【小学4年生・算数】図形の角度のはかり方・求め方は分度器の使い方から!

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本日の晩婚パパの育児実録の演題は【【小学4年生・算数】図形の角度のはかり方・求め方は分度器の使い方から!】です。

本日は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が、小4に進級してから「初!」となった先週の参観授業で習った「算数の図形の角度の求め方」について話題を。

その小学4年生「初」の参観授業は「算数の図形の角度の求め方」の内容で、具体的には「分度器の使い方・分度器を用いての図形の角の測り方」を学ぶ内容でした。

小3時は、「そろばん」に「プログラミング」に「書写」に「外国語活動」などなど‥ 数多くの「初!」のコト・学習内容&体験にふれてきました。

その流れは小4でも同様!
「小学4年生に進級したので初利用!」となる文房具の1つ「分度器」について学ぶという機会が早々と訪れたわけでした。

小4も「初!」となるモノ・学習内容&体験が、これから “目白押し” となってくるのでしょうね、きっと。

小4で初めて使う文房具「分度器」で図形の角度を求める

こちらの『分度器,三角定規,コンパスの使い方』とのタイトルが付けれている約13分ほどの動画の運営元はなんと! 『 文部科学省/mextchannel 』。

文部科学省の公式チャンネル動画に「分度器の内容」があるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました(笑)。

具体的には、1分35秒ほどで「分度器を使った角(角度)のはかり方」の場面が出てきます。

動画の製作年度は平成20年と10年以上前ですが、「分度器の使い方」などは図形の角度のはかり方の基本中の基本なので、その内容が “昔風‥” というようなことは当然ながら(?)ありませんでした。

一方、先週参観した小学4年生の算数の授業でも、分度器を使っての図形の角度の求め方を「動画」を用いての授業がされていて、その点に昭和な父親オヤジとしては「いまどき感」を感じたのでした(苦笑)。

その動画は、上掲の動画のように人が実際に分度器を使っている形ではなく、「図形の図が動くアニメーション」という形式でした。

いわば、自動的に分度器が自分で(?)動いて「角度をはかっている」というような感じなのです(笑)。

ですが! そのほうがある意味分度器を覆ってしまうモノが「ない」ぶん、視覚的なイメージとして分度器の使い方が「ス~ッ」と入ってきやすかったようで、ウチの子を含め子どもたちは皆、一発で「ピ~ン!」と来ていたように感じました。

算数の授業に「動画」をうまく取り入れるのはとても効果的なようで、「分度器の使い方」に関しては、全員がその場で “バッチリ”理解しているようでした(嬉)。

算数の教科書は啓林館の『 わくわく算数4上 』


こちらの画像は、 ウチの子の小学校で使っている算数の教科書、啓林館の『 わくわく算数4上 』に付いていた分度器の学習で使う「簡易分度器」と、角度のはかり方の学習で利用した「薄紙」の断片になります

啓林館の小学4年生の算数の教科書の巻末には、薄いプラスチック製の簡易的な分度器が2枚分付けられています。

実際に算数の授業で「図形の角度のはかり方」の単元を学習する際には、その内の1つを真ん中から切り離して、更に切り離したパーツから余分な部分を取り除いて「分度器」をその場で作成。

で、そのたった今、手作り(?)した分度器を使って、同じく教科書から切り取った薄紙に描かれた三角形の角度を測りました。

なぜ、三角形は「薄紙」に描かれているのか?

その理由は、2つの三角形が描かれた紙を重ね合わせて、どちらの角の角度のほうが大きいかを「目で確認」し、それからそれぞれの角の角度を実際に「測って比べてみる」、というカリキュラムが組まれているからでした。

「いまの授業」は本当に様々な工夫な成されていて感心します。

教科書に簡易的な分度器が付けられているのも、分度器を忘れてしまって「自分の手を使って実際に測ってみる」という学習体験ができない子を「出さないための工夫」なのかな? と感じました。

「いまの教科書」も、ホント~に色々と工夫・配慮がされています。

分度器での180度以上のはかり方と別の方法


こちらの画像は、分度器での180度以上の角度のはかり方」のイメージ図です。

今回の算数の参観授業は、小学4年生となって分度器の使い方を初めて習う授業でしたので、当然ながらこの「180度以上の角度をはかる」という段階の学習までは行ってはいませんでした。

