大谷翔平選手の寄贈グローブ「3つ」に人柄を実感

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今回の育児実録の演題は【大谷翔平選手の寄贈グローブ「3つ」に人柄・配慮を実感】です。

今月(2024年3月)のはじめ、ウチの小学校5年生の子どもの授業参観に参加した際、大谷翔平選手の寄贈のグローブ3点が、保護者向けに、玄関ホールに展示されていました。

大谷選手が、全国約2万校の小学校に子ども用のグローブを3個ずつ合計6万個を寄付してくれたことはもちろん知っていましたが、実物の3個を観て改めて、彼の人柄やとても行き届いた配慮に、痛く関心をしたのでした。

あまり、語られていない部分も含めて。

大谷翔平選手が子ども達にプレゼントしたグローブが3つである点

大谷選手が子ども達にプレゼントしたグローブが「3つ」である点について、よく語られている点としては、以下の点であると思います。

右利き用2つと左利き用1つ

3点の中に「左利き用」が “ちゃ~ん” と含まれているといった点に、「配慮がきめ細かい!」との称賛の声が上がっているのは、よく見聞きするところでした。

今回、実物を見るまではその情報のみでも、

晩婚あおばパパ
お~!さすが大谷選手!

と、私も感じていました。

しかし!

実物を見ると更に!「それ以上の配慮!」が成されていたことが分かりました。

上の画像では分かりづらいかもしれませんが‥

右利き用グローブにも細やかな配慮あり

2つの右利き用グローブは、同じモノでは「ない」のです。

同じジュニア用のグローブでも、それぞれサイズが異なるのです。

恐らく、1つは「高学年用のグローブ」もう1つは「低学年用のグローブ」、なのだと。

手が大きい子から小さい子、右利きから左利きまで、どんな子にも「野球=キャッチボールを楽しんで欲しい!」

そんな「大谷選手の気持ち」がとても伝わってくる、彼の人柄がよく感じられる、「1つずつ形の異なる」計3つのグローブなのでした。

「野球しようぜ!」大谷翔平選手からのメッセージ

↑こちらの画像は、大谷選手からのグローブと共に贈られてきた、彼からのメッセージ並びに写真などです。

上の画像は見づらくなっているので、原文を以下に転載しておきます。

学校関係者各位

貴校ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。

ロサンジェルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのメジャーリーガー、大谷翔平です。

この手紙は、このたび私が学校に通う子供たちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。

この3つの野球グローブは学校への寄付となります。
それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。

この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。
貴校の益々のご発展をお祈り申し上げます。

野球しようぜ。

大谷翔平

この、大谷選手からの「野球しようぜ!」のメッセージに対し、一部の人たちから「野球は9人でするものだけど‥」というような声もあったそうですが‥

そういった人たちは、「実物」を見たことがないのでしょう。

先でも書いたように、実物をよく観てそして触れると、大谷選手の細やかな配慮がよく分かり、彼のメッセージの真意が伝わってきます。

入り口はキャッチボールから

「野球は9人でするもの」というのは確かにそうなのですが、「野球」というスポーツを通じて人同士が “コミュニケーションを深める” 際に、とても重要な役割をしてくれるものが、キャッチボールです。

その点は、子ども時代に親子や友達同士で、キャッチボールを何度もしたことがある人なら、誰もが合点がいくところであると思います。

「野球=9人制×2のゲーム」としか捉えることのできない人は、キャッチボールの持つ「豊かさ」に触れることなく、子ども時代を過ごしてしまったのでしょう(悲)。

大谷選手は、その「キャッチボールの豊かさ」を熟知しているだけでなく、それが血肉となり体に染み込んでいるからこそ、「まず」その豊かさを「感じて欲しい」と願ったのではないでしょうか。

1つずつ全て性格・用途の異なる「3つのグローブ」の実物を観て、そう感じたのでした。

蛇足ながら‥寄贈グローブの総額が6億円ともいわれる点について

大谷選手とキャッチボールといえば、恐らく彼が最も多くキャッチボールをした相手の一人は、元専属通訳であった水原一平氏であったのではないでしょうか。

大谷選手が寄贈したグローブの総額は、1個あたり約1万円相当と換算して、以下の金額となると推定されています。

《全国約2万校の小学校 × 3個ずつ =約6万個 × 1万円相当 =約6億円》

他方、水原氏が、大谷選手の口座から違法賭博を開催していたブックメーカー側に送金した金額は少なくとも450万ドル、日本円でおよそ6億8,000万円であると報道されています。

実際にグローブは全国の小学校に届いているので、その分の費用はグローブの製造元( New Balance社)に「支払い済み」なのだと予想されますが、金額が妙に近いのは少々気になるところです。

大谷選手の善意が、しかも大谷選手が信頼をしていた相手により、何らかの形で利用されてしまっていたというようなことがないことを、願いたいところです。

さて、最後はちょっと蛇足的な話にも触れてしまいましたが‥
今回の記事でふれたかった点は、「3つのグローブ」に込められた大谷選手の想いについてでした。

そして、「右利き用2つと左利き用1つ」という点については多くの報道やWeb上での記事でもふれられているものの、「右利き用の2つもそれぞれ違うモノ」という点については意外にもあまりふれられていないので、その点にもふれておきました。

ちなみに、ウチの子どもにも、

晩婚あおばパパ
大谷選手の「凄さ」は運動能力だけでなく、そうした「知性・知力」にこそ「鍵」があるのではないか?!

という話をしたりも。

通っている小学校で、大谷選手からのグローブを観たり触れたりした際に、その点にも、想いを巡らせてくれるとよいなと。

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