【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの育児実録の主な演題は【スーパームーン皆既月食の観察】です。
我が家では,あおば(ウチの小3の子供)向けに,朝日小学生新聞を購読しています。
といっても,あおばが定期的にちゃんと読んでいるのは,連載まんがと連載小説だけではありますが(苦笑)
でも,それ以外の記事も何か「ピン!」と来るモノがあった時には熱心に読んでいます。
で,最近で最も「ピン!」とあおばアンテナが反応したのが(2021年5月)24日(月)の《スーパームーン皆既月食》についての記事。
その《スーパームーン皆既月食》が,「本日・26日(水)にある」と知り,とても楽しみにしていたのでした。
朝小のスーパームーン皆既月食の記事で子供が「見たい!」と
画像出典:朝日小学生新聞 2021年5月24日(月曜日)の1面記事より
毎朝,朝小こと朝日小学生新聞を玄関の郵便受けから取ってくることはあおばの日課になっています。
そして,毎日,まずは1面を「チラッと」見てから,大体いつもは連載マンガと連載小説が載っている最終面に一直線!というパターンが多いのです(苦笑)。
ですが‥ 今週の月曜日はちょっと違っていました。
上掲画像のインパクトのある図表にまず目が行ったようでした。
そして直ぐに,
と,とても「ワクワク」した感じで言っていました。
後で,その記事を僕も読みました。
朝小の記事では,次のような内容の説明がされていました。
約3年ぶりに各地で見られそうです。
~中略~
26日の満月は今年,地球に最も近づく「スーパームーン」でもあります。
~中略~
次に日本で皆既月食が見られるのは,来年11月8日です。
引用文章出典:朝日小学生新聞 2021年5月24日(月曜日)の1面記事より
などでした。
朝小の記事には,『日本国内では24年ぶりのスーパームーン皆既月食』 の説明はありませんでした。
ですが,「24年ぶり」というフレーズがなくても,あおばの気持ちを動かすには十分であったようでした。
逆に,8歳の子供にとっては,「24年ぶり」のフレーズはリアリティーに欠けるのかもしれませんね(笑)。
《スーパームーン皆既月食》観察当日の子供の様子
そのような感じで,あおばもとても楽しみしていた本日の《スーパームーン皆既月食》。
《スーパームーン皆既月食》の観測が国内でできるのは24年ぶりですので,当然ですが,現在小学校3年生のあおばとしては「初!」の体験となります。
ですが‥ 月食なのでこれまた当然ですが,それが起こるのは夜。
今回はあまり遅い時間ではないにしても,皆既月食が始まる時間と終わる時間はそれぞれ以下のとおりでした。
- スーパームーン皆既月食の始まる時間:午後8時9分
- スーパームーン皆既月食の終わる時間:午後8時28分
早い日であれば,既に寝室で毎晩恒例の読書タイムに入っている時間帯です。
まぁ,最近は就寝時間が遅めになってしまっている日が多いので,歯磨きタイムやお風呂タイムとなってしまっている時が多いですが。
更に困ったことに,その時間帯が宿題タイムと化してしまっている場合もあったり(苦笑)。
そんなことが多いので‥ 当初の予定としては,全ての準備を終えておき,「後は寝るだけ!」の準備万全体制を整えておいてから,《スーパームーン皆既月食》を「観察しよう!」と考えてはいました。
でもやはり,予定と現実とは違うモノです(苦笑)。
本日もあおばは,最近恒例となった夕方4時過ぎからのお友達との外遊びに出掛けたのですが,本日はあいにく風が冷たく,6時半過ぎに帰って来た時は随分と体が冷えてしまっていました。
本人は,「別に平気だよ。寒くないよ!」と言ってはいましたが,ママとしてはちょっと気が気じゃない様子。
となりました。
