小学生の子供の勉強意欲を高めるコツ-理科社会の具体例より

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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【小学生の子供の学習・勉強意欲を高めるコツ-理科社会などの具体例より】です。

先日・2022年11日8日は、小学生のお子さんを持つ多くのご家庭が「皆既月食と天王星食」の天体ショーを楽しんだのではないでしょうか?

かくいう我が家も、小学4年生の子供と共に、リアルの夜空とオンラインのライブ映像の両方を楽しんだのですが、理科の勉強意欲UP につながる天体観測を一緒に楽しめたポイントは、『322年』との数字にありました。

『322年』 こうした具体的な情報は、子供の好奇心を刺激して「知りたい!」という意欲・興味を引き出してくれます。

このような “ちょっとしたスパイス的な情報” の提供を、日常の中で繰り返し続けていくことが、子供の学習・勉強に対する意欲を高めていくコツの1つ

当記事では、その「具体的な成功事例」と、幼少時代から “継続してきた” ことによる「成果(の一部)」を、紹介します。

具体的な例は「理科」について。

成果については主に、「勉強・学ぶって楽しい!」という気持ちが “公開テストの成績(ex.「社会」)” に結びついた例などを取り上げてみました。

コツは小学校の勉強・学習内容と日常の出来事とを結びつけに

こちらの画像は、朝日小学生新聞2022年11月7日付け1面記事になります。

今回・11/8の「皆既月食と天王星食」のことはウチの子はまず、朝小の前日の記事で意識しました。

いつものように朝イチで新聞に目を通すや(ウチの子「あおば」の朝の日課です)、

あおば
わぁ~ 明日、月食があるんだ~

と、嬉しそうな声を挙げました。

上掲画像のように、小学新聞はイラストが “ド~ン” と全面に大きく出ていて、やはりインパクトがあります!

子供が思わず(?)声を出してしまうのも納得でした。

このような、「思わず心が動く」というような出来事こそが、記憶に強く残る「真の学び」となるのだと思います。

そして、そのような「心が動く」出来事というのは、単に机に向かって勉強しているだけでは、なかなか体験できないモノなのではないでしょうか。

小学生という年齢・年代は、「面白い!」「楽しい!」と感じることに対する “吸収力” が、並外れている時期です。

だからこそ!

冷静な思考モードとなっている状態の時=ex.机で勉強をしている状態の時より、心がより動く・動きやすい “普段の状態” の時に、「おっ!」と感じる出来事と出会ったほうが、「真の学び」に結びついていく可能性が “高くなる” ようです。

  1. 小学生の子供は好奇心が旺盛!
  2. 小学生の子供の吸収力は抜群!

この、小学生の子供の特性を発揮させるコツが、勉強・学習内容を日常の出来事と結びつけること にあります。

逆に言えば、机に大人しく座っているだけの状態だと、以下のような感じに “なりがち” なのではないでしょうか?

せっかくの(1)の特性が発動し辛くなって‥
その結果‥(2)の効力もガクンと下がってしまうという “悪循環‥” にハマッてしまいがち‥(泣)、
と。

であれば!

親側としては、机に座っての勉強を無理強いしたりするより、子供の「心が動く」チャンス・機会を日常の出来事の中に “見つけ出したり・創り出したり” することが、コツ・ポイントとなってくるわけです。

今回の「皆既月食と天王星食」の例でいえば、小学生新聞の記事により、理科の勉強・学習につながる絶好の機会・チャンスを頂いたのでした。

そんな感じで、まずは “ツカミ” は「OK!」でした(朝小さんに感謝)。

とはいえ、なかなかに忙しく周囲に情報が溢れている現代の小学生。

1つの関心事が、子供の気を引き続けてくれる可能性はそう高くはありません。

そこで今回は、追撃(?)となる情報を用意してみました。

皆既月食と天王星食の同時観測は322年後!?

