よっちょれ VS リレーで判明?子供の熱中症予防では全力運動を回避?!

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本日,2021年06月11日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【子供の熱中症予防】について。

本日は,あおば(ウチの小3の子供)の通う小学校で,運動会に向けての全校練習が数コマ(時間)ありました。

その具体的な内容は,リレーとよっちょれ(=よさこい)。

ここのところ全国的に気温が急上昇していることもあり,本日の全体練習中に熱中症のような症状で気分が悪くなる子も結構いたそうです。

そんな中,あおばは《よっちょれ》で活躍したそう。

それって,「超~」がつくほどのマイペース派だからかな?(笑)

よっちょれの模範演者に選ばれた子はマイペース派?

あおばは,《よっちょれ》を踊るのがとても気に入っていて,最近はウチの中でもショッチュウ自分で歌いながら踊っています。

その姿は,“上手くなりたいから練習をしている” という風ではなく,ただ単に “好きで楽しいから踊っている” ように映ります。

同じポーズを繰り返し反復している時もあるのですが,そういう場面でも同じで,“楽しい” からこそ繰り返し練習しているのであって,訓練とか鍛錬というニュアンスではありません。

とにかく「楽しそう&嬉しそう」に歌って踊っているその姿は,見ているこちらのほうまで幸せな気分にさせてくれるのです。

そして,「好きこそものの上手なれ」 なのでしょう,あおばの《よっちょれ》の腕はメキメキ上達しているようです。

その甲斐もあってか,本日は全校練習の中で《よっちょれ》の模範演者を先生が数名選び,選ばれた生徒が模範演技を披露する場面があったそうですが,その模範演者の中にあおばも選ばれたそうでした。

きっと,とても嬉しかったのではないかと思います。

また,その話しを聞いていた中で,気づいた点がありました。

《よっちょれ》の模範演者に選ばれた子達の名前は,あおばを含めいずれも,《マイペースタイプ》の子達だったのでした。

熱中症的な体調不良で保健室に行った子はリレーを頑張った子達?!

一方,熱中症的な症状による “体調不良” で保健室に行った子達の多くは,リレーを頑張っていた子達だったようです。

全校練習のスケジュールは,先にリレー,その後でよっちょれの順番だったそうです。

ですので,リレーの練習で頑張り過ぎてしまった子達がその後,全体授業の授業中や授業後に保健室で休むことになったそうです。

ということは‥

リレーを頑張った子達の気分が悪くなってなかったなら,よっちょれの模範演者にその子達が選ばれた可能性も十分ある?

と感じたりもしたのでした。

で,そのことをあおばにも尋ねてみると,予想とは違った返答がありました。

あおば
その可能性もなくはないけど,あまり関係ないと思うよ。
リレーを頑張った子達はわりと,よっちょれにはそれほど熱心じゃないから

と。

なるほど,やはりタイプがあるのですね。

あおばからその話しを聞いて,次のような構図が頭に浮かびました。

  1. リレーを頑張るタイプの子は競争心が強いタイプ。
    競争心が強ければ強いほどリレーは《全力での運動》となる
  2. よっちょれを頑張るタイプの子は競争心とは縁遠いタイプ。
    人と競うのではないのでかなり激しい運動であるよっちょれも《マイペースでの運動》となる

1)のタイプの子達が,急に気温が上がってきて身体がその状態にまだ慣れていない(=順応化していない)中で《全力での運動》を行ったことによって,熱中症的な症状を起こしてしまった。

一方,2)のタイプの子達は,本番ならともかくリレーの “練習” では,さほど競う意識がないので,全力を出し切ったりはしなかった。

同じく,よっちょれについても,2)のタイプの子達は人と競う意識はあまりなく,あくまでも自分の中でのよい演技を志向しているので,オーバーワーク的なまでの運動・踊りはしない。

その違いが,本日の全体練習の中で,熱中症的な症状を「起こす」 or 「起こさなかった」の違いに繋がったのだと思います。

全力運動は実は体によくない!?

