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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テストの「難易度さがった?」通塾なしの小3っ子の発言はテスト慣れ?】です。
本日は、我が家の小学3年生の「あおば」が “2回目の受験” となる四谷大塚《全国統一小学生テスト・小学3年生》を受けてきました(事前の「対策授業」との合算だと“4回目”)。
「どうだった?」と感想を尋ねたところ返ってきた返答は、
とのことで、ちょっと驚きました。
全国統一小学生テストの難易度は通塾なしの場合は「慣れ」で解決?
画像出典:今回・2021年11月3日に実施された【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の算数と国語の問題冊子。日付がわかるようにドアップ(笑)で撮りました。
実際に、今年・2021年の6月に初めて《全国統一小学生テスト・小学3年生》を子どもが受けてみた際は、「教科書の内容を超えた問題」がかなりあることに驚きを感じました(特に算数に)。
で‥「なるほど!これは確かに、通塾していないと “厳しい” と言われるのもわかるな‥」と感じる面がありました。
その一方、「教科書の内容を超えた問題」という面に関しては、算数と国語では「意味がだいぶ違う」という印象を持ちました。
具体的には以下のような「違い」を感じるケースが多いのではないかと。
- 算数は問題の「質」に対する戸惑い
- 国語は文章量の「多さ」に対する戸惑い
(1)の算数は、中学受験対策者向けの教科書レベルの範囲を超えた《応用力を問われる問題》がかなりあるので、通塾していてその手に問題に「慣れている」ほうが有利なのは「確か」だと思います。
(2)の国語は、漢字や語句の知識など教科書レベルの範囲を超えた問題も一部ありますが、全体的な割合は多くはないと思います。
国語については教科書レベルを超えたうんぬんというよりも、「問題文の文章量が多い」ことに驚くケースが多いようです。
その意味では、問題文の文章量が多いケースに対して、通塾している子は「慣れている」といえる部分があるとは思います。
ですが、文章内に出てくる語句の難易度が高いというわけではないので、この点は普段本を多く読んでいれば特に問題は「ない」と思います。
(手前味噌ながら)論より証拠に、《大の本好き・読書好き》のウチの子どもは、通塾していませんが、前回・6月の《全国統一小学生テスト・小学3年生》国語の偏差値は「70台(ほぼジャスト)」でした(今回もほぼ同じく「70台」)。
算数の通塾ありなしの意味
算数については、我が家の場合は進研ゼミの『考える力・プラス講座』で教科書レベルの範囲を超えた問題にある程度接していたので「その経験が活きた」と感じました(前回の算数の偏差値はほぼ「60」ジャストでした)。
仮に、進研ゼミの『考える力・プラス講座』に取り組んでいなかったとしたら、算数については歯が立たずに「凄くショックを受けていたかもしれない‥」と思ったものでした。
その一方、算数も、解答に利用する方法論自体は、教科書の範囲を超えているわけではありません。
例えば、小学3年生の問題に、いきなり分数のわり算が出てくる、というようなコトでは「ない」です。
その意味で、「コツを教わったことがあるか?」「コツ的な考え方にどこかでふれたことがあるか?」で、かな~り差がついてしまうと思います。
その点、通塾している子は、「解法のコツ」を教わっているケースが多いと思うので「有利」となる傾向が高いと推察できます。
全国統一小学生テストの『対策授業』の意味
「通塾なし」の子が不利な面を補う一つの方法・対策として、全国統一小学生テストの『対策授業』にはとても大きな意味がある、と感じます。
ちなみに、ウチの子が《全国統一小学生テスト》を受験した会場の塾の《対策授業》の内容は、「前年度の全国統一小学生テストの過去問を用いた模擬試験」でした。
そのおかげで、《全国統一小学生テスト》の本テストの受験は今回で2回目なのですが、《対策授業》の模擬試験も含めると「4回目!」となったのでした。
小学3年生の子どもにとって、普段あまり慣れていないコトに対峙する際の、2回目と4回目の「差」はかな~り大きなモノがあると思います。