「皆既月食」という天体ショーは非日常的なイベントで、子供にとってとても魅力的なものではあるのですが、とはいえ、これまでに既に “何度か経験済み” のコトでもありました。

今回は同時に、「天王星食」も観察できる!というプラスα の点もあったのですが、単に「天王星食」といってもそれだけだと何だかイメージが湧き辛い面があったので、ちょっと調べてみました。

すると! 今回の同時天体ショーに、いかにも子供のモチベーションをアップさせてくれそうな、とても魅力的な点があることを知りました。

それが、 こちらの情報でした。

次に、皆既月食と天王星食を日本国内で同時に見ることができるのは322年後!

この「322年後!」という情報は、日常生活の中で起こる非日常的な今回のイベントに、とても強い光を与えてくれました。

晩婚あおばパパ
皆既月食と天王星食の両方を見ることができる機会はとても貴重で、今日を逃すと次は322年後になっちゃんだって!

と子供に話すと、

あおば
ホント~ じゃ、見ないとね!

と、一気にモチベーション急上昇!となったのでした(笑)。

ということで、今回は朝小こと朝日小学生新聞で知り得た情報と、追加で調べた情報の2本立てにより、子供の興味・関心をより引き上げ「実際の行動」=天体観察へとつなげることに成功! したのでした。

【後日談】
後で知ったのですが、「皆既月食」と「惑星食」が同時に起こる “ダブル食” の前回は1580年7月26日の「土星食」。今回の天王星食はなんと!“442年ぶり” だったそうです。
【補足】
昨年・小3時に「月食」を観察した際の記事もあります。

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小学生新聞は日常と勉強の結びつけツールとしてオススメ!

さて、朝日小学生新聞は、子供が小学1年生の時からずっと取り続けているのですが、ウチの子が毎日継続して読んでいるのは正直なところ「マンガ」のみです(苦笑)。

それでも、今回のように「おっ!」と感じてくれる内容の記事が割と頻繁にありますし、何より小さいうちから “新聞に日常的にふれる” という “経験そのもの” が大切だと感じています。

小学生新聞は記事内に “写真や図・イラストが多い” ので、サラッと目を通しただけでもとても印象に残りやすいようですし。

ですので、たとえ “何となく” ではあっても、社会的に話題になっていることに対しては、常に何かしらの意識は喚起されているようです。

プラス、新聞社側も「小学生向け」という点にとても意識的なので、今回の「皆既月食&天王星食」のように、「勉強・学習」に直結する記事が多いのもとても有益な点です。

大人の事情的には広告に、教育関係の出版社,教材会社や私立中学校などが多いことからも、「勉強・学習」に直結する記事が多い点は頷けますし(笑)。

そのように、普段の日常生活の中で子供が “何気に” 勉強・学習に繋がる情報・知識にふれていることは、とても有益なコトだと感じています。

これってどういうことなんだろう?

そうしたちょっとした疑問・関心こそが、「知りたがり」である小学生という年代の子供の知識に対する欲求を高め、自ら進んで勉強へと取り組む意欲を高める、ということを肌で感じているからです

