本屋で小学生用ドリルをどう選びますか?子供に選ばせるがオススメか検証を

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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【本屋で小学生用ドリルをどう選びますか?子供に選ばせるがオススメか検証を】です。

本日は、我が家の小学3年生の「あおば」が、一昨日の3日に 本屋で購入したばかりの社会のドリル本(47都道府県のドリル)に早速取り組んでいました。

一人っ子のためか(?)超~マイペースなウチの子が、ドリル本に購入後直ぐに取り組むのはかなり珍しいコト。

やはり、今回のドリルは「自分で選んだ」という点がポイントなのか。

それとも別の理由もあるからなのか? 検証をしてみました。

本屋で小学生用ドリルを選ぶ際の3つの選択肢


上掲画像は今回、本屋でママが5冊ほどに候補を絞った後で、小3の子ども本人が選んだドリルになります。

今回、ウチの子供が選んだの「47都道府県」に関する社会科のドリルでした。

なぜ、「47都道府県」のドリルを選んだのか?については後ほど改めてふれてみたいと思います。

ここではまず、「本屋でドリル本を選ぶ際の選び方」から検証をしてみたいと思います。
本屋には、《小学生向けの学習ドリル》が溢れ返っています。

その中から、どのドリルが自分の子供に「丁度良いレベル」なのか、どれが「子供の興味をソソルか」を選ぶのは、かなり難しい問題だと思います。

そうした前提を踏まえた上で、一般的な選び方を大別してみますと、結局は次の3点に行き着くのではないかと感じます。

  1. 子供本人がドリルの中身をみて選ぶ
  2. 親がドリルの中身をみて選ぶ
  3. 口コミ評判やレビュー評価を参考にして選ぶ

また、この(1)~(3)までを「全て合わせた上で検討する」という方も結構多いのではないでしょうか。

ちなみに、我が家もそのようにして 「総合的な判断する」というパターンもかなりありますが、我が家的にはそうした際も最終的には「子供の意思」をできるだけ尊重するようにしています。

というのも、たかだかドリル本。1冊あたり1,000円前後。

それほど高いモノではありませんので、たとえ失敗しても「本人の自主性を親が尊重していること」が伝わるのであれば本当に安い投資だと思うのです。

さて、次に(1)~(3)のそれぞれのメリット&デメリットを簡潔に検証してみたいと思います。

「子供本人がドリル選ぶ」のメリット&デメリット

「メリット」は直ぐ上でもふれたように、なんといっても「子供の自主性を育む」点です。

「デメリット」は、子供自身にその時々の自分の望むモノが理解できていないと単に「なんとなく」で選んでしまうであろう点かと。

ですが‥ この点に関しても、直ぐ上でふれたように「安い投資」と考えればデメリットにはならないのではないでしょうか。

本人自身に「失敗経験」を積ますコトもまた、本人の自主性を育む上では必要なコトだと思います。

そう捉えれば、実のところこの(1)にはデメリットはそれ程「ない」といえるかと思います。

「親がドリル選ぶ」のメリット&デメリット

「メリット」は(1)の点とは逆に「大失敗」が少ない点です。

親は自分の子供のその時々のレベルを把握できていると思いますので、大きく外すということはあまりないと思いますので。

「デメリット」も(1)の点とは逆で「子供本人の自主性が育ちにくい」点です。

いつも親が選んで与えていると、子供が親まかせの「受け身の状態」になってしまいがちなコトは容易に想像がつく点です。

「大失敗のリスク」を避けるのか、「子供の自主性の芽を摘むリスク」を避けるのか。

ティーチング的に考えるのではなくコーチング的に考えれば、答えは自然と決まってくると思いますが、いかがでしょうか。

「口コミ評判やレビュー評価を参考」のメリット&デメリット

「メリット」は(2)の点と似ていて、「大失敗」が「ない」点かと。

こちらに関しては、本当に評判が「よい」モノを吟味していけば、大失敗を限りなく「ゼロ」に近づけるコトはできると思います。

「デメリット」は、自分の子供には合わない場合も結構「ある」点です。

口コミ評判やレビュー評価はあくまでも一般論ですので、「大失敗」を減らすことに関しては効果がかなりあったとしても、「失敗」を避けるコトは「できない」と捉えておくべきです。

