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本日,2021年08月27日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【子供(小学3年生)が中学数学の概念(マイナスの値)の理解に「なぞなぞ」を利用!?本好きならではの応用力に驚き!を】です。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)向けに取っている「朝小」こと朝日小学生新聞の記事をネタに,とても興味深いコトがありました。
具体的には, 次の事柄に。
【参考】朝日小学生新聞の【公式サイト】は,こちらです。
朝日小学生新聞 | 朝日中高生新聞
子供に中学数学の概念の話しをしたキッカケは朝日小学生新聞の記事
上掲の画像は本日付の「朝小」こと朝日小学生新聞の記事からの抜粋・引用になります。
「朝小」では毎週金曜日に交代で,複数の有名中学の先生が学科別の「学びガイド」記事を連載されています。
本日はその 数学編 の回でした。
この「学びガイド」記事は,親の僕が読んでも
と,“目から鱗”となる内容が「よく」あります。
今回のネタは, こちらでした。
記事画像の右上方の「イラスト」が,その問いの内容を表しています。
その問いに対する,記事担当の先生(奈良県の西大和学園中学校・高校 数学科教諭 乾弘樹さん)の返答は以下。同記事より引用します。
~前略~
負の数は,例えば1時間もどることを「-1時間進む」といったように,本来進むべきとは逆の方向に進むことを表します。そう考えると,負の数同士のかけ算は「逆方向」になりますので,「本来進む方向」に,つまり正の数同士のかけ算と同じ方向に進むことになります。結果,負の数同士をかけ算すると正の数同士のかけ算と同じように正の数になる,ということがわかります。
ただ単に,そう丸暗記をしていただけの僕は(苦笑),
と,今回も “目から鱗が落ちた” のでした。
で,試しに元理系女子のママに聞いてみたところ,ママも僕同様,「マイナス×マイナスはプラス」の丸暗記組でした(苦笑)。
良い先生・師匠
ですね。
こうした習い方をしていたら,「納得度」がまるで違うでしょうし,数学をより面白く感じていたことだと思います。
まぁ,あまり「よい生徒」ではなかった当時の自分は,もしかしてそう習ったのに覚えてないだけかもしれませんが?
いや,多分そうは習っていなかったと。ママもそのようですし。
ということで,まだまだ早いのですが,あおばはこの話しに「どんな反応を示すだろう?」と思ったのでした。
小学3年生の子供が中学数学の概念理解に「なぞなぞ」を応用した実話
そこでまずは,あおばに次の質問をしてみました。
正直なところ,「マイナス=負の数」という概念が中学数学で初めて出てくる概念 だということも忘れていた僕は,まずはあおばにその点から確認してみたのでした。
すると,あおばは「さらり」と
とのことでした。
さすがに《大の本好き》のあおば。
その点は予想どおり「知っている」との返答でした。
自分の年齢以上の「対象年齢」の本の内容理解には類推力が必要
そして,この点が1つの大きなポイントだと感じています。
その点をもう少し平たく言えば,こんな感じでしょうか?
対象年齢以上の本を数多く読むうちに “自然と身に付けた” 《本好きならではの応用力》。
それが,子供にとって高度なはずの本の内容を「きっとこういうことを云っているのだろう」と,《類推し理解する力》を育んでいる のだと感じます。
実際に応用したのはなんと!「なぞなぞ」
そこで,あおばが「マイナスの数を知ってる」とのことでしたので,次のような話しをしてみたのです。
朝小の上掲画像部分の記事を僕が指さして,
と。
すると,好奇心旺盛なあおばは早速,記事に目を通してくれました。
その頃合いを見て更に質問を。
負の数同士のかけ算は「逆方向の逆方向」になるので「本来進む方向」に進むって部分は?
と。
すると,今度もまた,あおばは間髪を入れずに答えてくれたのでした。
これ,よく「なぞなぞ」であるパターンだもん。
これって,「友達の友達の友達の友達は自分」っていうのと同じだよね!
と。
「えっ?! なに? なぞなぞ?!」
と,当然(?)僕は頭が一瞬「?」だらけに(笑)。
「えっと・・ なになに・・ 友達の友達の~」
と,暫くやってみてやっと,あおばの言っている意味が「わかった」のでした。
スゴイねあおば!直ぐにその点に気がついたの?
と,ちょっと興奮気味に尋ねると。
あおばは涼しい顔で,「うん」と。
《本好きならではの応用力》に驚きを感じたのでした。
それにしても・・
に
「なぞなぞ」とは?!
その飛び道具の《スゴサ加減》には脱帽でした(笑)。
これからも,その笑劇的なまでの『まっさらな感性』を遺憾なく発揮して欲しいものです。
よろしくね!! あおば!