元々,あおばの帰宅時間が予定より大分遅くなっていたこともあり,晩御飯を食べてからお風呂に入って上がって来ると,その時間は既に丁度,《スーパームーン皆既月食》の天文ショーが佳境に入っているタイミングになってしまいそうでした。
そこで,僕だけ一人先行して,あおばとママがお風呂に入っている間に外へ出て,観察に良さそうなポジションの確認へ家を出たのでした。
すると‥ ご近所の方々が近くの公園付近に既に結構な人数で集まっていました。
「え・・?!」「みなさん,そんなに皆既月食に興味があるの?」
と,驚いてしまいました。
というのも,その時点では我が家は(というか僕は)ちゃんと情報収集をしてなくて,今回の《スーパームーン皆既月食》に関する次のような情報を把握していませんでした。
- 日本で観測されるのは《24年ぶり!》(※1997年9月以来)
- 日本で次に観測されるのは《12年後!》(※2033年10月8日)
なるほど! みなさんが「観察してみよう!」と思った理由がわかります。
かなりの “貴重な機会” だったのですね。
ちなみに,1)については,“日本国内” で観測可能とのなったのは「24年ぶり」。
日本国内に限らなくても,スーパームーンと皆既月食のタイミングが重なること自体が珍しいことで,国外を含めても前回は2015年9月と “およそ6年ぶりほど” になるそうです。
なお,それだけ貴重な《スーパームーン皆既月食》ですが,実は,月食の満月が近く大きく(最小時の1割ほど)見えるだけで,他に何か具体的な特徴があるわけでは「ない」とのことです(苦笑)。
さて,そのような感じで,夜8時前の天気の状態と,今の時期の月の見える位置を確認してみました。
すると,なんと!
今の時期のこの時間帯であれば,家の窓やベランダから月=《スーパームーン皆既月食》が見えることに,改めて気がついたのでした。
今更ながらですけど(苦笑)。
プラス,お風呂に入った後で外で皆既月食を見ていたら,また体が冷えてしまうのではないかと心配していましたが,その心配もなくなり一安心。
早速,家に戻って寝室のカーテンを開けてみますと‥ 「いました!いました!」
ちゃんと,皆既月食進行中のスーパームーンが顔を覗かせていました。
「なんと,贅沢なコトなんだろう!」と,またも改めて驚いてしまったのでした。
いつも早目に,「あおばが寝る準備を整えてしまおう」とまだ薄ら明るい内からカーテンを閉めてしまっているので,窓から月が見えることをスッカリ忘れてしまっていました。
勿体ないことですね‥ これからはこの贅沢な窓からの景色も,もっと楽しみたいと思います。
田舎暮らしをしている恩恵なので(笑)。
そうこうしている内に,時間はもう夜の8時9分となり,スーパームーンは,皆既月食状態に突入。
「なるほど,これが赤黒く見える状態ってことなのか!?」と,感じ入るものがありました。
あおばとママは,まだお風呂の最中。
暫くしてお風呂から上がってきたのは,8時25分頃。
我が家の窓から見える《スーパームーン皆既月食》は,その頃になると皆既月食に入ったばかりの頃よりだいぶ暗くなっていてあまりよく見えなくなっていました。
と探すあおばに,
と,説明をするものの「なかなか上手く伝わらないな?!」と感じていた矢先,皆既月食の終わりが始まりだし,スーパームーンの姿が静かにフワッ~と立ち現れてきました。
肉眼で確認が出来ると今度は双眼鏡でも観察を。
と,なかなかにユニークな表現をして,その感想を教えてくれました。
交替して双眼鏡で月を見た僕も,
といった感じで,あおばとの会話と観察をしばし楽しんでいました。
すると‥ 「あっ!」という感じで,《スーパームーン皆既月食》を見ていたあおばが,パッと身を翻して居間へ。
今度はまた直ぐにメモ用紙と鉛筆を手に取り戻って来るや否や,スケッチを始めます。
そして,
と,そのアイデアを「いいでしょう!」という感じで,とても嬉しそうに話してくれました。