ちなみに、池上彰さんも このような本を出されています(初版は結構まえの本ですが)。

理科への好影響の具体例

こちらの画像は、「皆既月食と天王星食の同時天体ショー」が見られた11/8の二日後の11/10の朝日小学生新聞1面のミニコーナーに掲載された記事の画像になります。

8日の同紙の記事では、「次は322年後」という情報はなかったものの‥ こちらの記事ではその点が追加されていました。

画像を見ていただくとお分かりのとおりで、地球からの距離が遠い天王星は、月に対してかな~り小さな “点” のようなサイズ感となります。

なので、8日の当日に観察した際も、我が家のミニ望遠鏡ではよく見えないので、天王星食に関しては、朝日新聞宇宙部 による「オンラインライブ」の映像で観察をしました。

あおば
天王星って、夜空ではこんなに小さいんだね

と、当日に感じた印象(=心が動かされた体験)を、後日のこの記事でまた、ウチの子も再度味わっていたようでした。

日常の中にあるこうした繰り返しが、「理科」という具体的な科目に対しても “好い影響” を与えてくれていることは、ちょっとした機会に感じられます。

具体例としては、次のようなやり取りが挙げられます。

丁度、1年前の今ぐらいの時期、小3の秋・11月に『全国統一小学生テスト』を受けて望外の好成績を上げてくれたことがありました。

※その際の内容は、 こちらに。

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その時に、こんなやり取りがあったのでした。

晩婚あおばパパ
今回はスゴク良い結果で良かったね!

すると、

あおば
うん!でも、次の小4では理科社会も加わるから、もっと良くなるかもよ!

と。

大手進学塾の四谷大塚主催の『全国統一小学生テスト』は、小3までは「算数」と「国語」の2教科のみで行われるテストとなっています。

それが、小4からは「理科」と「社会」も加わって、計4教科でのテストとなります。

ウチの子はいわゆる学習塾には通っていない「塾なし」の学習環境なので、また地方移住をして田舎暮らしをしているため、『全国統一小学生テスト』は車で1時間をかけて会場となる塾へ行って(遠征して)参加しています。

小4からはテストの科目内容が変わることは、僕等からも伝えたことがあったと思いますが、テスト会場の塾の先生からも聞いたのだと思います。

“大の本好き・読書好き” であるウチの子は、普段から様々な理科や社会の学習マンガなども読み漁っているので、理科も好きなことは分かっていましたが。

とはいえ、理科・社会の2科目にここまで自信を持っているとは思っていなかったので、正直ちょっと驚きました。

その時点ではあまり根拠のない自信でもあったので(笑)。

でも、今振り返ってみるに、定期的に図書館で借りている学習マンガなどだけではなく、たまに購入している『子供の科学』などの雑誌などだけでもなく、日常的にふれている小学生新聞の影響は思いのほか大きいのではないかと感じます。

自分は普段から日常的に「理科ネタ」に多く接している、という感覚・自覚を持っている点が、自信につながっていたようです。

社会科への好影響の具体例

日常的に小学生新聞にふれていることの好影響がより “ダイレクト” に結果に結びついたのは、「社会」でした。

社会科は、新聞の「時事ネタ」と直結する面があるというか、社会科の勉強とは社会のニュースを理解する能力を培うものでもあるので。

その意味で、小1の頃から継続して “小学生新聞にふれてきた” という経験は、まずは「社会」の公開テストの結果に現れてくれました。

具体的には、小4となって初めてテスト科目に登場した『全国統一小学生テスト』の「社会」で、「100点満点!」を取ることができました!

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子供の勉強意欲を引き出す「子育てコーチング」のコツ

こちらの画像は、我が家の “朝小のスクラップ記事” です。同記事には次のような一節もあります。
世の中で起きていることの多くに、理科が関係しています。理科の目で新聞を読めば、世の中も理科もわかります」。
 
子供の勉強意欲を引き出すための具体的なコツの1例として、今回は天体観測の機会を取り上げ、そのような機会を有効に活かすための “お役立つツール” の1つ「小学生新聞」と共に、その実践例を紹介しました。

一方、天体観測のように勉強内容とダイレクトに結びつくようなケースが、普段の日々の生活の中には、そう多くはないのも事実です。

しかし、だからといって、そのような機会がない時に子供へのサポートができないというわけではありません。

むしろ、そのような機会を逃すことがないよう、普段からの準備=チャンス!という時のために “いかに環境を整えておけるか?” が、ポイントとなります。

ご存知のとおりで、コーチングとは何かを教える(=ティーチング)或いは授けるということではなく、相手を適切な方向へと導いたり、相手を支えること(=サポーティング)です。

