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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【四谷大塚・全国統一小学生テストで「小学4年生が中学受験対策のスタート時期」の通説を実感】です。
本日(2022年6月5日)は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が、中学受験向け大手塾の四谷大塚が主催する『全国統一小学生テスト・小学4年生』を受験しました。
ウチの子は小学3年生だった昨春に初めて『全国統一小学生テスト』を受験したので、今回で “本テスト” としては3回目、事前の「対策授業」での模擬試験を含めると通算6回目の受験となりました。
とはいえ、小3時に受験した4回と、本日を含めて小4となってから受験した2回とでは、テストの「教科数(2 → 4に増加)」はもちろん「試験時間」も異なり、内容的には “全く別物” だったように感じられました(子どもの反応を踏まえ)。
中学受験をする場合は「小学4年生からの対策スタートが望ましい」との通説があることを、今回の『全国統一小学生テスト・小学4年生』の1回目(春)を受験して、改めて「なるほど」と実感させられたのでした。
全国統一小学生テストは小4から国語・算数・理科・社会の4教科
『全国統一小学生テスト』を受験されたご家庭の方ならご存知のとおり、同テストの教科内容は、小学4年生より「国語・算数・理科・社会の4教科」となります。
対して、小4以前の小3までの三年間は、『全国統一小学生テスト』で出題される教科は「国語と算数」の2教科のみでした。
小学校で学習する教科としては、小学3年生の時点から「理科」と「社会」が加わり4教科となっています。
ですので、シンプルに考えれば、小3の時点から『全国統一小学生テスト』のテスト科目が4教科であっても、何の不思議もありません。
その理由は主に以下の2つの点となるのではないでしょうか。
- スケジュール上の都合
- 中学受験対策塾の四谷大塚が主催者だから
(1)の点については、全国統一小学生テストのスケジュールは「年に2回」となっており、その1回目は春=6月の時点での開催のためなのではないでしょうか。
6月というと、まだ小学3年生になったばかりなので、その時点で解ける「理科」と「社会」の問題を作っても、テスト問題としてあまり意味をなさないと考えられるので。
同じように(2)の点については、仮に「理・社」のテスト実施が秋=11月の時点からとなったとしても、基礎的な内容を問う問題は作成できるにしても主催者の四谷大塚が主眼とする「中学受験」対策としての応用力を問うような発展問題を作成するにしては、やはりまだ時期尚早となるのではないかと思います。
基礎的な問題だけでなく、応用力を問うような発展問題=中学受験に出題される類の問題を含めての「テスト問題の構成」が可能となる段階は、「小学4年生の春から」ということなのではないでしょうか。
全国統一小学生テストのテスト科目が、「国語・算数・理科・社会の4教科」となるのが小4の春のタイミングで「ある」という事実と、同テストが「中学受験とその対策」を視野に入れた学力テストで「ある」という側面との間には、深い結びつきがあるのだと考えられます。
そのように推察しますとやはり、「小学4年生」の時点から、全国統一小学生テストのレベルもいよいよ!「中学受験対策向けの学力テスト」としての側面を “色濃く” してくるのだと感じられます。
全国統一小学生テストの平均点は小4から低下(=難易度UP!)を企図して作成
全国統一小学生テストが4年生から、中学受験対策向けの学力テストの色彩を濃くする点については、同テストの公式サイトにある「平均点」についての記述からも窺えます。
以下、全国統一小学生テストの公式サイト【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚からの「平均点」に関する箇所の引用内容になります。
全国統一小学生テストでは、自ら果敢にチャレンジをする意識の高い子どもたちが受験するため、平均点は年長生が配点の80%、1年生が70%、2・3年生が60%、4・5・6年生が55%を目安に試験問題を作成しています。
このように、全国統一小学生テストの主催者=問題作成者である四谷大塚さんが、小学4年生以降はそれ以前の小2・小3時より平均点が「5%」下がることを企図して、問題を作成していると公式に表明しています。
この「5%」という数値には、少し注意が必要です。
というのも、全国統一小学生テストの「国語」と「算数」の2教科の場合は満点が150点なので、点数的には「-5点」ではなく「-7.5点」となるため、「5%」を目安にした場合にそれが少し下振れをすると直ぐに「-10点」となってしまう点です。
平均点での「10点差」って、かな~り大きな違いだと感じないでしょうか?
