習い事の体育教室も新学期?!新メンバーが加わり体験レッスン参加者も

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本日、2021年04月05日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【体育教室の新年度初回の模様】です。

本日は月曜日。あおば(ウチの子供)が参加している習い事の『体育教室』がある日です。

こちらの体育教室は基本的に毎月4回開催なので、月曜日が5回あった先月・3月の最終週の月曜日はお休みとなりました。

というわけで1週の休みを挟んでの今回は、あおばの通う小学校に少しだけ先んじて、体育教室が新年度・新学期を迎えたのでした。

新年度で体育教室には新入生も!後輩の存在は子供にとっても良い刺激?!

あおばが通っている体育教室は、小学生のみが対象となっています。

ですので、新年度の初回となる本日は、小学校の卒業に伴い体育教室からも巣立っていった元メンバーの不在も感じたそうです。

一方、先月に体験レッスンに参加していた2名が、本日より正式に参加することにもなったそうです。

加えて、本日は新規に体験レッスンに参加した子たちがまた2名いたそうで、その子たちも含めると本日は総生徒数が13名となったとのことでした。

4月という卒入学が関わる月で、卒業していった子も入れば新しく参加する子もいて、また新しく参加してみようかな?と検討している子たちもいる状況であった本日。

もし、本日の体験レッスンに参加した2名も後日正式に加入となれば、今期は昨期よりメンバー数が増える状況となります。

ウチのあおばも、昨年の12月から参加したばかりですので、実際にはまだまだ新参者ではあります。

ですが、そんなあおばにも早々と、“体育教室での後輩” が一気に、2~4名も出来そうな状況になっているそう。

「春」とはそういう季節なのですね。

一足早く春の訪れの前に体育教室に参加していたあおば的には、僅か3ヵ月足らずで少なくとも2名の後輩が出来ることは確実な状況。

何事でもそうですが、自分が一番の新米である状況と、僅かな差であれ自分より新しく入る後輩的な存在(=自分がアドバイスを与えられる相手)がいる状況との間には、とても大きな違いがあるものです。

人というものは、他の人にアドバイスを与えられるという「立場」に立つだけで、もうホントにそれだけ・・・・で、自然と能力が一段ステップアップしてしまう面があると思います。

人材教育の施策として、入社2年目のメンバーを《メンター》として新入社員に付けるのも、そうした効果を狙ってのこと。

“後輩”ができるということで、体育教室という場においてのあおばのメンタリティーにどんな変化が現れるのか?

昨春、新2年生となった時に、新1年生の存在により「グッ」と意識が成長したのを感じたようなことが今回もあるのか。

体育教室においては、意識(メンタル)の面だけでなく、そうした刺激が運動能力(アビリティ)の面に対しても何らかのプラスの効果をもたらすのか。

(もたらしたとしても、それを親の自分が間接的に感じることができるのかは不明ですけど‥)

楽しみにしたいと思います。

体育教室の様子

新メンバーが加わったことや体験レッスンの受講者が参加していたこととは、直接的には関係はないと思いますが、本日もこれまでにやったことがなかった “新しい運動” がいくつか取り入れられていたそうです。

具体的には、次のような道具を用いたものだったそうです。

  1. 色違いのマーカーを用いての競技的な運動
  2. 組み立て式のパーツを使って作られた見本のモデルがあり、そのモデル品をみて同じ部品を集めて同じ形になるよう組み立てる競技的な運動

1)も2)も共に、道具を用いてその道具をどのように使いこなすか?といった頭脳ゲーム的に頭を使う側面と、マーカーや部品を集めるために繰り返しダッシュをするといった運動の側面を、上手に融合させている点がとてもユニークです。

(この点に関しては、あくまでも推測なのですが‥)頭を使う側面と身体を使う側面を巧みにコーディネーションしたこうしたトレーニングには、運動能力をアップするためのいわゆるコーディネーショントレーニングとは別の意図での、“コーディネーション性” が含まれているのだと思います。

ちょっと古いネタになりますが‥ 2014年放送のNHKスペシャル『人体 ミクロの大冒険』で紹介された《ハーモニープロジェクト》の件を思い出しました。

ハーモニー・プロジェクトとは

《ハーモニープロジェクト》とは、アメリカ・ロサンゼルスで行われている10歳前後の子供たちに “楽器を教える” プロジェクトのこと。

このプロジェクトの具体的な成果としては、以下のような結果が挙げられています。

プロジェクトに参加している子供たちの住む地域は、ロサンゼルスの中でも最も犯罪率の高い地域で半数以上の子供が高校を卒業できない地区。

そのような環境の中、ハーモニープロジェクトに参加している子供たちの大半は大学進学をしており、直近6年間ではその進学率は96%にもなる。

ハーモニープロジェクトで“楽器を習う”ことがなぜ、進学率によい影響を与えるのか?
その理由は、脳の神経画像に捉えられているそう。

楽器を習った子供の脳の写真を見ると、神経細胞1本1本の太さが変化をしている。この太さの変化が学ぶ力を支えている、とのこと。

神経細胞を太くしたものの正体は脂肪を厚くする《ミエリン化》という現象。

脂肪が巻き付くと脳内を行き交う電気信号はその部分をジャンプするため、脳内の情報伝達が高速化される。

楽器を弾くときには聴覚・視覚・運動と脳の様々な箇所を同時に使う必要がありますが、これらの離れ離れの場所にある神経細胞が調和して働くためには、信号を素早くやり取りすることが重要となり、その素早いやり取りを可能にする要因こそが《ミエリン化》。

楽器を弾く努力を重ねたことにより、脳内ネットワークが《ミエリン化》により強度増・高速化された結果として、学習能力のアップにもつながる。

そのことを実証したプロジェクトとして注目を集めているのが、ハーモニープロジェクトなのです。

ということで、聴覚はあまり関係ないかも知れませんが‥ 視覚や思考系の部位と運動系の部位を同時に使う先に挙げたコーディネーション性のある運動は、ハーモニープロジェクトがもたらす《ミエリン化》と同様の効果も期待できるのではないかと、感じられました。

そうした様々な刺激が脳内で素早く融合されていたからか、本日も体育教室から帰って来たあおばからはお約束(笑)の言葉がありました。

あおば
(体育教室は)今日もスゴク楽しくて、100ミリ秒ぐらいで終わってしまったように感じちゃった~

と。

実際の時間は、約1時間半ほどなのですがね(笑)。

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