ですが‥ 当記事を書いていてちょっと気になったので調べてみたところ、上のイメージ図にあるライトブルー部分のような「180度以上の角度をはかる」場合は、同イメージ図のグレー地のある下図のように「学習」するようです。

具体的には、以下の手順です。

  1. 「180度」のライン(赤線部分)を引く
  2. (1)で引いた線の下にできた角の角度を測る
  3. (2)で測った角度と上半分の円弧=180度を合算する

と聞くと、大人である親の我々としては「えっ?!」と感じるのではないでしょうか?

ですが、「まず」そのやり方を学ぶには、以下のような理由があるそうです。

というのも、小学4年生の段階では、大きい方の角(=ライトブルー部分の角)と小さいの方の角を足すと「360度になる」というコトが「ピン」とこない子も「まだいる」からだそうです。

子どもたちの発達段階の過程で、そうした概念が「わかる・わからない」の差が生じてしまう年齢ということになるようです。

いわゆる、「9歳の壁」や「小4の壁」の1つなのだと思います。

理解力の「ある・なし」ではなく、発達段階における「途中段階かどうか」と捉えるべき内容ということです。

ちなみに、ウチの子が受講している『進研ゼミ・チャレンジタッチ』の「上位コース」では、小さい方の角度を測って、360度からその角度を引いて、大きい方の角度を算出するという方法を既に学んでいたそうです。

なお、進研ゼミの公式サイト上ではその方法ではなく、先に述べた方の方法を学ぶ形が取られていました。

小学3年生や小学4年生の子どもを持つの親としては、算数が得意か不得意かではなく、自分の子どもが発達段階の「どの段階か?途中かどうか?」という視点を持つことが、スゴク大切なのだと感じた1つの例でした。

おわりに

本日は、先週参加した我が家の小学4年生の子どもの「あおば」の「参観授業」で学習していた「分度器を使っての図形の角度のはかり方・求め方」についてふれてみました。

記事中でもふれましたが、分度器の使い方はクラス全員の子達が直ぐに理解できていました。

「いま」は、先生の話しを “ただ聞くだけ” の授業スタイルではなく、子どもたち一人ひとりが「参加する」形であり、そのスタイルが効果的であることを、改めて実感しました。

また、「参加型授業」という点だけでなく、「動画の活用」や「教材・教科書がよく工夫されている」点にも感心しました。

いまや!分度器は教科書に付属品まで付けられているのですから(驚!)。

ですが‥ その分度器はあくまでも一時的な利用を想定した簡易的なモノ。

簡単にパーツを切り離すことが可能となるように素材が “ペナペナ~” となっていますので、良くも悪くも(笑)。

ということで、小学校での授業や学習では今後も度々「分度器」を利用する機会はあるわけですので、やはりシッカリとした分度器を用意しておく必要はあります。

そこでサクッと調べてみたところ、「分度器」1つを取っても多種多様なタイプがありました(なかには、製図専用・プロ仕様的モノも)。

そんな中、小学生の学習用には「これが最適!」と思えるモノがありました。
それは、こちら

こちらの分度器の主な「おすすめポイント」は以下です。

  1. 教科書で使用されている読みやすい数字をメモリに採用
  2. 角度の測り方で色分け:右からは「黄色」・左からは「青色」
  3. 直径9cmで子供でも扱いやすく、1.5mm厚で丈夫
  4. 透明度が高いメタクリル樹脂製

 
ウチの子どものあおばは、比較的 “勘がいい” タイプなので、割と道具選ばずでも大丈夫かと思います。プラス、算数に苦手意識もないので。

他方、算数に苦手意識があるお子さんの場合は、これから難しくなっていく「図形」の単元に早い段階で苦手感を持ってしまうことが「ないように」、道具1つひとつに対しても、親の側がシッカリと用意しておいてあげるのが得策かもしれません。

その意味で、「おすすめポイント」の中でも(2)の点は、“子どもの混乱” を未然に防ぐことができそうな点で、とてもよい工夫&製品だと思います。
 
子どものタイプや発達段階の状況に応じて、親の側も工夫や準備を考えていきましょう。

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