片付けしない子供も自然と変わる?小学校での団体教育からの学び?

【あ劇場©】へようこそ。
本日、2021年01月14日の晩婚パパの育児日記の主な演目は以下です。

小学校の掃除習慣の好影響?子供に片付けをやる気の兆候が?!

お正月が過ぎて、習い事や小学校の新学期も始まり普段の日常が戻ってくると、あおばの気持ちにも変化が感じ取れるようになってきました。

冬休み・お正月休み中は、なんとなく開放感を味わっているような雰囲気があったのですが、習い事や小学校の授業などが始まってくると少しばかりシャキッとした感じが漂いだしたような気が。

子供ながらにも「やることはやらなきゃ!」と思っているのでしょうか?
それとも、僕の考え過ぎなのかなぁ?

実際のあおばの気持ち・心理は不明ですが、その行動や様子をみていると、ちょっとした変化が現れているように感じます。

本日の具体的な出来事は、お風呂の掃除&片付け でした。

なにせ、当人から

あおば
後でお風呂入ったらきっと気持ちいいよ!
綺麗に掃除と片付けをしておいたからね~

との言葉もありましたので。

その声のトーンのニュアンスには、「お手伝いをしたよ~」とのアピール感は感じられませんでした。

その声には、掃除と片付けをして気分がスッキリとした“爽快感” が漂っていて、その気持ちをとても自然に共有しようとしていたように、感じられました。

あおばからの言葉を受けて僕は、

晩婚あおばパパ
そうかぁ~ ありがとう! 後でお風呂入るのが楽しみだなぁ~

と返事を返しながら次のように思っていました。

「そういえば、いつもより随分長くお風呂に入っていたよなぁ」と(笑)。

後で実際にお風呂に入ると、排水口の蓋が開けられていて、その中の髪の毛などを絡め取るパーツ部分が、とても綺麗に掃除されていました。

シャンプー類が置いてある棚も綺麗に片付けがされていましたし。

「お~! エライな~」と、感心しました。

普段のおもちゃや本などの片付けない状況は・・

でも、その一方、普段の生活の中での片付けは、まだまだ自分ではほとんどしていません。

遊んだモノやおもちゃ類については特にかなぁ?

いや、着ていた服もほぼ脱ぎっぱなしだなぁ。

大好きな本でも、読みっぱなしで放置していることが多いなぁ・・

よく、読んだところまでの状態で本を逆さまにひっくり返して、ソファーにうっちゃっておいているよなぁ。

あれ?! 結局、全部だなぁ(苦笑)。

小学校の掃除時間・掃除習慣を「楽しい」と感じる心理が片付けをやる気に?!

まぁ、とにかく、少しずつでも、片付けに対する意識が芽生え始めてきているのは、とてもいいこと!

その辺りのことを、ママにも確認してみました。

ママ曰く、

あおばママ
学校の掃除の時間も好きみたいよ

とのこと。

なるほど! どうやら地方移住をして小規模・少人数の小学校に通っている効果が、こうした思わぬ面にも好影響を与えてくれているようです

あおばが通っている小学校は、全校生徒を合わせても50人にも満たない小規模な学校。

なので、掃除の時間はクラス単位や学年単位ではなく、複数の学年の混合編成で掃除の班組が行われています。

小学校1年生から6年生まで、様々な年齢の子供が同じ班で掃除を担当。

その様々な年齢構成、中でも高学年の子供達と一緒に行動することが、あおばにとってはとても刺激となっているようです。

その刺激が、「楽しい!」という気持ちにつながっているのでしょう、きっと。

後、音楽・歌も大好きなので、掃除の時間に “音楽が流れる” こともきっと、良い影響を与えてくれているのだと思います。

想像するに、「楽しい!」という気持ちが、「キレイって気持ちがいい!」という気持ちにつながり、その気持ちが普段の生活の中ではまず、《お風呂の掃除&片付け》という部分に現れてきたのかと思います。

考えてみると、《1人でお風呂に入っている時間》というのは、家の中で “独りっきり” になる・なれる希少な時間

そうした 《独りの時間》というものが、成長や変化を促すユリカゴの役目を担っているのではないでしょうか

「可愛い子には旅をさせよ」との格言には、そうした意味がこめられているようにも感じました。

まだまだ、1人で旅をさせる気は全くありませんけど(笑)。

社会(仕事)と学校の類似性と家庭との違い

ウチの子供・あおばに、片付けをやる気が芽生えてきたのは、小学校での掃除時間の団体活動・教育がもたらしてくれる刺激が良い影響となっているのではないか。

この問いはそのまま、一般社会での仕事においても、置き換えが可能なように感じられます。

ある団体・組織の中で、守られているだけでは自立心は芽生え難い。

守れている安心感というものはとても居心地の良いものだけど、そこに安住し切ってしまっているだけだと、自立心は育ち難い。

新入社員が、仕事での挑戦を先輩や上司に見守られサポートを受けながら、覚え成長していく姿と、子供の成長の姿には、とても似ている部分があると思います。

サポートがない会社・組織にいる新人はまず、失敗を恐れたり何処から手を付けていいのか分からず、安心してチャレンジ・挑戦をすることができないでしょう。

大人・成人ですら、新人の時はサポートがあってこそ、挑戦ができるもの。

サポートがないとある意味、1歩を踏み出すことすら難しい。

一方、周囲からのサポートに頼り過ぎていれば、自立・独り立ちすることもままならない。

しっかりとしたサポート体制があり、それに甘え過ぎない自立心もある。

その両輪がバランスよく働くことにより、人は成長していけるもの。

子供の場合は特に、まずしっかりとした親からのサポートが必要。

その安心感があるからこそ、色々なことに安心してチャレンジ・挑戦をすることが出来るようになるのだと思います。

そして、子供の場合は、家族・親が《いつでも安心して帰れる場所》として在ることが、とても大切なのだと思います

その基盤を信じることができ、何かあった時には必ず守ってくれる者・家族がいる。

そう思えるからこそ、帰還場所の家以外の場所において、何かにチャレンジ・挑戦をすることができるのではないかと思います。

ですので、家・家庭・家族はサポート機能面に特化したほうが実は、子供は心から安心をして、家の外の世界でのチャレンジをすることができるのではないかと感じます

そして、家の外の世界でしてきた冒険を、何らかの形で今度は、サポートをしてくれる者たちへと(自分達親達に)還元してくれるようになるのではないかと感じます。

子供の片付けのやる気を誘発するコツは「気長にゆっくり」?

あおばが、お風呂の掃除・片付けをしてくれるようになったのは何も今日が初めてではありません。

1人でお風呂に入るようになり始めてから、少しずつ少しずつ、そうした姿を徐々にみせてくれるようになってきていました。

本日は、そのことを本人がハッキリと僕に伝えてくれたから、育児日記のテーマがこのネタになっただけ。

これからもゆっくりと、温かい気持ちでもって、成長を見守っていきたいと思います。

そういえば、ドラえもんの旅行ゲームで使うお金で少額のお札が貯まってくるとしきりに

あおば
この1,000ドラ札5枚を、5,000ドラ札に両替して!

と言ってくるのも、片付け意識の高まりなのかなぁ?

いや、それは違うかなぁ(笑)。

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