コーチングで大事なことは、相手に指示を与えることではなく、相手のモチベーション・意欲が自然とアップするような環境をいかに整えるか・整えられるか、という点です。

その点に関しては、相手が子供であれ大人であれ、同様です。

ただし、相手が子供、特に自分の子供である時は、次の点により「意識的になる」ことが大切だと感じます。

小学生は「種まき」の時期

 

それゆえ、焦らない。直ぐに結果を求めない。
じっくりと腰を据えて温かい気持ちで見守り続ける
ことが大切です。

子供には、その子ごとの発達の時期・段階・リズムがあります。

仮に、その点を蔑ろにして即席栽培的な育て方(=過度な早期教育)をして養分を蓄える時間を奪ってしまったとしたら、後で大きく伸びること(=後のび)は出来なくなってしまうでしょう。

また、先でもふれたように、子供は抜群の吸収力を持っていますが、その素晴らしい能力の本領が発揮されるケースというのは、子供が「夢中になっている時」「楽しい!と感じている時」です。

親というのは得てして、相手が自分の子供だと、期待のあまり逆に「静かに見守る・待つ」ということが難しく感じられてしまうかもしれません。

そんな時は是非、「自分自身が子供だった時」を思い出してみてください。

何かに夢中になって時が経っているのを忘れてしまっていたという経験が、誰にもある筈です。

子育てコーチングの大切なコツの1つは、その経験を思い返し、そのような時を我が子に持たせてあげるための「準備・環境を整えておいてあげる」ことだと感じます。

そして、もう1つ思い出しておくべき重要な点は、そうして「何かに夢中になった」後というのは、“勉強や学習に対する意欲も自然とアップしていた” という経験です。

小学生という時期は、そういう時期です。

遊び感覚での学び・学習が、とても「力」となる時期です。

だからこそ、机に向かっている時だけでなく、遊び感覚の中で楽しく自然に学び・学習につながる事柄・情報を吸収できる、本や新聞などが「いつも身近にある」という環境がとても有効・有益なのだと感じます。

おわりに

当記事では、先日(2022年11/8)の「皆既月食と天王星食」を実例として、小学生の子供の勉強意欲を高めるコツの1つを紹介しました。

今回、実例を基に「ポイント」として挙げたのは、次の点でした。

親が子供に対して、机に座っての勉強を無理強いしたりするより、子供の「心が動く」チャンス・機会を日常の出来事の中に “見つけ出したり・創り出したり” すること。

そのようにして “日常生活の中” で、子供の知的好奇心を “くすぐり続けていく” ことで、子供も「勉強・学びに対する意欲」が自然に湧いていく形となります。

プラスワンの「お役立ちツール」として、その “くすぐり継続アイテム” にオススメしたのが「小学生新聞」。

子供が小学生新聞に日常的にふれていることが、「理科」や「社会」の科目に “どのような効果” をもたらしたかは具体例のとおりですが、その効果はもちろん! 読解力が要となる「国語」にも良い影響を与えてくれているようです。

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小学生の子供は好奇心がとても旺盛です。

ですので、親が普段の生活の中でその好奇心を上手に刺激してあげれば、子供の勉強意欲は自然と高まっていきます。

コツは、さりげなく導いてあげる(=コーチングしてあげる)こと。

勉強を強いるのではなく、本人が「知りたい!」と感じるような環境をいかに演出・創り出していけるかが、親側の腕の見せ所(=コーチとしての)なのではないでしょうか。

そのための「ツール」は色々とありますが、当記事では主に「小学生新聞」を取り上げ紹介しました。

我が家は、月額 2,100円(税込)で“毎日届く” 朝日小学生新聞を利用していますが、まずは、週刊で“毎木曜に届く”月額 550円(税込)の読売KODOMO新聞から「始めてみる」という手もあると思います。

理科に社会に国語に具体的な効果があり、そして勿論! 算数につながるネタも頻繁に登場する「小学生新聞」は、子供の勉強意欲を高めるツールとしてオススメです

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