『子供のためのソルフェージュ』音楽教室の新しい教科書に始め方の大切さを感じて

【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの育児実録の演題は【『子供のためのソルフェージュ』音楽教室の新しい教科書に始め方の大切さを感じて】です。

本日は金曜日。あおば(我が家の小学3年生の子供)が通っている《歌とピアノの音楽教室》がある日です。

先週、先生が「次回以降、新しい教科書を使う予定です」と話されていた、その新しい教科書『子供のためのソルフェージュ』が、早速用意されていました。

『子供のためのソルフェージュ』音楽教室の新しい教科書のクレジット内容に驚き!

本日、あおばが音楽教室で使う新しい教材・教科書の『子供のためのソルフェージュ(音楽之友社刊)』を持って帰ってきました。

あおばの方からその新しい教科書の話しをしてくれたわけではなかったのですが、先週の記事でふれてその内容が気になっていたので、僕の方から話しを切り出しました。

そして、その本の現物をみせてもらって、その表紙デザインのクラシカルな加減にちょっと驚きを感じました。

晩婚あおばパパ
随分、シブイなぁ・・

と。

そこで、裏表紙側の本のクレジットデータを確認してみて二度ビックリ! となりました。

1954年9月30日 第1版発行
2020年4月30日 第169刷発行

初版が “1954年” というその年代の古さにも驚きましたが、その後、《定番中の定番の1冊》として長きに渡りずっと利用され続け、“169刷も版を重ねている” というその圧倒的な版数に驚きました。

169刷!

と。

ちょっと、お目にかかることのない刷数ですよね。

「歴史の重み」という言葉がこんなに似合う教科書も、なかなか「ない」のではないか?! と、感じるものがありました。

ソルフェージュとは

ということで、あまりにも「重み」を感じさせられたこともあり、敬意を込める意味も含めて、同書の冒頭より『ソルフェージュとは』の一節を引用させてもらいます。

ソルフェージュとは、メロディーに歌詞をつけないで、ドレミの音名で正しく歌うことを意味します。音楽の勉強の中で、いちばん基礎になるもので、声楽を勉強しようとする人ばかりでなく、ピアノ、ヴァイオリン、作曲などの勉強にとってもたいせつなものです。
音程やリズムを正しく歌う練習は、楽譜を読む力、正しい音楽表現の力をやしないます。なるべく幼少時からソルフェージュに親しむことがよいのです。

『子供のためのソルフェージュ』で学んだ子供の感想に更に驚きを!

さて、そんな音楽教育の古典ともういうべき『子供のためのソルフェージュ』

ほんの補足説明程度の日本語がちょこちょことある以外は(日本語が全くないページも結構あります)、ほぼ音符と休符と五線譜のみが描かれているだけのページが、延々と116ページも続いています。

楽典的なこと(=音楽教育)を学校の授業以外で習ったことがなかった僕としては、そんなページをパラパラっと捲ってみるだけで、「うわぁぁぁ なんか難しそうだなぁ~」と感じてしまいます(苦笑)。

そこで、あおばにもちょっと尋ねてみました。

晩婚あおばパパ
新しいソルフェージュの教科書、難しく感じなかった?

と。

すると、あおばは、

あおば
そんなことないよ。今日ちょっとやったところは四分音符と四分休符しか出てこないし、簡単だったよ!

と、元気な明るい声色での返答がありました。

その答えを聞いて、素直に「スゴイなぁ!」「そう感じるんだぁ!」と驚いてしまいました。

一方、自分はというと。

音符・楽譜に対しては、「苦手」という先入観が染みついてしまっている僕としては正直、“四分音符と四分休符しか使っていない” という視点すら持っていませんでした。

あおばに言われて改めてソルフェージュの教科書を見直してみると、確かにそのとおりでした。

大人というか、ある程度大きくなって時点で「苦手意識」を持ってしまっていると、もう音符・譜面をみただけで思考停止に近い状態になってしまっていることを、改めて自覚させられました。恥ずかしながら(激苦笑)。

やはり、そのような「苦手意識」を抱いてしまう前に=まだ “まっさらな状態” のうちに、習い事などで適切な教育を受けておくことの大切さを、あおばの反応・返答から強く感じさせられました

本日、改めてその大切なことを教えてくれたあおばに感謝をしたいと思います。

そして、その感謝の想いを、あおば本人のためにまた活かしていきたいと感じました。

あおばからのフィードバックを、あおば本人にまた再フィードバックして、教育・学習面での優れた循環環境を整えていければ と、想いを新たにする出来事のあった1日でした。
 

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