全国統一小学生テスト小学4年生・6月の結果より、塾なし中学受験を継続!

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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テスト小学4年生・6月の結果より、塾なし中学受験を継続!】です。

先日、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が受験した『全国統一小学生テスト』の「君だけの診断レポート(=結果の成績表)」を受け取ってきました。

ウチの子は、事前の対策授業(=過去問題の模擬試験)を含めるとこれまで計6回、全国統一小学生テストを受験したのですが、残念ながら今回はこれまでで最も体調が優れない状態(睡眠不良気味)での受験となりました。

そのためか、テスト当日は本人の様子や感想・感触がよくなかったこともあり、

晩婚あおばパパ
小4ともなると「塾なし」は厳しくなるのかな‥?

などと考えてしまったのでした。

ですが! 後日、テスト結果とその診断レポートを照らし合わせ、また、誤答や時間切れで解答できなかった問題に再度取り組んでもらったところ、「いや、これなら大丈夫!」と、一安心(笑)。

そこで、当面はこれまで同様に「塾なし中学受験」の試みを継続していくことにしました。

『全国統一小学生テスト・小学4年生』を受験した当日の模様は、 こちらに。

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全国統一小学生テストのメリットは塾なし受験にこそ?!

画像出典先:全国統一小学生テスト受験後に配付される『君だけの診断レポート(=結果の成績表)』より抜粋。

『全国統一小学生テスト』は “無料で受験できる” 中学受験対策向けのテストです。

【補足】「中学受験向け」とは、小学校の学習内容をベースとしつつも、その知識を発展・応用して解く高度な問題も多く含まれるという意味合いになります。

今回(2022年6月)の小学4年生のケースですと「26,000人超!(小4のみで)」もの子どもたちが参加した全国規模の学力テストを「無料!」で受けられるだけでなく、一人ひとりのテストの結果を全受験生の結果と照らし合わせて事細かに分析してくれる『君だけの診断レポート』までも「無料」でいただけるという、とって~もありがたいテストです。

しかも、同レポートでは、受験した直近のテストの結果分析だけが行われているわけではありません。

各教科ごとに、過去に受験した時点から、どの領域の理解度がどの程度深まったかや、逆にどの部分が曖昧になってきているかなどの「推移的な内容」の分析までもがなされています。

【補足】「領域」とは、各教科におけるより細かな学習内容の区分。算数であれば、「計算」「数,規則性」「平面図形」などになります。

ということで、2回・3回・4回~と続けて受験すればするほど、自分の子どもの学力の定着度合いや得意・不得意なポイントを “シッカリ” と把握することができてくるという、大変ありがたい仕組みになっているのです。

その仕組みのありがたみ自体は、(大手)進学塾に通っている家庭でも、「塾なし」学習に取り組んでいる家庭でも同じではあると思います。

とはいえ、都市部の進学塾に通っている子どもたちの場合は定期的に様々なテストを受けているでしょうから、否が応でも周囲との比較を常に意識させられ、自身の “現在位置” を肌で感じているのではないでしょうか、良くも悪くも。

一方、「塾なし」の場合は普段は、自分の子どもの “現在位置” を周囲との比較において測る術がほぼ無い状況です。

特に我が家のように地方在住で田舎暮らしをしている場合は(苦笑)。

ということで、『全国統一小学生テスト』には様々なメリットがありますが、そのありがたみの度合いはやはり、「塾なし」受験の場合のほうが “より大きい” のではないかと思います。

ちなみに、今回・2022年6月実施の『全国統一小学生テスト・小学4年生』の教科ごとの受験者数は以下のようになっていました。

  1. 算数・国語の2教科:28,825人
  2. 算数・国語・理科の3教科:26,713人
  3. 算数・国語・理科・社会の4教科:26,141人

驚くことに、(1)と(3)の間には、2,600人以上の開きがあります。なんと全受験者数の1割近くも!