いくら「鉄板」と評価が高いドリルでも、自分の子供のその時々の実際のレベルにおいては、早い=難し過ぎる場合もあれば、遅い=簡単過ぎる場合もありますので。

以上のコトを考えるとやはり、(1)~(3)のいずれも、「帯に短し襷に長し」で一長一短があるとは思います。

ですが、それぞれの「メリット&デメリット」を勘案すれば、先に述べたようにそれぞれを合わせた上で(1)を優先するという方向が、やはり望ましいのではないでしょうか。

ドリルを単に自習でなく「自主学習」とするコツとは

前述の「ドリルを選ぶ際の3つの選択肢」の内容とも関りが深い点になりますが、学習ドリルを単に「自習の道具」で終わらせるのではなく、「自主学習のツール」とするためにはどうすればよいでしょうか?
そのコツは《コーチングの観点》にあります。

先でも簡単にふれましたが、「ティーチング的な観点」で親が与える場合にやりがちな失敗とは、「親の目線のみ」で考えてしまう点にあります。

一方、《コーチングの観点》で重要視される点の大きなポイントの1つには以下の点があります。
 

コーチする相手を
よく観察する

ここでいう「コーチする相手」とは言うまでもなく「自分の子供」です。

つまり、自分の子供が「いま」何を望んでいるかを日頃から「よく観察しておく」ことが大切な「コツ」であるというコトです。

社会のドリルを選んだ今回の具体例

今回、我が家の子供は「社会の47都道府県」のドリルを選びました。

選択肢としてママが用意したドリルは、以下の5種類でした。

  1. 漢字のドリル×2
  2. 論理的思考系のドリル×2
  3. 社会のドリル(47都道府県)

実のところ今回は、(3)を選ぶ予兆があったのでした。

その予兆自体のキッカケは不明なのですが、ドリルを選んで購入した一昨日の1週間前以内に、久しぶりに子供のほうから、

あおば
ドラえもんの日本旅行ゲームをやろう!

と言ってきていたのです。

おそらくそのキッカケは、その少し前に僕の方から、同ゲームをする提案をした時があった点です。

その時に久しぶりにその「ドラえもんの日本旅行ゲーム」をしてみたら、以前頻繁にやっていた時には覚えていた「各都道府県の県庁所在地」のうち、忘れてしまっていたモノが「複数ある」ことに本人が気づいた出来事です。

その際に、

晩婚あおばパパ
間隔が空きすぎるとせっかく覚えた事も忘れてしまってもったいないから、今度はあまり間隔を空けないでやろうね

と、提案をしたところ本人も、

あおば
うん!

と、スゴク乗り気であったのでした。

こうした一連の「流れ」が今回、子供が自主的に「社会の47都道府県」のドリルを選んだコトにつながっているのは確かだと思います。

日頃から子供のコトをよく観ていれば、選択肢に何を含めておけば有効かが自ずとみえてくる という良い実例だったと感じます。

おわりに|検証結果として

そうして今回、我が家の小学3年生の子供のあおばは、自分自身の判断で「社会の47都道府県」のドリルを選んだのでした。

その結果、冒頭でもふれたように、マイペースなあおばにしては珍しいぐらい直ぐに、購入したばかりのドリルの取り組み始めた姿が本日あったのでした。

この結果や先にみてきたコーチングの観点などを検証しますと、結論は以下になるかと思います。

本屋で小学生用ドリルを選び際は、子供本人に選ばせるのがオススメ!

ただし、その際にはこれまでみてきたように以下の補足的な行動が大切でもあります。

その際には、親が子供の日頃の様子の観察に基づいて「コレ」といった内容ドリルを選択肢の中に含めておくことが大切。

そうなのです。

やはり、自分で自主的に選んだモノは、進んで「手に取る」というのが本日の結論です。
後は、その状態が長く続くのを「願う」というところです。

「ゲームとドリルをセット」で、一緒に楽しく活用していこうね、あおば!

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