また、全国統一小学生テストは先ほどの引用箇所の言葉を借りれば元々、自ら果敢にチャレンジをする意識の高い子どもたちが受験するテストであるので、その層の子ども達の中における平均点を「-7.5点 ~ -10点」も下げることを企図するのであれば、「問題の難易度」をかなりアップ!する必要性が「ある」ということになります。
その点については、ウチの子どもが実際に受験した今回のテストを含む直近2回のテスト受験直後の第一声にも、これまでとの “違い” が表れていたと思います。
具体的には、小学3年生だった昨年・2021年の11月のテスト終了時の第一声は、
でした。
なお、「いままでで」というのは、事前の “対策授業” での全国統一小学生テストの “過去問題” による模擬試験を合わせての「全4回の中で」の意味になります。
その、前回「小3・秋」の全国統一小学生テストを受験した際の記事は以下になります 。
【あ劇場©】へようこそ。 本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テストの「難易度さがった?」通塾なしの小3っ子の発言はテスト慣れ?】です。 本日は、わが家の小学3年生の「あおば」が “2回目の受験” となる[…]
一方、今回の第一声は、次のような感じでした。
と、いきなりネガティブな側面の感想でした(苦笑)。
ですが、その後に直ぐ「でも、楽しかった!」の言葉も続きましたので「ホッ」としましたけど。
ちなみに‥ 算数は理科より更に時間が足りなかった模様でした(苦笑)。
さて、ウチの子が肌で感じた実体験の口コミ・感想は、こんな感じだったようです。
小学4年生の春・6月は「時間が足りなかった(でも楽しかった)」
「時間が足りなかった」は、=「難しくなっていた」ということだと思います。
その感想は、問題を作成する側の四谷大塚さんが企図していた通りの「結果」を示していたのだと感じます。
全国統一小学生テストは「小学4年生」より難易度が一段更に上がる。
その事実は、小学4年生が中学受験対策のスタート時期、という通説とも合致しています。
(というか、その時期に合わせて、大手進学塾サイドはテスト問題のレベルアップを図っている訳でもあるのでしょうが)
小学4年生から学習内容のレベルが一段アップ(四谷大塚公式サイトより)
「小学4年生が中学受験対策のスタート時期として適切である」という側面については、四谷大塚が運営する全国統一小学生テストの【公式サイト】では、以下のような案内がなされています。
ポイントは、その記述が「小学4年生対象」のコンテンツ部分ではなく、「小学6年生対象」のコンテンツ部分に掲載されている点です。以下、その箇所の引用内容になります。
【公式】小学6年生|全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚 より
~前略~ 4年生の学習内容は3年生までに学習してきた内容より一段階レベルがアップし、さらに5年生でまた一段階レベルがアップというように、実はこの2年間で急速に学習内容が難しくなっています。(~後略~ ※以下で掲載)
一方、実際の「小学4年生」向けのコンテンツでの見出し部分には、以下のキャッチコピーが掲載されています。
【公式】小学4年生|全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚 より
算数も国語も理科も社会も、目指そう満点!
小3までは平均点の想定値が「60%」の問題設定であったので、満点を目指せる手応えを持っていたり、実際に満点を取る子も何人かはいたのだと思います。
ですので恐らく、小3から小4に進級したばかりの「いま」の段階では、そうした意識・意欲のままで「いて欲しい」という “想い” がこのキャッチコピーには込められているのではないでしょうか。
また、「理科」「社会」の2教科については、小学4年生は全国統一小学生テストにおいては「スタート段階」ということで、まだそれほど難易度の高い問題を作成していないため、実際に「満点」を目指せるはず!と、塾側では捉えているのではないかと。
他方、先ほどの「小学6年生」を対象としたコンテンツの引用部分には、“実は” 以下の続きがありますので、引用します。
(~前略~ 実はこの2年間で急速に学習内容が難しくなっています。)
だから、一部のお子さまは、「授業を聞いても理解できない」→「授業がつまらない」→「勉強なんて嫌い!」という負のスパイラルに陥ってしまうのです。~後略~
こうした「負のスパイラル」に陥って欲しくないという “想い” もあって、小4のコンテンツ記事にはとても前向きなキャッチコピーを掲載している、という面もあるのではないでしょうか。
でも‥ 現実的には、平均点が大きく下がってしまうような問題作成が成されています。
その辺は、小学4年生から、実際の「中学受験」において出題されるレベルの難易度の高い問題にふれておく・慣れておく必要性が「ある」という事情に拠るものなのではないかと思います。
でも、中学受験という現実にも向き合う必要がある。
その相反する2つの側面が、公式サイトの文面に表されているように感じられます。