それだけの子どもたちが、2教科が終わった時点でお腹の調子でも悪くなったのでしょうか?って、そんなわけはないですよね(笑)。

推測にはなりますが、これだけの人数の子たちが「2教科のみ」でテスト受験を “切り上げた” のは、自分の意思によるものでは「ない」と考えるのが自然だと。

恐らく、首都圏のどこかの大手塾で「2教科のみ」受験や「3教科のみ」受験を実施したのではないのではないでしょうか。

或いは、全国統一小学生テストの主催者の四谷大塚さんが、決勝大会進出者の50名枠の多くが自塾グループの生徒ばかりとならないようにと、メンバーの子どもたちには「2教科のみ」に科目数を制限していたりするのでしょうか?

ちなみに、都道府県別の受験者数をよくみてみますと、受験者数が2,000人を超える都道府県は僅か一都二県のみで、その3つとも全て首都圏になります(なかでも東京はダントツの8,000人超!)。

こうして改めてデータをよく見てみますと、首都圏(特に東京)の中学受験事情って、ちょっと別世界の感がありますね(苦笑)。

全国統一小学生テスト・小学4年生での失敗からの学び

今回・2022年6月実施の『全国統一小学生テスト・小学4年生』を受験しての最大の学びは、親の僕のコーチングの「失敗」にありました。

今回、僕はテスト本番前夜の就寝直前に、事前対策授業の過去問模擬試験で誤答した問題の “おさらい” をしてみたのでした。

脳科学的には、夜寝ている間に記憶の定着が促進されることが知られていて、記憶術の1つとしても認知度の高い方法であるので、それを試してみたのでした、よかれと思って。

ですが‥ そのことで子どもの頭が冴えてしまったようでよく寝つけず、結果として “寝不足・睡眠不良状態” でテストを受けさせることになってしまいました(苦汗)。

今回はあくまでも、小学4年生の6月の現時点での学力を把握するためのテストであったのでよかったのですが、これが受験の本番であったなら、悔やみきれない事態になっていたことと思います(冷汗)。

その意味では、「いま」の段階で “失敗経験” を積んだという体験は、後々に活かせていけばよいので、早い段階で親側が失敗をしたのは「よい経験」でもあった、と感じています。

一番大切なコトは「子どもの体調」であり、子どもが体調を崩すようなことを避けるためには、“いつも通りに臨むコト” なのだと、再認識をしたのでした。

さて、今回の事例が「失敗‥」だったと判断できたのは、次の理由によります。

  • 得意科目とそうでもない科目の結果の違い
  • 後日、誤答した問題に取り組み直しをした結果

得意科目とそうでもない科目の結果の違い

ウチの子は「大の本好き・読書好き」。
そして、そのおかげで『国語』が一番の得意科目です。

また、大の本好きなこともあり、ジャンルを問わず何にでも関心を持ち、様々なタイプの本を読みます。

その流れで、算数を始め理科や社会にも興味を持っているので、本人的にはどんな科目であれ「全部面白い!」と感じているようです。

そんな背景もあり、小学校のテストや成績は、どの科目・教科もいつもよい出来です(体育だけはそこそこですが(苦笑))。

ですが‥ 高度な応用力も問われる『全国統一小学生テスト』の問題が相手となると、さすがに同じようにはいきません。

例えば、算数に関してはこれまでも “よい出来” の時もあれば“とてもよい出来” の時もあるという感じで、結果にやや「バラつき」がみられました。

特に、今回は寝不足でまだ頭と身体が覚醒し切れていない状態での “最初の科目” が算数だったこともあり、算数の出来が一番よくない結果となってしまいました(苦笑)。

また、本人がわりと自信を持っていた理科でも、ケアレスミスがあったり、時間が足りず手をつけられなかった問題があったりもしました。

一方、最後の科目となった社会では、やっとエンジンが掛かってきたこともあってか(?)、本人もビックリの好結果(100点満点!)でした。

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そのような感じで、今回は「体調不良(=寝不足)」というマイナス要因があったことにより、判明したことがありました。

