子供とテレビ&ゲームの関係性について-「見せたい」気持ちからの学び

【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【子供とテレビ&ゲームの関係性について-「見せたい」気持ちからの学び】です。

本日は、おばあちゃんのご来訪「4日目」。

今日、今回おばあちゃんが来てから初めて、あおば(我が家の小学2年生の子供)が「テレビ見よう!」と。

その理由から垣間見えたウチの子とテレビそしてゲームとの関係性とは?

子供とテレビ&ゲームの関係性に不安を感じる時は「理由を探る」がオススメ

それは夕食前のことでした。

あおばが

あおば
ばばちゃんに “見せたい” 番組があるから、テレビ見よう!

と、言いました。
(※「ばばちゃん」は、あおばが呼ぶ “おばあちゃん” の呼び名です)

あおば本人的には、次の明確な理由がありました。

夕食前に行った日帰り温泉からの帰路(いい湯でした)、車の中でみんなで3文字シリトリ(3文字の言葉だけでのシリトリ)をしました。

その中で、あおばが「ワーオ」と言いました。

“ワーオ” はEテレの《ふしぎエンドレス 理科3年》という番組に登場するキャラクター(不思議モンスター)の名前です。

《ふしぎエンドレス》シリーズは、我が家の定番テレビ番組なので、僕とママは “ワーオ” のことは知っています。

《ふしぎエンドレス》シリーズは、3年生から6年生までの4学年ごとの個別の番組と、その番組ごとの4つのキャラクターがいます。
それぞれの学年・番組ごとのキャラクターは以下です。
3年生:ワーオ,4年生:カモカモ,5年生:テミルン,6年生:ヨウダエモン
あおばは現在2年生ですが、3年生から6年生までの番組を全部見ています。
(1番組10分間の構成なので4学年分を通して見ても計40分です)

ですが、ばばちゃんとしては「?・・」でした。

あおばは、その “ワーオ” のことを、ばばちゃんに教えてあげたかったようです。

そうした明確な理由があったから、ばばちゃんにその番組を見せて、“ワーオ” のことを知って欲しかったから、「テレビ見よう」という発言があったわけでした。

逆に言えば、その理由がなかったのならおそらく今日も、「テレビを見よう」とは言わなかったのではないか? と、思います。

“今日も” と書いた “今日” の意味は、“ばばちゃん来訪の4日目=ばばちゃんがいる日” の意味です。

ばばちゃんがウチに居ると(非日常)、あおばの行動は以下のようです。

食事の時間以外であれば、ばばちゃんと一緒に遊ぼうとする。
あるいは、1人遊びをする。

食事の時間帯は、ばばちゃんと話そうとする。
あるいは、ばばちゃんと親がする話しを聞いている。

一方、普段であれば(日常)、あおばの行動は以下です。

食事の時間以外であれば、主に僕と一緒に遊ぼうとする。
あるいは、1人遊びをする。
(ママと2人で遊ぶことは意外に少ない)

食事の時間帯は、自分の好きな話題を話そうとする。
あるいは、お気に入りのテレビを見る。
(会話とテレビを見る割合は、最近は6対4ぐらい?以前はほぼ会話でした)

子供なりに、ばばちゃんやママに気を使っているというか、自分が好きな人に対して「自分もそう接したい」感がうかがえます。

そうなのです。

自分の「テレビを見たい」という気持ちより、家族と過ごす時間のことを優先しているのです、気持ち的に。

ポイントは、無理して(=欲望を押し殺して)「そうしている」わけではない・・という点です。

なぜ、「そう感じる」か?

