたと思います。
結構,色々な意味合いを込められる使い勝手のいい言葉の面がありますので(笑)。
当記事で取り上げました《夏休み特別ワークショップ》の「ワークショップ」の言葉には,以下の2つの意味が含まれていたと思います。
- ものづくりの体験教室
- まちおこし・地域おこしの教育的な催し
1)の意味に関しては,シンプルかつダイレクトに,あおばにとって「初めて」の体験になりました。
一方,2)の面に関しては,《国産杉の香り》をハッキリと感じて「意識」したという点で,本日のワークショップの狙いがバッチリハマったやり取りが実際にありました。
それはワークショップが終わってから完成したスツールを家に持ち帰った後の自宅での様子でした。
と言って,あおばは作ってきたばかりのスツールに頬ずりをしていました。
新築の家に住んだことなんか「ない」にもかかわらず(笑)。
といった冗談はさておき,「そうした香りのイメージを持った・持てた」ということ自体が,本日のワークショップの成功を意味しているのだと感じました。
また,あおばの情操教育的にも「とても良い体験」が出来たと。
なお,一般的な『ワークショップ』の意味については,こちらの『ウィキペディア』の引用内容を参照ください。
ワークショップは,学びや創造,問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において,ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に,参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっている。会場は公共ホールや,スタジオ,美術館やカルチャースクール,ビルの1室,学校の教室を利用するなど様々。
引用内容出典先:ワークショップ – Wikipedia
おわりに
本日参加した《夏休み特別ワークショップ国産杉のスツールづくり》の具体的な成果は,上掲の画像のとてもステキな『スツール』でした。
僕が補助をしながらも,あおばがほぼ独力で作り上げたスツールが1点。
それとは別に,ママが単独で作ったスツールがもう1点の計2点でした。
あおばは実際に「自分で作った!」ということもあり,手作り『スツール』を家に持ち帰るや直ぐに様々なお試しを。
例えば,自分のスツールとママが作ったスツールの2体を並べて,その上に寝転んでみたり,両方をひっくり返してその中に身体を入れ込むという「謎な行動(笑)」をしたりと,色々な座り方や使い方を模索していました。
また,体験学習的な面では次のような成果を感じました。
- 非認知能力の向上の側面
- 情操教育の側面
1)については,家具職人の方たちとのコミュニケーションや,実際の《ものづくり》の工程で感じた創意工夫などを通じて。
2)については,実際にあおばが感じて発した「新築の家の香りがする」という言葉より。
きっと,それらの体験が《生きる力》を養う土台作りの貴重な栄養源となってくれていると思います。
本人的には「謎な行動」を色々と取って「どう見て見て!面白いでしょう?」みたいな感じで得意気でしたが(笑)。
きっとその『オモシロ行動』も,そのうち何かの役に立つことでしょう,ね!(再笑)