ウチの子はどうも、本質的には文系的な科目を最も得意とするようである、ということが。

「禍を転じて福と為す」ではありませんが、そうした状況であったからこそ、

晩婚あおばパパ
浮かび上がってくるモノもあるのだな~

と、感じたりもしたのでした。

そして、その明らかになった点によって、「今回は失敗をしてしまった‥」という事実もまた、顕在化されてしまったのでした(苦笑)。

体調のよいときだと、得意科目とそうでもない科目の間においても、一目瞭然となる程の差・違いは生じなかったりもするので。
 

【補足】後日談
今回の反省を活かしてみた次回・2022年秋(11月)の『全国統一小学生テスト』の結果の一部は、以下の関連記事にあります。
紹介している内容は一部ですが、「社会」以外の3教科は全部成績アップでした!(さすがに社会は今回100点だったので、少し下がりましたが(苦笑))。

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後日、誤答した問題に取り組み直しをした結果

また、それらの点は後日、誤答した問題に取り組み直しをした結果により、ある意味より鮮明となりました。

家で “リラックスした状態” で臨んだ、というプラス要因もあったことは確かですが、算数も理科も、本番で誤答した問題の大半を、スンナリと正解することができました。

その結果&様子をみて、「やっぱり、体調が1番大事なんだな~」と、改めてつくづくと感じたのでした。

とはいえ、算数に関しては、全受験者の正答率が1割を切っていたような「超~難問」については、

あおば
この問題はちょっとやりたくない‥

と言って、手をつけなかった問題もありましたが(笑)。

ちなみに、そのように本人が乗り気でない時には「無理強いをしない」というのは、コーチング的にも有効な方法論だと考えますし、我が家的には “そういうときはそうさせておく”といったほうが、長い目で捉えた場合に「有益である」とも捉えています。

難問と言われる・言える問題ほど、一人ひとりの子どもごとに、「挑戦してみよう!」と思えるタイミング・時期が異なるし、その時を「待つコトが大切」となってくるのではないかと。

 

おわりに

本記事は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が6月(2022年)に受験した大手進学塾・四谷大塚が主催する『全国統一小学生テスト』の「君だけの診断レポート」を受け取り、その診断内容を確認したり、誤答した問題を再度解き直してみた結果から得た「学び」についてふれてみました。

その1番の学びは、以下でした。

  • 体調が最も大切
  • 普段どおりで臨むことが大切

子どもに「実力を発揮してもらう」ためには、子どもに “いつも通りに自然体” でテスト・受験に臨んでもらえるよう準備を整えることが大切です。

そのためには、親ができるだけそのような状態で臨めるように、環境を整えてあげる(=コーチングする)のが望ましい形です。

今回は僕がその準備を失敗してしまい、“いつも通りの状態” の真逆の形である “過度にプレッシャーを与える状態” にしてしまいました(反省)。

そのことは、テスト当日の朝の子どもの様子からも分かってはいましたが、後日に誤答問題の解き直しをしてもらいその結果がとても良かったことから、思っていた以上に “マイナス” に働いてしまっていたことが明らかとなりました。

親の自分としては、コーチングの失敗を「学び」として、今後に活かしていこうと感じています。

一方、親側の「失敗」をシッカリと確認できたことで、今後の方針が定まったプラス面もありました。

それは、「塾なし」での中学受験準備の継続です。

テスト当日は、子どもの様子・感想から、「小学4年生となってくると塾なしでは厳しくなってくるのかな?」とも考えてしまったのですが‥

それは早とちりで、「いま」の段階では子どもの実力的には問題がないことがハッキリしたので、まずは一安心。

というわけで、塾にも色々とメリットがあることとは思うのですが、例えば良きライバル・競争相手が見つかる可能性など、それより塾に通わないことで得られる「子どもの自由な時間」を大切にさせてあげたい、という気持ちのほうが強いのでした。

自由な時間に、楽しみで本を読んで様々なコトを学び・学習する。

自由な時間に、本で学んだコトを楽しく実体験して体に染み込ませる。

そのように学ぶことが、実は最も効果的な学習なのだと思うのです。

幼少の頃から、遊びの1つとして「本」とふれてきたコトが、「いま」とても大きな成果として実を結んできていることを感じているので、このままこの「遊びが学び」の路線を、子どもと一緒に歩んでいきたいなと。

これからも、楽しく学んでいこうね、あおば!

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