その意味で、本日のテストを受験してのウチの子どもの感想、
の言葉の意味するところはきっと、次のように捉えることもできるのだと思います。
と。
全国統一小学生テストの難易度は?他の模試との比較
当記事では主に、2021年実施の2回の《全国統一小学生テスト》を、我が家の小学3年生の子どもが「実際に受験した体験」に基づき、その難易度の実感を取りまとめていますが、その結論にふれる前に一度、「一般的な見解」にもふれてみたいと思います。
「Yahoo!知恵袋」を始めとするネット上の複数の情報を収集した結果は、次のような内容でした。
(※掲載順は難易度が「高い⇒低い」となっています)
【中学受験生を対象とした模試における難易度順】
- サピックス公開模試
- 四谷大塚公開模試,日能研公開模試
- 首都圏模試センター模試
この(1)~(3)の順を「偏差値」において比較すれば、同じ学校でも(1)の模試の偏差値が最も低く、(3)の模試の偏差値が最も高いという結果になります。
《全国統一小学生テスト》は、上掲リスト中にある大手進学塾の四谷大塚が主催する学力テストではありますが、「中学受験」を検討している層のみを対象にした学力テストではないので、その難易度は『四谷大塚公開模試』よりは低いと捉えるのが妥当のようです。
なお、ウチの子が《全統小テスト》を受験した会場の塾では、以下の『志望校判定のめやす』という偏差値帯一覧表を参考資料として配付してくれました(画像はその一部を抜粋)。
我が家は地方の田舎町在住なので、我が家から車で1時間程のテスト会場となった塾も当然ながら地方都市にあります。
ですので、以下の一覧表資料は当該塾のモノではなく、《全国統一小学生テスト》主催者の四谷大塚の公式資料と考えてよいと思います(首都圏の中学校が大半ですので)。
画像資料は《全国統一小学生テスト》会場塾の提供資料の一部を抜粋したもの
上掲の画像資料は一部のみですが‥ 偏差値帯と学校名の組み合わせにて比較することで、他の模試と《全国統一小学生テスト》の難易度を比較することが可能かと思います。
全国統一小学生テスト2021の難易度の結果はいかに?
さて、《全国統一小学生テスト2021》の2回目となる今回・11月のテストの実際の「難易度」はいかなるものでしょうか。
我が家の小学3年生の子どもの感想は、「いままでで1番簡単に感じたよ!」ではありました。
ですが、この点は上でみてきたように、通塾なしのウチの子どもの条件において「だいぶ慣れてきた」という状況があったためだと思われます。
その点をなしに、親の自分のフラット(?)な目でみた印象では、今回の全国統一小学生テストの難易度がこれまでと異なるということは「ない」というモノでした。
その結果は、当ブログでまた紹介をしたいと思っています(以下の【後日談】箇所をご覧ください)。
ちなみに、前回の今年・2021年の6月に実施された全国統一小学生テストの算数と国語の平均点はそれぞれ以下でした。
- 算数が91.4点 (※11月時の算数は98.9点)
- 国語が79.7点 (※11月時の国語は85.4点)
前回は、算数と国語でかなりの差がありました。
この差は、前回の国語の問題が「難しかった」ということなのであると思いますから、その点を踏まえると確かに、今回の国語の問題は前回より「簡単」になっている可能性は高いかと思います。
となると‥ ウチのあおばは元々「国語が得意」なので、それでなお一層そう感じたのかもしれないかと。
実際の本人のテスト結果と平均点の結果との兼ね合いがどうなるか?
楽しみにしていようね、あおば!
今回・2021年11月3日(祝) 実施の「第29回全国統一小学生テスト・小学3年生」の結果が出ました。実際のところ、今回の全国統一小学生テストの「受験者平均点」は、大幅にアップしていました。
(※子どもの印象が「正解」でした。親の僕の予想は見事にハズレ(苦笑))
同テストの結果の概要に関する関連記事は、 こちらより
【あ劇場©】へようこそ。 本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【全国統一小学生テストの平均点や偏差値を2回分の結果診断レポート[小学3年生]で比較】です。 本日は、我が家の小学3年生の子どもの「あおば」と一緒に、先日・1[…]