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本日,2021年06月22日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【小学校の運動会】です。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)の小学校の運動会がありました。
去年は新型コロナの感染拡大の影響のため,残念ながら運動会は中止となってしまったので,2年ぶりの運動会となりました。
2021年・今年の運動会は小規模&平日開催
引き続きのコロナ禍のご時世で致し方ないことなのですが,今年の運動会は規模を縮小しての開催になりました。
具体的には,以下のような内容として。
- 平日開催
- 午前中のみ
- 密集・密接状況になる・なり易い競技は行わない
1)の点については,主役の子供達に直接関わる課題ではなく,観覧者である家族・保護者に対する措置のようにも思われます。
土・日開催でなく平日開催にすることによって,観覧者が密になる状態を緩和する狙いもあるのではないかと。
また,2)の時間的措置で開催時間を短縮しているので,土日に行うのではなく「平日に」ということになった面もあるように思われます。
2)の措置は,3)の措置との絡みが多分にあると思われます。
3)の措置で,玉入れや綱引きなどの生徒同士が「密」な状態となる “運動会の定番” 競技の大半が行われないことになりました。
その結果として,競技数がかなり減ったため「午前中のみ」の開催となったようです。
ちなみに,3)の措置により一昨年に行われた《組体操》はなくなり,その代わりとしてか(?)こちらも運動会の人気競技である《よっちょれ》が採用となりました。
《組体操》だと身体と身体が接することになりますが,《よっちょれ》であれば身体接触はないので,間隔さえ開ければ「大丈夫!」ということになったようです。
そのような感じで,今年の運動会は団体系の競技はほとんどなくなり,徒競走や全校リレーなどの《走る競技》が中心となりました。
また,団体競技がほぼ中止となったこともあり,運動会恒例の学年を超えての白組・赤組に分かれての総合得点競争も「なし」でした。
縮小開催の運動会を観覧しての感想
実際に,《白組対赤組の対戦・対決》がない運動会というモノを観覧して感じた点としては,“クライマックス感に欠ける” という部分が,正直なところありました。
でもきっと,競技をしている子供達については,それでも十分に楽しめた運動会であったのではないかと感じました。
先生方が挨拶の中などでもふれていましたが,今の2年生にとっては「初めて」の小学校の運動会となりましたし,6年生にとっては小学校生活「最後の」運動会をどのような形であれ「行うことができた・参加することができた」ということが,何よりの思い出となるように感じられました。
あおばの場合は,小学校1年生の時は「白組」の一員として運動会に参加して,白組の勝利が確定した際には「大喜び!」をすることができました。
確かに,今回の運動会ではそうしたある種のカタルシスを味わうことはなかったかもしれませんが,それでもあおばは十二分に「楽しんでいた」と感じられました。
もしかしたらこれからは‥ 今回のような《身体接触がない運動会》というのが「ニューノーマル」となるのかもしれないですね。
そのように感じた面もある一方,あおばの個人的な様子からではありましたが,《団体戦》の意義を感じた面もありました。
小学校の運動会の意義は団体戦にこそあり?!
そのように感じた理由は,個人競技である徒競走でのあおばの走る姿と,団体戦である全校リレーでのあおばの走る姿勢に,かなりの違いを感じたからでした。
一昨日だったか? 徒競走については,1年生の時の運動会で最下位争いをした Kちゃんに「今回は勝てるんじゃないかなぁ?」と言っていました。
ですが‥ 当日,蓋を開けてみると, Kちゃんはやる気満々でフライングまでするほど気持ちが入っていたのに対し,あおばのほうはいたってマイペースで,どこかのんびりと構えていました。
で,レースの結果はあおばの負けでした(惜しかったですが)。
徒競走を見る限りにおいては,あおばは「勝敗なんてどこ吹く風?」という感じで,ちゃんと走ってはいるのですが「相手に勝とう」という気持ちはどうも薄いように感じられたのでした。
それが一転,全校リレーでの走る姿勢は全くの別物でした。
もう表情からして違っていましたし,力感も数段アップして真剣そのもの。
その事実・姿を目の当たりにしたのでした。
1つの方向に
気持ちを合わせる
すると,《いつもの自分以上の力を出すことができる》。
小学校生活においては運動会に限らず,みんなで=チームで行動を共にすることの意義を感じること・体験することが,ポジティブな意味でもネガティブな意味でも,最も大切な経験のうちの1つとなるのであろう,とも。
今年・2021年のあおばの小学校の運動会は,コロナ禍の下での “縮小開催” ではありました。
そのため‥ 気持ちの高揚面では一昨年と比べると明らかに低かったとは思います。
ですが,それでも,運動会を通じて学んだことの「質」は勝るとも劣らないモノであったのではないかと感じました。
一生懸命さだけでなくユーモアも団結の潤滑油に
そういえば,こんなこともあったので,最後に “オマケ” のもうワン・エピソードを。
1年生から6年生までの全員が参加する形式での団体競技でこんなシーンがありました。
1年生から順番に競技を開始していき,その次は2年生,次は3年生と順番に学年が上がつていく。
その競技の進行において先生が,競技中に子供達にインタビューをして,子供が選んだ選択の理由を確認する,という競技の流れが。
先生からインタビューをされた1年生と2年生はそれぞれ全員が,いたって真面目に返事をしていました。
まぁ,小学校低学年ですから,先生からの質問に素直にそのまま答えるのは当たり前と言えば当たり前ですが。
次いで,3年生の一人目の子も同様に真面目に素直に答えてました。
その次のあおばの番で,会場の空気が一変。
あおばは,先生がそれまでに子供達の答えに対して返していたリアクションを「拝借」した答えを発したのでした。
その笑劇的なあおばの発言に,親の立場を忘れ(?)僕も思わず大笑いしてしまいました(笑)。
すると‥ そのあおばの発言をキッカケとして,《笑劇も団体戦》に突入(?)。
4年生や6年生の中にも《オモシロハツゲン》する子達が出てきて,運動会会場はとても暖かい空気に包まれたのでした。