といいますのは・・

逆のパターン=テレビやゲームを「見たい! or したい!」と、粘るケースの時には、《理由があるから》です。

今日のテレビの件は、上述の理由でした。

昨日はゲーム(iPad の)で、粘るパターンがあったのですが、それは「一通りのパターンをやってみたい!」という理由があるケースでした。

あおばの場合は、このパターンが結構な頻度であります。

なので、このパターンが出て来るとちょっと手こずることもあるのですが・・・

そういう時は、こちらが “逆の意味で粘る” のが得策。

“逆の意味で粘る” は、終わるまで “粘り強く待つ” ということ。

「一通りやってみたい!」が願望なので、実際に “一度一通りやり終える” と、こちらが拍子抜けをするぐらいあっさりと、その後は手を止めたりします。

結局ところ、モノとあおばの関係性は、以下のようになっているのだと。

  1. 『本』とは、毎日接する関係(理由はなくても)
  2. 『テレビ』とは、理由がある時に接する関係
  3. 『ゲーム』とも、理由がある時に接する関係

テレビやゲームに固執しないのは本好きだから

ウチの子は普段、あまりテレビやゲームに固執しません。

もちろん、「○○が見たい!」や「△△ゲームをやりたい!」と言うことはしばしばあります。

でも、毎日ではないですし、たとえ言ったとしても良い意味で割りと諦めが早いです。

その背景にはきっと、《本好き》という大前提があるからだと思います。

ということで、本日の当人の様子・結果から導き出した推論は以下でした。

  • 子供は確かに “テレビ&ゲーム” は大好き
  • でも、「ただただ好き」というわけではない。“好き” の背景には理由がある
  • そのことを理解し、“テレビ&ゲーム” を頭ごなしに否定するのでなく、それに勝るとも劣らないモノに日常的にふれさせていれば、子供本人が自分でバランスを取るようになる

なお、ここでの具体的なモノは《本》でありましたが・・

それ以上に大切なのは『親からの愛情』です、ね(言うまでもないかと思いますが)。

【コーチングのすすめ】子供の“テレビ&ゲーム好き”にお悩みなら・・・

おそらく、子供の “テレビ&ゲーム好き” に、頭を悩ましている親御さんは数多くいることと思います。

また、将来、子供を持ったときにできれば、「我が子をあまり “テレビ&ゲーム好き” にはしたくないなぁ」と考えている方も多いのでは。

僕自身もそのように考え、ママと一緒に、あおばが幼い時分から様々な工夫を積み重ねてきました。

現在のあおばの様子をみていると結果的に、「結構、成功している?」と思えます。

その工夫については、これからの日々の育児日記でも開陳していこうと考えています。

また、結果検証の意味を含めつつ、過去の日記のバックナンバー記事でも取り上げていこうと思っていますので、興味のある方はぜひ、楽しみにしていてください。

キーワードはズバリ!
《コーチング》 です。

【補足その1】
子供が過度にテレビに関心を向けないようにするための 環境整備(=コーチング)の1つとして、“テレビとの距離感を一定に保つ工夫” に取り組んでいます。具体的には日々の生活における《テレビの位置づけ》。
そのノウハウのポイントの一部を、以下でご案内しています。
【補足その2】
育児経験的には一人っ子の育児経験しかありませんが・・・
仕事での人材育成の経験はそれなりにありましたので、その人材育成経験で学んだ実践的な知恵を落とし込んでの“育児ノウハウ”ではあると思ってはいます。

本日のオチ

さて・・
ばばちゃんに、《ふしぎエンドレス 理科3年》を見せたかったあおばでしたが・・・

今日は月曜日。
《ふしぎエンドレス》の放送があるのは火曜日です。

なので、《ふしぎエンドレス》は録画されていませんでした(苦笑)。

我が家的にはテレビは以下の位置づけになっています。

  • テレビとはハードディスクに録画しておいた番組を見るための機器
  • 基本的にリアルタイムで見るものではない(一部例外あり)
  • 番組の録画予約の担当は晩婚パパ(週1回、毎週日曜の夜に1人で実施)

「“ワーオ”のことをばばちゃんに教えたい!」と思った時点で、もう気持ちが先走っていたのでしょうね。

あおばは番組の放送曜日が違うことに全く気がついておらず、「いざ!」という感じで意気揚々とテレビ&ハードディスクの電源をオン!

録画済み番組一覧に目を向けると・・・

あおば
あれっ?・・・
《ふしぎエンドレス》録画されてないじゃん!

と、怒りを僕に向けようとするあおば・・

晩婚あおばパパ
ん?!今日は月曜だよ・・

と、僕。

一瞬、

あおば
・・・・・・

と、なるあおば・・

ですが、そこは子供。

一回、テレビの電源を “オン” にしてしまったら、もう止まりません(苦笑)。

すぐに、

あおば
じゃ、違う番組見よう!

と、迷わず最近お気に入りの『嵐』の番組をセレクト!

結局、“嵐にしやがれ(再放送)” を見ている間は、ばばちゃんと会話をすることはほぼ無く、《パラデル漫画》の映像を大笑いしながら見ていたのでした・・・

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