意外なことに,トップアスリートと呼ばれる人達は実は,一般の人より《風邪を引きやすい》傾向があるそうです。

『アスリート 風邪ひきやすい』と,複数ワードでググってみますと,次のような 【強調スニペット】 での表示がされますので,引用します。

確かに適度な運動は免疫力をアップさせますが,激しい運動はかえって免疫力を低下させます。 なので,ハードなトレーニングをするアスリートは一般の人より免疫機能が低下しやすく,むしろ風邪を引きやすいんです。 強度の強い運動をした人は,しなかった人に比べて運動後に風邪にかかる率が2~6倍増加したという報告もあります。2020/02/14

引用内容出典先:練習を頑張る人ほど風邪を引きやすい?

ということは要するに,《全力での運動・強度の強い運動》というのは,健康にはむしろ《デメリット》となる,ということのようです。

熱中症の予防策・対策として一般的に,「《激しい運動》を避ける」ということは広くいわれている内容だとは思います。

ですが,ただ単に《激しい運動》という見方だけでは逆に,過度に運動を避け過ぎてしまうのかもしれません。

単に《激しい運動》というのであれば,《よっちょれ》も十分にその範疇に入ってくると思いますので。

よっちょれ VS リレーで判明?子供の熱中症予防では全力運動を回避?!|まとめ

本日は,あおばの小学校での運動会の全校練習で《よっちょれ》と《リレー》の練習が行われたことで,判明したある「事例」がありました。

具体的には, 次の「事実」。

リレーの練習で全力を出し過ぎた(競争心が強いタイプの?)子達が,熱中症的な症状を起こしてしまった

一方,元々リレーより《よっちょれ》を好むマイペースタイプの子達は,全体練習を終えても不調を感じることはなかった。

単に《激しい運動》という括りであれば,《リレー》も《よっちょれ》も当てはまります。

ですが,《全力を出し切ってしまう可能性のある運動》という条件を付け加えれば,《よっちょれ》は自然と外れます。

仮に,無理やり全力を出そうとすれば,音楽とズレてしまうし妙に力みまくったヘンテコな踊りになってしまいますしね(笑)。

また,一般的なイメージとは異なり,実は《アスリートは風邪ひきやすい》という事実があることにもふれました。

ということで,一口に激しい運動といってもその中味は色々なタイプがあり,その《強度の度合い》にこそ重要なポイントが潜んでいるのではないか? ということを確認してきました。

そのようなわけで,本日のところの結論は, 以下となります。

子供の熱中症の予防対策では,全力を出すようなタイプの運動こそ,回避すべき。

でした。

では,最後に少し「おまけ」的なネタを。

《よっちょれ》と《よさこい》の違い

あおばが《よっちょれ》という言葉を使うので,当記事では基本的に《よっちょれ》という表記を使ってきました。

一方,ほぼ同じ意味で使われている言葉で《よさこい》という言葉もあります。

どちらも,「お祭りで踊られるある踊りの名称」のこと。

元々は高知の踊りであったそうですが,その踊りを基に日本各地で様々なバリエーションが加えられ,今や全国の小学校の運動会などで演じられる《定番の踊り》の1つになっています。

で,元々の名称は《よさこい》なのですが,歌の中で「よっちょれ よっちょれ よっちょれ や~」という箇所が出てくるため,《よっちょれ》という呼び方もされるようになったようです。

※「よっちょれ」は「どいてくれ~」という意味の方言でもあるそうです。

ということで,《よっちょれ》と《よさこい》には違いは「ない」ようです。

なお,《よさこい》の「よさこい」という響き1つを取っても,「夜さ来い」が元になっているという説や,戦国武将の山内一豊が使っていた言葉であるという説など諸説あるので,《よさこい》と《よっちょれ》の違いは「ウンヌンである」という説も色々とあるかも知れませんので,その点はご了承ください。

歴史好きで,中でも戦国時代が大のお気に入りであるあおばとしては,当然のように《よさこい》の語源は “山内一豊説” となっているのでした。

その点も,マイペースなあおばなのでした(笑)。

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