なお、上掲の3つ目の引用箇所(小6の内容)の続きは、以下のように結ばれていますので、引用しておきます。
このことは、算数に限らず、「国語」「理科」「社会」においても同じことが言えます。今ならまだ間に合います!まずはお子さまが、どこの理解が不十分なのか、どこでつまずいているのか、しっかり確認しましょう。
こちの内容、やはり「算数」が特に「鍵」となる教科であることを示しているのではないでしょうか。
後日、今回の全国統一小学生テストの個人成績表『君だけの診断レポート』を受け取ってきたところ‥ なんと!「社会」では実際に「満点」が取れていてビックリしました。
その「後日談」は、 こちらに。
《本ページはプロモーションが含まれています》 【あ劇場©】へようこそ。 本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【社会なら全国統一小学生テストで100点満点が可能でした!】です。 先日(2022年6月末)、我が家の小学[…]
おわりに
本日は、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が、中学受験向け大手塾の四谷大塚が主催する『全国統一小学生テスト・小学4年生』を受験した体験から、次のような感想を抱いたのでした。
『全国統一小学生テストで4年生が中学受験対策のスタート時期を実感』と。
その点については、何より「子どもの反応」が、その事実を如実に語ってくれていたと思います。
前回の小学3年生時の秋(11月)は、『全国統一小学生テスト』の問題のタイプに慣れてきたこともあってか、「いままでで1番簡単に感じたよ!」との言葉まで出ていました。
それが、小学4年生となった今回は、「ちょっと苦戦した‥」的な言葉・反応に取って代わられていました。
我が家の場合はこれまで、日々の子どもの学習は「塾なし」&「通信教育のみ」の形で進めてきたのですが、そろそろ “このスタイルのままで良いのか?” について、再考が必要な段階なのかもしれません。
ただ、今回の子どもの反応については “もう1つ”、親側の自分達の失敗というか “至らなかった点” があったのも事実でした。
それは子どもの「体調管理」と「メンタルのサポート面」について。
小3の時の2回ではそのようなことはなかったのですが、今回は前夜によく眠れなかったようで、朝起きた時からちょっと “ボ~” っとした感じで、ウチの子にしては珍しく朝食のご飯に殆ど手をつけませんでした。スープや野菜類を少し取った程度で。
そんな感じだったため、特に最初のテスト科目であった算数については、残念ながらこれまでより集中力を欠いた状態だったのでないかと‥(苦笑)。
「メンタルのサポート面」と書いたのは、今回は僕の方で子どもに少し「過度にプレッシャーを与えてしまったのではないかな?」と思う部分があったからでした。
具体的には前夜の就寝直前に、対策授業で頂いた「過去問題」の復習を布団の上でしてみたことでした。
これまではそのようなコトをしたことがなかったのですが、小4となってテスト問題の難易度が高くなったことを感じていたので、本番前に軽く「おさらいをしておこうかな」という気持ちで、初めてのコトを試みてみたのでした。
でも‥ 結果的にはそのコトが、子どもの睡眠の質の低下や緊張を高め過ぎる形となってしまったのかもしれません。
よかれと思った試みではあったのですが‥ 今回はどうも「裏目」に出てしまったように感じています。
「初めての試み」をするのであれば、もっと違った機会の時にすべきでした(反省)。
今回の反省を、今後の我が子に対する「子育てコーチング」での “環境の整え方の方法” に活かしていきたいと思います。
でも、まだまだ先のコトでもありますが、もし実際に「中学受験」をすることになったとしたら、今回の失敗例は、その時期における「子どもとの向き合い方」についての1つの指針となる体験だったのかもしれません。
最後はちょっと、失敗談での締めとなってしまいました(苦笑)。
もっと、楽しく本番テストに臨めるようにしなくてはいけなかったです。
今回、親の僕はアプローチを失敗してしまったと思いますが‥ テストを終えた直後の本人の感想は「時間が足りなかった‥」に続いては、
でしたので、本人の前向きな気持ちに救われたのでした。
今回は申し訳なかったね、あおば。
後日、今回の全国統一小学生テストの個人成績表『君だけの診断レポート』を受け取ってきた後の「後日談」は、 こちらに。
【あ劇場©】へようこそ。 本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テスト小学4年生・6月の結果より、塾なし中学受験を継続!】です。 先日、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が受験した『全国統一小学生テスト[…]
★テスト当日の印象を基にした当記事の内容とは、かな~り思うコトが変わった面があったのでした。我ながら驚くほどに(笑)。
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