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本日,2021年09月14日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【田舎暮らしの贅沢体験!小学3年生の子供が畑で自ら採ったミニトマトを独り占め(笑)】です。
本日もあおば(ウチの小3の子供)と,ここ最近一緒に楽しんでいる「外遊び」をしました。
その途中,家の近所に借りている畑に寄って「ミニトマトを6~7個ほど採取」。
家族で分けるかと思いきや,あまりの美味しさのためか?,全部「独り占め」してしまいました(笑)。
子供が「自分で採ったから」体験!が美味しさの1番の理由
こちらの画像は我が家の畑のミニトマトです。
我が家の畑といっても,近所に借りたちょっとしたスペースを利用しての《家庭菜園》ですが(笑)。
この畑の良さはなんといっても《家から徒歩1分!》ほどで行ける点。
ですので,《家庭菜園》といっても趣味として「ガッツリ気合い入っています!」的では全くありません。
プラス,そちらの畑から徒歩10分未満の所には農家さんがやっている “野菜の直売所” もあるので,「野菜を沢山作るぞ!採るぞ!」という気持ちもあまりありません。
ということで,「ゆる~く土とふれ合う」的な感じでやっています。
そんなお気楽《家庭菜園》なので,あおばにとってもある意味 “身近過ぎるぐらい身近” な存在となっています。
ですので,「いざ収穫!」といってもイベント感が特には「ない」ためか,今期についてはあおばが自ら畑で野菜を採取することも,これまでは「ほぼなかった」かと。
特に,ミニトマトについては “長期間に渡って取れ続ける野菜”であることを既に熟知しているので,「自分で採ろう」とあまり思わなったようです(苦笑)。
学校の畑でも作っていますしね(笑)。
でも,本日はちょっとしたキッカケがありました。
外遊びをしていたところ,我が家が借りているスペースのお隣で主にハーブを主体に畑を作っているご近所のお姉さんが,あおばに声を掛けてくれたのです。
と。
すると,あおばも
という感じで応じたようで,早速ミニトマトを自分で採っていたのでした。
そして,採取後家に着いてからの行動がいつもと違っていました。
家に着くや,直ぐにトマトをサッ~と洗って食べ始めました。
「おっ!珍しい!」と思っていたのもつかの間,気がついた時には全部を独り占めして「完食」していました(驚!)
途中,あおばのことを見ると,前歯にミニトマトの皮が付いていて歯が1本,金歯ならぬ「赤歯」となっていたりもしました(笑)。
そこまで,夢中になって「あっ!」という間に完食してしまった理由は「ただ1つ」だと思います。
それはやはり,
だと。
だからこそ,誰でも経験があるコトと思いますが,自分で採ったり自分で育てたり自分が何らかの関りを持った食材は,それを食べた時に自然と,他のモノより「美味しい」と感じられるのではないか と思います。
さて,いつもは畑からミニトマトを採取してくるのは大体ママで,たまに僕。
で,いつもはミニトマトがあっても,あおばが直ぐに口にすることはありません。
と声を掛けても,
という感じで,かる~く聞き流している場合が多いですかね(苦笑)。
ですが,前述のとおりで本日は様子が全く違っていました。
《自分で採ってきた》その「体験」が,トマトの味を一層引き立ててくれたようです。
無農薬・無肥料の自然農法だから
なお,トマトの味が「よい」のは,その「体験」がもたらす効果だけではありません。
あおば自身の「体験」抜きでも,元々美味しいのです,ウチの畑のミニトマトは。
なぜなら,無農薬・無肥料(化学肥料含む)の自然農法で育っている からです。
《家庭菜園》をされている方なら誰もが感じた経験があろうかと思います。
無農薬&化学肥料を与えずに育てた野菜たちは,たとえ減農薬であろうと農薬を浴びて育った野菜とは異なり,それらにはある妙なエグミが「ない」とても素直な味であることを。
プラス,有機なモノであれ肥料を与えられて育った野菜と比較すると,その野菜本来が持つ風味が「濃く」感じられるとも思います。
肥料を与えられて育った野菜は,人でいえば「メタボな感じ」なのかもしれません。
肉付きはよいのですが,どこか不健康な感じ(?)というのでしょうか。
本来の姿ではない感じが,その風味にも感じられるような,そんな気がします。
他方,自然農法で育った野菜たちはみな,本来の姿・形と風味を宿しています。
何も足したり引いたりしていない,「ありのまま」の自然な状態ですので。
田舎で子育てのメリットは色々な「体験」ができる点
そのような感じで,家の直ぐ側で気楽に《畑作業》ができる。
しかも,無農薬・無肥料の野菜作りが。
これが都会暮らしであったら,そうはいきません。
そもそも,家の近くに「畑を借りる」ということがまず「できない」と思います。
仮に借りることができたとしても,多くの人が利用している共同利用の畑では,誰かしらが除草剤などの農薬類を使用していることでしょう。
一方,それらのデメリットを避けるためにどこか「郊外」に畑を借りたとしたら,その畑と気軽にゆる~くお付き合いすることは難しいかと。
その場所に行くだけで数時間を要するような所に《畑》があったとしたら,その畑とよい意味で「ゆる~く」付き合うことは難しくなるのが「人情」というものだと思います。
でも,気持ち的にシャカリキになっていたら,「楽しむ」という気持ちのゆとり・余裕がどうしても希薄になってしまうかと思います。
他方,田舎で子育てをしていれば《畑作業》に限らず,自然に関わる様々な「体験」を気軽に味わうことができます。
理由はいたってシンプルで,直ぐ側に 多様な自然環境が「ある」 からです。
そして逆に「いまや」,以前なら都市部でしか味わえなかった参加体験型の施設やイベントは,田舎でも味わえる・アクセスすることがかなり「可能」となってきています。
ライブやコンサートなどは,リアルな体験と比較すればその味わいは正直かなり劣りますが,それでも「いま」やオンラインで参加できるそれらのイベントなどは確実に増えてきています。
そう考えますと,田舎で子育てするデメリットというのは,もはやほぼ「ない」と言っても過言でないように感じます。
おわりに
本日,あおばは「田舎暮らしなのではの贅沢さ」をたっぷりと味わう体験ができました。
その結果として,美味しいミニトマトを「独り占め」するという暴挙(笑)で,インパクトを与えてくれました。
ですが,あの美味しさを味わえば,その行動を理解することができます。
それだけ,自分で採った野菜は美味しいです。
しかも,無農薬・無肥料の野菜であれば,なおさらです。
そうした贅沢を子共に気軽に味わせてあげられるのが,《田舎暮らし子育て》のとても「よい点」だと感じます。
でも,次からは採れた野菜を「独り占め」することはできればやめようね,あおば(笑)