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本日の晩婚パパの育児実録の演題は【一人っ子は子供の言葉の発育上「最も有利」故にマイペースに育つ?!】です。
本日は月曜日。ウチの小学3年生の子供の「あおば」の《習い事》が週に1回、「1日2つの掛け持ち状態」となる日でした。
ですが、本人的には、複数している《習い事》のうち好きな習い事の1番目と2番目の「両方ができる日」として “お気に入りのスケジュールの日” となっています。
一方、親の僕としては「子供の言葉や話しを聞きたいのに聞けない日」的に感じる曜日となっています(苦笑)。
その理由は主に、次の2点です。
- 1つは時間がないから
- 1つは特に話したがらないから
(1)の点は、習い事の掛け持ちで帰宅時間が遅くなるからという当たり前の話しです。
問題というか、「贅沢な悩みなのかな?」と感じるのは(2)の点。
この点にはどうも、一人っ子ならではの「恵まれているからこそ欲しない」という “ないものねだり” の「逆現象(?)」がみられているように感じるのでした。
一人っ子は親の愛情を独り占め!故に常に満足状態?!
当たり前のことではありますが、一人っ子は親の愛情を「たっぷり」独り占めの状態 です。
1人だけなので、「独り占め」というのは少し違うかもしれませんが(笑)。
他方、兄弟姉妹が多い子供の場合は、親からの愛情の “取り合い” が必然的に生じます。
その結果、「ママ聞いて!」「パパ見て!」というアピール合戦が行われることがシバシバあるかと。
一方、一人っ子の場合はそのシチュエーションが逆になる感じですらあります。
子供に対して、母親と父親の両方が「こっちを見て!」というようなことが(苦笑)。
そのことは、子供本人にとっては「とても恵まれた状態」であるコトは間違いないことだと思います。
一昔・二昔前には、
という意見もよく耳にしていたように思います。
ですが、それは親が子供にあまり手を掛けていなかった「旧い時代」の話し。
特に、「父親」がそうだった時代の話しかと。
逆に「いま」は、子育て・育児に両親ともが「熱心」なのが当たり前の時代と言って過言ではない時代。
この時代においては、1っ子こそ! 最も恵まれている存在であるかと思います。
そして、満ち足りているからこそ、必要以上に「欲したりもしない」という贅沢な状態になっているケースも多いのではないでしょうか。
親バカ的ではありますが‥ ウチの子供の場合は「そのケース」だと感じるのでした(苦笑)。
また、一昔・二昔前の「親が不勉強な時代」の場合は、そのようなケースが歪な「過保護」という形になってしまうことも結構な頻度であったかとは思います。
しかしながら、現代の教育熱心な親であれば、「過保護」もまたダメであることは、多くの人が理解している点であるのではないでしょうか。
一人っ子のメリットは親からの「言葉のシャワー」をたっぷり浴びて育つこと
一人っ子は親からの愛情を独占して育つ。
そのことが意味するのは、「親からの「言葉のシャワー」をたっぷり浴びて育つこと」でもあるはずです。
近年、その大きなメリットが次々と明らかになってきています。
以下、その点で「参考」になる情報がネットにありましたので、紹介および引用を。
引用内容出典先:最新の研究で判明「言葉の発達が2倍早い子の親は何が違うのか」
~前略~ 子供の言葉の発達は、定型発達児の場合、男女差でも遺伝でもなく、生後まもなくから親がどのくらい(量)、かつ、どんな風に(質)はなしかけていたか、が最も重要になるのです。
~前略~ 子供の能力を高めたい、という思いで子育てをするときに大事なことの一つは、たくさんのお稽古事やお教室にかよわせることも大事ですが、赤ちゃんの頃から、どれだけの量をどんな風にはなしかけてあげたのか、も非常に重要になってくるということです。
兄弟・姉妹の年の差がスゴク離れているならともかく、近い場合は近いほど、人数が多ければ多いほど、子供の言葉の発達に必要な「親からの言葉の語りかけの量も質も」相対的に少なくなってしまうことは「否めない事実」なのではないでしょうか。
であるからこそ、一人っ子には「とてもメリット」がある はずです。
一人っ子は、親からの言葉をそれこそ「独り占め」できるのですから。
その状態は、「親から「言葉のシャワー」を浴びて発育していく」とも云えるのではないでしょうか。
おわりに-贅沢さの反動は親の方へ?!
そして、たっぷりの愛情を常に受けているからこそ、一人っ子は「マイペース」なタイプ になるのではないでしょうか。
兄弟・姉妹がいる=ライバルがいる場合は、どうしても「ガツガツ」となる面がでてくると思います。
実際に、色々なモノやコトを取り合う状況にならざるを得ないので(苦笑)。
一方、一人っ子にはその状況は「ない」ので、いつも安心して「マイペース」でいられますから。
ということで、一人っ子は常に精神的に「ゆとり」がある状態でもあるので逆に、飢餓感は希薄だと思います。
「もっとこっちを見て!」とか「話しを聞いて!」とかいう類の飢餓感は。
そういう背景があるので、親のこちらからすると「もっと話しを聞きたいな~」と感じることがあっても、当の本人としては、
という気持ちになるのでしょう、きっと。
でも‥ 日々、育児日記を書いている立場からすると、「もう少し詳しく話してくれないかな~」と思うコトがシバシバあるのでした、正直なところは。
なんて、ちょっとボヤいたりもしましたが(苦笑)、こうして考えてみたところ、ガツガツしていないのは「満たされているからこそ」と改めて感じることができたのでした。
そして、それは子供にとってとても幸せなことなのではないかとも。
きっとそうだよね、あおば。