入門書『文系のためのめっちゃやさしい超ひも理論』は小2でも面白い?!

【あ劇場©】へようこそ。
本日の育児日記の演目は、【東京大学の先生伝授『文系のためのめっちゃやさしい超ひも理論』は小2の子供でも面白い?!】です。

先日、図書館に行った際に《仕込んでおいた本》を本日、あおば(ウチの小学2年生の子供)が手に取りました。

背表紙にあるその本の題名は、以下。

東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 超ひも理論

タイトルに「めっちゃやさしい」と書かれていますが、来月・4月から新小3の現在小学校2年生の子供にはどうなのか?

結果は

あおば
スゴク面白かった!

でした。

子供の「本好き」度をアップさせる工夫・コツ

わが家で取り組んでいる、子供の「本好き」度をアップさせ続けるための工夫・コツの1つは《仕込み本》。

当記事の冒頭でもふれた《仕込んでおいた本=仕込み本》というのは、簡単にいえば以下のような本のことです。

図書館に行った際にほぼ毎回、僕あるいはママが、「この本に興味を持ってくれるといいなぁ」と思う本を数冊、一緒に借りておく本のこと
【補足】
《仕込み本》については、当育児日記のこちらの関連記事をご覧ください、よかったら。
子供(小学生)の好奇心を刺激し本好き度をUPさせ続けるコツ

必ずというわけではありませんが、“ほぼ毎回” なので、ウチの子は既に慣れっこで、時に次のようなダメ出しが出ることもあります(苦笑)。

あおば
この本借りたの、パパ?それともママ?
この本、前にも借りてもう読んだことあるんだけど‥

という感じで。

また、仕込んだ本の数冊が全部、幸いなことに(?)既読済みの本ではなくても、子供の興味を引くことなく、“全く手に取らない” ということもそう珍しいことではありません(苦笑再び‥)。

ですが、成功率・ヒット率からすると、恐らく3割は超えていると思うので、野球に例えれば、かなり良い結果ということにはなると思います。

野球と比較するのもなんなんですけど(笑)。

そんな感じで一応、ヒット率もなかなかではあると思うのですが、選んでいる方としても楽しいのは、たまに《ホームラン》という感じの大ヒット が出ることがある点です。

「本好き」度アップの成功例

子供の「本好き」度アップの取り組みの中で、これまでに大ヒットとなった例としては、以下のジャンルが挙げられます。

  1. 本好き
  2. クイズ・謎解き好き
  3. 歴史好き

1)の『本好き』は、幼少期の頃に “楽しそうな絵本を沢山読み聞かせしたこと” が、今につながっていると確信しています。

2)の『クイズ・謎解き好き』は、本人が自分でそうした類の本を自然と選択するようになった感もありますが、これも幼少期の頃に、昆虫の擬態系の本や迷路ゲーム的な絵本を数多く一緒に楽しんだことが、その背景にあるかと思います。

3)の『歴史好き』の入り口は正しく選んだ本でした。

子供の小学校への入学祝としておばあちゃんに買ってもらった歴史マンガ本のシリーズですが、これが本当に場外ホームラン級でした。

本好き度アップの歴史より-お薦め歴史マンガ

お財布はおばあちゃんでしたが、選書は基本的にママで、色々と吟味した中で「コレが1番楽しめる内容・楽しそう!」と選んだシリーズが大正解で、このシリーズ本を読み込んだ結果として『大の歴史好き』となりました

日本の歴史きのうのあしたは……(7巻セット) (朝日小学生新聞の学習まんが)

その他にも色々とあるのですが、場外ホームラン級はこの3つかと。

そうそう、今のところは「場外」とまではいっていない感じではありますが、《プログラミング関連の本》も、ホームラン級ですね。

超ひも理論もOK!子供の「本好き」はジャンルレス?!

そんな感じで、今回の仕込み本が物理や宇宙論、あるいは数式などのジャンルへの興味の扉を大きく開く、特大ホームラン級の1冊となるのかを楽しみしていきたいと思います。

その可能性を感じさせるのは、文系向けとはいえ大人向けの本であり、ページ数としても300ページちょっとある本を、本日の夕方と夜寝る前の読書タイムの数時間(2時間以内)だけで一気に3分の2以上を読んでしまったようでしたから。

本を「楽しい!」「面白い!」と感じている時のウチの子の集中力には、さすが『大の本好き!』 というものがあります。

ちなみに、大人向けの本なので当然ながら、漢字にルビはふられてません。

ですが、その点は大の本好きゆえに問題なし。

漢字を “読むこと” は、本当に知らぬうちに「あっ」という間に身につけてしまっていて、読み方を聞かれることは殆どありません。

今回の本に関しては、僕は一度もありませんでした。ママには聞いたかも知れませんが。

さて、とはいっても相手は、『超ひも理論』。

一筋縄で理解できるような代物ではありません。

なので、僕としては理解度は別として、本人が「面白く」感じたのかどうかが、気になりました。

そこで、聞いてみました。

晩婚あおばパパ
超ひも理論って、とても高度で難しいと思うけど、面白かった?

と。

すると、当の本人は何食わぬ顔で、

あおば
うん。スゴク面白かったよ!スゴク興味深かったし!

と言っていました。

どうも、本人としては、「宇宙論」とか「物理」とかのジャンルには全くとらわれていないようです。

ジャンルとして「難しい」とか「難しそう」とか感じているのでは「ない」と。

子供への本選びのポイントとは

ジャンル・題材ではなく、本そのもののテイストとして「わかりやすそう」な感じかどうか? が肝心なようでした。

逆に言えば、今回の本のように、わかり易さに徹した《超入門書》的なテイストの本であれば、どんな分野の内容でも「読んでみようかなぁ?」とは、思うのかもしれません。

「パッ」とみた後に、今回のように引き続き読む耽るかどうかは別としても。

それにしても‥ 量子論を含む超ひも理論の本を、「面白い!」と感じて一気に読み進めてしまったことは、驚きでした。

『本好き』って、本当にスゴイことなのだと改めて感じました。

多次元宇宙論の話しとかもちゃんと理解していて、ひも・・解いて話してくれました(笑)。


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