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本日、2021年10月13日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【「社会はつまらなくて苦手」は関心次第?!小学3年生の子供の「面白かった!」発言より】です。
本日は、あおば(ウチの小3の子供)が珍しく自分から、
と、「小学校の授業」の話しをしてくれました。
夕食の席でその話しをしてくれたあおばは、途中から食卓を離れて「社会の教科書」を持ってきてまでして、その内容を語ってくれました。
その姿を見ていて、どんな科目でも関心を持てば「面白く感じるのだな」と思うと同時に、小学3年生の社会の教科書の内容の高度さにも、改めて驚きを感じたのでした。
これは確かに、淡々と教わったら「つまらない」と感じて苦手意識を持つようになるパターンもあるな‥ と。
小3の我が子が「面白いかった!」と感じた授業と教科書の内容
上掲画像は、ウチの小学3年生の子供のあおばが、通っている小学校で使っている《社会》の教科書です。
小学生の子供を持つ親御さんならご存知のとおりで、《社会》は小3で始まる学科。
ですので、上掲の《社会の教科書》は初めての社会の教科書となります。
この『教育出版』社の《社会の教科書》には、とてもユニークな点がありましたので、その点については後ほど改めてふれてみたいと思います。
本日、あおばが「面白かった!」と感じた授業の内容は《農家の仕事》に関する内容で、それもズバリ!「堆肥」に関する内容でした。
書店へ行くと子供向けのコーナーには『うんこドリル』のシリーズがところ狭しと並んでいる光景をよく見ますが、幼児~小学生の子供たちって本当に「うんこネタ」が好きですね(苦笑)。
授業で、農家の人の大事な仕事の1つとして「堆肥作り」の話しがあったそうです。
ご存知の方も多いかと思いますが、「堆肥」とは田畑の土・土壌を豊かにするために、腐葉土や家畜の糞(=うんこ)を混ぜて発酵させて作る有機肥料のことです。
子供たちの「ツボ」ポイントは、“家畜の糞尿を混ぜて作る”という点だと。
そしてその際の先生の昔話が面白かったそうです。
いまでは大好きですけど!
と、ユニークな話しをしてくれたそうです(笑)。
ちなみに、ナスは大きく育てるためには肥料が沢山必要な野菜の代表格なので、ナスの名前が挙がったのだと思います。
この話しは小3&小4生のハートを「グッ」と掴んだようで、その後様々な質問が飛び交っていたそうです。
例えば、「何の糞が入っているんですか?」とか(笑)。
こうしてとても印象的な話しがあり、クラス全体が「スゴク活気づく」ような授業を体験したら、その学科を「楽しい!」と好きになる子が増えるのではないでしょうか。
とても楽しそうに話しているあおばの表情と、その話しの内容から伝わってくるクラスメイトの子達が大いに盛り上がっている様子を想像するに、次のように感じたのでした 。
逆もしかりで、との科目であれ「退屈‥」と感じれば「苦手意識」へとつながっていってします。
要は、子供たちが「関心を示すよう」に、先生や親などの周囲の大人たちが、子供たちに「面白い」と感じてもらえるよう努力をする必要が「ある!」
。その点こそが、『ポイント』であると。
ちなみに、あおばが通っている小学校は「田舎の小規模な学校」なので、クラスが複式学級となっていて小3生と小4生が科目によっては同じ授業を一緒に受けています。
小3の社会の教科書の面白い仕掛け
前述のように、あおばの小学校での本日の社会の授業は、《農家の仕事》についての内容でした。
実はこの点が、先でもふれた『教育出版』社の《社会の教科書》のとてもユニークな点です。
その点については、直ぐ上の画像を確認してもらえればお分かりいただけるかと。
そうなのです。
この教科書のユニークな点は、 せんたく という項目がある点にあります。
具体的には、 こちらの選択肢。
- 工場ではたらく人と仕事
- 農家の仕事
この点は、各学校のおかれている地域状況によって「せんたく」して授業が行われるように設計されているようです。
確かに、工業地帯があるような都市部では(1)の仕事はなじみ深くても、(2)の仕事に対する具体的なイメージが頭に浮かぶことはないと思います。
逆に、我が家がある「田舎」においては(2)の産業こそが主要産業であり、(1)に関してはなじみが薄いモノになります。
そのようなわけで、あおばの小学校においては必然的に(2)について学ぶことが、学校サイドによって予め決められていました。
学科として初めて《社会科》を学び始める小学3年生の子供たちにとって、上掲リストの(1)と(2)点の違いはとても大きなポイントになる筈です。
子供たちにとっては「身近な体験・経験」こそが、その関心度にとても影響を与える要素であると思います。
ですので、学習する内容が「身近な体験・経験」とリンクするかどうか?という問題はとても重要な問題で「ある」と感じます。
そのポイントに対応するために、 せんたく という仕組みが活用されていることにはとても感心したのでした。