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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テストの事前対策授業の3回目の体験談(小3で2回&小4では初回)】です。
本日は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が、大手進学塾の四谷大塚が主催する全国統一小学生テストの事前の『対策授業』を受講しました。
全国統一小学生テストの『対策授業』を受講したのは、今回で通算3回目。
1回目は、小学3年生で “初めて” 同テストを受けた際の昨年の5月。
2回目は同じく小3の10月でしたが、その1回目・2回目と今回の3回目には1つ大きな “違い” がありました。
具体的には、対策授業の「授業時間」が異なり、今回は前2回よりプラス20分の「80分」となっていました(前2回は共に「60分」)。
ちなみに、全国統一小学生テストの公式サイトである【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚では、対策授業の「留意点」と「授業時間」についてはそれぞれ、以下のような案内がされていますので抜粋・引用しておきます。
実施日:会場によって異なりますので、お申し込みの塾に直接お問い合わせください。
算数・国語の授業:合計120分程度
詳しくは以下でふれていきますが、全国統一小学生テストの事前の『対策授業』のポイントは次の言葉に要約されているのです。
会場によって異なりますので、お申し込みの塾に直接お問い合わせください。
全国統一小学生テストの対策授業の内容は塾ごとで異なる
四谷大塚主催の全国統一小学生テストの『対策授業』を受けるに際しての1番のポイント・留意点は、以下の点になります。
先に、全国統一小学生テストの【公式サイト】での案内内容を確認したように、公式サイト上では、算数・国語の授業:合計120分程度となっているのですが、こちらの内容は次のようなケースを想定しているのではないかと思われます。
- 四谷大塚グループの塾で受講した場合
- 小学5年生・6年生が受講した場合
四谷大塚傘下のグループ塾と公認会場塾との違い
全国統一小学生テストは「全国の約2,500もの会場」で行われる大規模なテストですので、その会場の大半は、同テストの主催者の四谷大塚傘下のグループ塾ではなく、各地方ごとの公認会場塾になります。
ちなみに、地方移住して田舎暮らしをしている我が家の例ですと、ウチの子どもが全国統一小学生テストを受ける会場となる塾は、我が家が住む地域で最大の地方都市に本部がある塾(=公認会場塾の本部)が運営するグループ傘下のとある “街の塾” です。
ですので、見方によっては「孫請け塾」ということになるのでしょうか(笑)。
「大人の事情」的な見方からしますと、大都市圏においては、塾生となる子ども達を獲得するための熾烈な競争が展開されていることと思われます。
熾烈な獲得競争が展開されている地域・ケース場合は、『対策授業』という無料サービスにも “熱” が入ることでしょうから、「120分!」という豪華版にもなるのではないでしょうか?
その辺りの事情は、同じ大都市圏においても、競争の厳しさの “度合い” によっても異なってくるのではないかと思います。
他方、地方においてはそうではありません。かな~り “のんびり” とした雰囲気です。
それもあり、『対策授業』の時間数も “ちょっと短め” になってくるのかなと(笑)。
なお、全国統一小学生テストの実施会場には以下の「4区分」がある形となっています。
- 四谷大塚直営校舎
- 四谷大塚YTnet提携塾
- 四谷大塚NET加盟塾
- 公認会場塾
この「区分」に則ると、「120分」の『対策授業』が行われる塾は、(1)~(3)の範囲が中心となってくると考えるのが妥当なように思われます。
学年ごとの違い
全国統一小学生テストの『対策授業』の授業時間がケースにより異なる要因としては、他にもう1点、受講する子どもの「学年」による点が挙げられます。
具体的な例として、我が家の計3回の「実体験」は以下の内容でした。
学年/項目 | 算数 | 国語 | 解説授業 | 合計 |
---|---|---|---|---|
小3・春(2021年5月) | 25分 | 25分 | 10分 | 60分 |
