子供の算数・立体図形感覚の発達はいくつから?小3でルービックキューブに初挑戦!

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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の主な演題は【子供の算数・立体図形感覚の発達はいくつからが適正?小学3年生でルービックキューブに初挑戦&見事完成!】です。

本日は我が家の小学3年生の子供の「あおば」が、初めてルービックキューブに挑戦し、解法ガイドを見て格闘しながら「ほぼ独力」で見事に6面を完成させました。

途中、2~3度 “助け舟” を求めてきた場面はありました。

ですが‥ 自分で助けを求めておきながら、いざ僕が解法のガイドを読みだすと「やっぱり自分でやる」というような感じで再びガイド&キューブと格闘を始めだすのです。

僕のことを押しのけるようにして(苦笑)。

子供って、あきらめそうになっても、いざ他の人がやり出すと

あおば
やっぱり自分でやる!

と頑張りだしたりするところがありますよね(笑)。

そうした場面では大人は手を出さないで、子供にそのまま預けて見守るという《コーチングの姿勢》が大切

それが、子供の《やり抜く力=GRIT》の養成につながるので。

「子育てコーチング」における2つの「待つ」

小学生の子供の「算数・立体図形感覚」の発達はいくつぐらいからが「適正年齢」となるのでしょうか?

一般論としては「教科書で取り扱いが始まる年齢から」ということになるのだとは思います。

ですが、それはあくまでも「一般論」という平均値の話しであります。

個別の子供1人ひとりにおいては、その子にあった年齢・時期というものがあり、その適正な時期が来た時には自然と「自らその対象に対してアプローチをする」ようであると感じます。

コップに水が溜まっていくと「ある時点で溢れだすよう」に。

企業・組織において人材教育を担ってコーチングを実践した経験からすると、大人の場合はそれが「経験の頻度」で決まることが多いかと思います。

大人の場合は年齢などは関係なく、ある一定の回数を重ねるコトが要点であると。

もちろん、その場合も回数=量だけの問題ではなく、質が伴えば回数が少なくてもよくなるのですが、それでもある一定の回数・量は必要となってくることは確かです。

一方、子供の場合は回数=量より「時期」のほうが遥かに大事だと感じます。

一言で云えば、以下の違いがあるのだと。

大人は頻度と質
子供は適正時期

その証拠に、子供の場合はそれまでできなかったことが「ある日突然できてしまう」ことが多々あります。

そのことは、子育てをしている親御さんなら誰でも「何らかの経験」をしたことがあると思います。

だからこそ、その点が《子育てコーチングの大きなポイント》となります。

《子育てコーチング》においては「待つ」ということが、とても重要なのだと

そしてその「待つ」には2つの異なる「待つ」があります。

  1. 子供ごとの適正時期・年齢になるまで「待つ」
  2. 親が手を出さずに子供に委ねる意味の「待つ」

1)の点は、前述の通りで、中長期的にドッシリ構えて「待つ」イメージです。

一方、2)の「待つ」は「いま」目の前の子供の行動に対して「待つ」というコトです。
子供の取り組みに対して親が「れる」ことなく「待つ」、という意味です。

つまるところ、《子育てコーチング》の要諦は「待つ」コトにあり、親に必要なのは「待つ能力=忍耐力」と云えるかと思います

ルービックキューブが子供の算数・立体図形感覚の発達に役立つと感じた点

子育てコーチングで大切な点は、「待つ」コト以外にも色々とあると考えますが、その中でも「待つ」コトと並んで重要度がとても高い点に「観察」が挙げられます

本日、子供がルービックキューブに取り組む様子を「観察」をしていて、「なるほど!ルービックキューブは子供の算数・立体図形感覚の発達に役立つ!」と感じた点がありました。

それは、自分が子供の頃にルービックキューブをやった時と「比較」をしてみてでした。
言うまでもないことですが、ルービックキューブは「立体」です。

ですが、僕が子供の時分にルービックキューブをやっていた時は、頭の中では「立体」をイメージしていなくて「平面」をイメージしていたと思います。

次の『おわりに』の章の冒頭部分に「平面パズル」の画像がありますが、あの平べったい・・・・・・・「平面パズル」のイメージで「立体」のキューブを扱っていたのでした(トホホ)。