一緒に皆既月食の写真撮影を試みたりもした後は,話しをしていたように,スケッチしたメモ用紙を自主学習帳に貼り付けて,本日の自主宿題を完成させていました。
いくつかの笑劇も
そんな感じで,楽しみにしていた《スーパームーン皆既月食》を,贅沢にも家の窓から楽しみ,その様子を自主宿題としてまとめたりもして満足気なあおばなのでした。
僕もそうだったのですが,きっとあおばも,その《スーパームーン皆既月食》観察の内容の自主宿題に,先生がどんな反応をするのかを楽しみにしていたのではないかと思います。
と・こ・ろ・が・・
せっかく仕上げた学習帳を,翌日持っていくのを忘れてしまっていました。
ちょっと笑劇的なオチでした(笑)。
笑劇といえば,本日はその他にもかなり笑える面白いことがありました。
ここ数日,恒例となっている近所の友達との外遊び。
本日は初めてかなぁ(?)友達が家の玄関まで,あおばのことを迎えに来ました。
その時,あおばは英会話のオンラインレッスン中でしたので,「後で行くね!」とだけ伝えてレッスンへ。
で,レッスンが終わるや否や直ぐに! 外遊びへ出掛ける準備を始めたのでした。
急いで帽子を被ったあおば。
何を思ったのか,次にはランドセルを背負いだしたのでした。
と,僕が笑いながら言うと,あおばは「あれっ?」という顔して照れくさそうに。
直ぐにランドセルを肩から降ろすものの,そこで僕が,思わずあおばに次のように話しかけたのでした。
と。
するとその言葉を聞いて,あおば本人も思わず楽しそうに
と。
二人で一緒に仲良く笑いあって一段落した後でした。
あおばは,再度出掛けようとして,な・ん・と!なんと!!
またも!ランドセルを肩に掛け出したのでした。
さすがに,今度はあおば本人も,自分のしたことに思わず笑っていました。
よっぽど気が急いていたのでしょうね(笑)。
スーパームーン皆既月食を子供と家の窓から観察して
さて,そのような感じのハプニング(?)もあった本日でしたが(笑),改めて感じたのは,田舎暮らしの環境の贅沢さでした。
都会暮らしでも,家の窓から月を見ることができるケースはなくはないとは思います。
でも,都会では周囲の灯りが明る過ぎて月はそれほど綺麗には見えないもの。
その点は,元々は首都圏育ちで,子供の養育環境のことを考えて地方移住&田舎暮らしをした経緯があるからこそ,良く分かるのでした。
そして,明るさばかりではなく,田舎暮らしにある贅沢さとは『静寂』でもあるのでした。
夜の8時台,都会であれば窓を開けると街の喧騒が何かしらと耳に入ってくると思います。
ところが,田舎暮らしだと本当に静かなのです。
本日は,《スーパームーン皆既月食》を子供と一緒に家の窓から観察する という “ちょっと特別” な出来事があったので,その贅沢さ加減をいつも以上に感じることができました。
月食が完全に終了するのが21時台の後半だったということもあり,最後はもうあおばが寝た後でしたが,寝る前にもう一度,今後は居間の窓から外の月を見てみました。
そこには,いつもの色合いの満月が燦然と輝いていました。
《スーパームーン皆既月食》という一大天文ショーの後だったからこそ,そのいつもの満月の姿がいつも以上に綺麗に感じられました。
なにか,日常の大切さを教えられたようにも感じたのでした。
子供と一緒に,家族全員で仲良く家で,特別な時を過ごせた幸せを含め。
今年2回目となる月食が、11月19日(金)にもありました。
その当日の関連記事は、 こちらになります。
【あ劇場©】へようこそ。 本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【子供の好奇心を伸ばすコーチング実践例:2021年2回目の月食を親子で観察】です。 11月19日(金)、我が家の小学3年生の子どもの「あおば」と一緒に、今年・[…]