小3・秋(2021年10月) | 25分 | 20分 | 15分 | 60分 |
小4・春(2022年5月) | 30分 | 30分 | 20分 | 80分 |
ご覧のとおりで、『対策授業』の授業時間数は、小学3年生の時は共に「60分」。
今回、小学4年生進級後は「80分」でした。
次に、学年ごとの時間数の違いを『対策授業』ではなく、全国統一小学生テストの「本テスト」で比較してみます。
全国統一小学校テストの各教科ごとの「時間配分」と「点数構成」は、以下となります(幼稚園年長は除く)。
学年/項目 | 算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
小学1年生 | 30分(150点) | 30分(150点) | なし | なし | 60分(300点) |
小学2年生 | 30分(150点) | 30分(150点) | なし | なし | 60分(300点) |
小学3年生 | 35分(150点) | 35分(150点) | なし | なし | 70分(300点) |
小学4年生 | 40分(150点) | 40分(150点) | 20分(100点) | 20分(100点) | 120分(500点) |
小学5年生 | 50分(150点) | 40分(150点) | 25分(100点) | 25分(100点) | 140分(500点) |
小学6年生 | 50分(150点) | 40分(150点) | 25分(100点) | 25分(100点) | 140分(500点) |
ご覧のとおりで、「本テストの時間配分」は次の4つに区分されます。
◆小学1年生・2年生
◆小学3年生
◆小学4年生
◆小学5年生・6年生
このテスト時間の4区分は、テスト問題の「量および難易度」と比例の関係性にあると考えられます。
学年が上がってくると、テストの問題内容が難しくなり分量も増えてくるのは自然なことですので。
我が家の「実体験」において、小学3年生時の2回と小学4年生となった今回との間で、『対策授業』の授業時間数には「違い(=増加)」がありました。
そのことは、「本テスト」においての算数と国語の2教科のテスト時間が、小学4年生になると「合計10分」増えることと “関連している” のだと思われます。
そう捉えると、来年、小学5年生となった場合にはもしかすると‥ 地方の公認会場塾であっても、『対策授業』の時間数が「120分」程度になるのでしょうか?
いや‥ 「80分」が「90分」や「100分」にはなるかもしれませんが、四谷大塚傘下のグループ塾と同等の「120分」はちょっとないかな、やっぱり(苦笑)。
塾によっては対策授業の内容を個人ごとにカスタマイズ?!
ここまでは主に、全国統一小学生テストの『対策授業』の内容が「塾ごと・学年ごと」に異なる点をみてきました。
ここからは、同じ塾で『対策授業』を3回続けて受けた実体験を基に、次の点を検証してみたいと思います。
結論から言いますと、実体験からするとどうも、
です。
具体的には、「解説授業の内容」にそうした点が感じられます。
その点については、2回目の『対策授業』と今回の3回目の『対策授業』の内容とその違いについてふれてみます。
なお、前提として、ウチの子が受けた『対策授業』は3回とも、以前の全国統一小学生テストの「過去問題」を利用した「模擬試験」の内容となっています。
小3だった昨秋の2回目の『対策授業』では、先にみてきたように解説授業の時間は「15分」でした。
また、今回の3回目の『対策授業』での解説授業の時間数は「20分」でした。
対して、初回(小3の春)の『対策授業』での解説授業の時間数は「10分」でした。
比較してみますと、2回目は初回の「1.5倍」、3回目は「2倍」となります。
単に「時間」に限ってみると、そのように増えているのですが実は‥
「国語」に限ってみてみますと、次のような変遷となっていた・いるのでした。
- 初回は算数と半々(=約5分)
- 2回目は実質0分=国語は誤答部分の確認のみ。残りは全て算数の解説
- 3回目は完全に0分=全て算数の解説で国語は正誤確認もなし
恐らく、塾側からすると、解説授業の内容は基本的に「算数」に重きを置いているのではないかと思われます。
ですが‥ ウチの子の「実体験」の流れをみるに、さすがにこの一連の流れは基本的なパターンとは “異なっている” と考えられます。