「いま」振り返るに、それで上達するハズはありませんね(泣)。

でも当時は、シッカリした「解法」のガイドなどは無かったように思います。

まあ、あったのかもしれませんが、自分は見てませんでした。

一方、本日、ウチのあおばはちゃんと「解法ガイド」をシッカリみながら取り組んでいました。

そして、「解法ガイド」をキチンと理解しながら取り組んでいたので、結果的にほぼ独力!で、6面共に同一色のキューブを完成させたのでした

ポイントは、「解法ガイド」に以下の用語がある点です。

コーナーキューブ、センターキューブ、サブキューブ

コーナーキューブは文字通りコーナーにあるキューブで、立方体の角の8点です。

センターキューブは、立方体を構成している各正方形面の中心にあるキューブのことで、このキューブは6コとなります。

サブキューブとは、コーナーキューブとセンターキューブを除いた残りのサブのキューブの意味で、こちらは12コあります。

つまり、このキューブの意味を理解するということは「立方体の構造の理解」につながるのです。

例えば、面の数で捉えると各キューブにはそれぞれ以下の面があります。

コーナーキューブは3面、センターキューブは1面、サブキューブは2面。

そうしたことを頭に入れながら、キューブを完成させるプロセス・手順を踏んでいけばごく自然に「立体」の図形感覚が頭と身体に染み込んでいくのではないでしょうか。

少なくとも、全てのキューブを結果的に「平面」とみなしていた僕の子供時代とは全く感覚が違うことは確かです。

また、ルービックキューブの良い点は、それらのキューブの意味するところ、例えば9コの小キューブで1面が構成された立方体の角は3面を持つという点などを、手で直に触って感じられる点にもあると思います。

頭で理解するだけでなく、実際に手でその実体にふれて「こういうモノなんだ」と感じられた経験は、今後学年が進んでいくごとに機会が増えていく「図形を頭の中でイメージする作業」において、とても有益なモノとなると思われます。

なお、我が家のルービックキューブには、紙製の「解法ガイド」が付属されていました。

とても字が小さい箇所があるので老眼進行中の僕にはかな~り厳しいのですが(苦笑)。
ですが‥ 考えてみれば何もその紙製ガイドに頼る必要は「ない」のでした。

今の世は、ちゃんとWeb上に情報がありますので(笑)。

以下、ルービックキューブの公式サイトになります。

当該公式サイトでは「解法の説明」も動画付きでされていました。

年齢を問わず楽しめるルービックキューブは、まさに「一生遊べるパズル」。各世代の方々に改めてルービックの楽しさをお伝えして…

また、2020年4月に公開された「公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授」による、以下の内容の記事も掲載されています
脳活動と創造性テスト成績の変化に関する調査結果

この『脳活動と創造性テスト成績の変化に関する調査結果』は、ルービックキューブの利用が子供の脳に与えた影響についての調査となります。とても興味深り内容でオススメです。

おわりに|子供のパズル遍歴とタイミングについて


本日、あおばがルービックキューブに初挑戦! したキッカケは平面パズルでした。

その平面パズルは、先日『ゆうちょ銀行の通帳』を作成した際に「おまけとして(?)」もらったモノでした。

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初めて預金通帳を作った日の育児日記記事は、こちらになります。

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あおばは《大の本好き・読書好き》ということもあり、「迷路&探し絵」のシリーズ本などは何冊も持っています。

ですが‥ 「パズル」となると、3~4歳の頃までは50ピース以下の簡単なパズルを結構やってはいたのですが、それ以降は長いことご無沙汰になっていました。

そうしたこともあり、先日郵便局でもらった「平面パズル」が久しぶりの「パズル経験」となったのでした。

その「平面パズル」、もらった当日やその後の数日の間は、繰り返し繰り返しかなり熱心に取り組んでいました。

最初の数回だけは苦戦気味でしたが、直ぐにコツを掴んで自分で様々な崩しパターンを試していたようでした。

本日、ルービックキューブに挑戦したのは、“その下地” があったからこそだと感じます。

ルービックキューブはそれこそ、あおばが4~5歳ぐらいの頃から我が家にありましたが、これまでは「自分でやってみる」と言い出したことはありませんでした。

これまで、あおばがルービックキューブを手に取るパターンといえば、綺麗に6面揃ってオブジェ的に置いてあるキューブをわざとバラバラに崩しておいてから、

あおば
はい、パパ。これ直しておいて。よろしくね~

と、イタズラをする時だけでした(苦笑)。

それが本日は、平面パズルに取り組んでいる姿を見てママが、

あおばママ
今度は、ルービックキューブもやってみたら?

と投げかけてみたところ、見事に反応をしたのでした。

そのことには次の2つの点が、丁度いいタイミングで作用したのだと感じました。

  • 「やってみよう!」と思える年齢に達した点
  • 「平面パズル」で自信をつけていた点

何事もにもタイミングやキッカケというモノが「ある」ということだと思います。

ということは逆に、
そのタイミングやキッカケとなる出来事と巡り会わないうちは、闇雲に子供に挑戦させないほうが「よい」とも云えるのではないか。

そう感じたりもするのでした。

それにしても、「小学3年生」という年齢は、出来ることの幅や深さが急激に発展・発達してくる「時期なのだな」と、よく感じさせられます。

ルービックキューブに限らず、これからも年齢の段階に応じて「色々なコト」に挑戦していこうね、あおば!

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