手前味噌にはなりますが、ウチの子は「大の本好き・読書好き」だけあって「国語」が得意。
それもあり、『対策授業』の3回とも、実際のテスト時間より10分間ほど短い時間ながらも、国語は「全問解答」することができていました。
一方、算数は3回とも時間が足らずに「未解答」の問題が残ってしまっていました。
塾の先生は、その点をちゃんと見ていてくれ、解説授業の内容を組んでくれていたのではないかと思われるのです。
ただし、この点に関しては、大都市圏の大規模な「塾」においては “できない” 対応だと思うので、受講者数が少ない地方の塾の「特権(笑)」かとは思われます。
とはいえ、我が家の実例とまではいかなくても、都市部の塾でもある程度の “個別アレンジ” が実施されている可能性は十分にあるのではないでしょうか。
カスタマイズの具体例
今回(2022年5月末)の『対策授業』ではその他に、どのようなタイプの塾でも対応してもらえるのではないかと思われる “リクエスト” にも応えていただきました。
具体的には、過去問題の「理科」と「社会」の問題と解答を頂けたことです。
今回、『対策授業』という形で具体的にその場で「模擬試験」を受けることができたのは「算数」と「国語」の2教科のみで、解説授業に関しても実質的に解説は「算数」のみでした。
事前に『対策授業』の日程を塾側と相談した際には、今回の対策授業の内容(=過去問を用いての模擬試験)は「算数」と「国語」の2教科と解説授業を含めた「80分」との内容でしたので、その点を踏まえて次のような提案・リクエストをしたのでした。
と。
すると、塾側のほうでは快く対応・手配してくださったのでした。
この点も、仮にこちら側が提案・リクエストをしなかったならば、頂けてなかった可能性もあるので、カスタマイズ的な対応をしてもらえた事例として捉えてよいのかと感じています。
言わなくても、ちゃんと用意していただいていた可能性も十分ありますけど(笑)。
おわりに
本日は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が、大手進学塾の四谷大塚が主催する全国統一小学生テストの事前の『対策授業』を受講してきた件を取り上げてみました。
全国統一小学生テストの事前の『対策授業』を受講したのは3年生時の2回を含め、今回(2022年5月28日)で合計3回となりました。
ウチの子が本番のテストを含めて「全国統一小学生テスト」の関連内容のテスト・模擬試験を受ける塾は四谷大塚の「公認会場塾」で、当該塾が行う『対策授業』の内容は3回とも過去問題を用いての「模擬試験」でした。
回を重ねてきた中で変わってきた点は、主に2点。
1つは、4年生となって対策授業の授業時間が「80分」と増えたこと(過去2回はともに「60分」)。
1つは、今回の模擬試験の過去問題の内容が2020年と「前々年」のモノであった点でした(過去2回はともに前年のモノ)。
なぜ、今回の模擬試験の問題が前年の2021年のモノでなく、2020年のモノであったかは不明なのですが(帰宅した後に気がついたこともあり)、もしかしたら、四谷大塚の公式サイト ⇒ 【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚 から登録をすることで「過去問題」の入手が可能だからかもしれません。
我が家的には『対策授業』で過去問題を用いての模擬試験をしてもらえることが分っているので、公式サイトを通じて過去問題を入手したことはないため不明なのですが、入手できる過去問題は「前年度のモノ」であるのかな?、と思ったりもしています。
今回の『対策授業』受講後、もうスッカリ顔見知りとなった塾の講師の方は、次のように仰ってました。
と。
その通りのようで、本テストの受講が2回目となった前回・2021年11月の全国統一小学生テストでは、「算数」もかなりの好結果だったのですが、今回はちょっと苦労していました(苦笑)。
でも、『対策授業』の後の「解説授業」で講師の方から丁寧に指導をしていただけたので、6月5日(日)実施の通算第30回目となるそうである「全国統一小学生テストの本番」では、算数でも善戦ができるのではないかと期待しています。
その流れこそが、事前の『対策授業』を受講するメリットなので。
当の本人の「あおば」も、
と、言っていますし。
次回の本番テストも、楽しみに頑張っていこうね、あおば。