社会なら全国統一小学生テストで100点満点が可能でした!

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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【社会なら全国統一小学生テストで100点満点が可能でした!】です。

先日(2022年6月末)、我が家の小学4年生の子どもの「あおば」が受験した『全国統一小学生テスト・小学4年生』の「君だけの診断レポート(=結果の成績表)」を受け取ってきました。

「社会」の得点は、事前に電話で聞いてはいたのですが、診断レポートの中身を開いてみると、本当に「100点満点!」の結果が載っていました!

社会とはいえ?全国統一小学生テストで100点満点!を取れるとは思ってもいなかったので、嬉しいというよりは「スゴイな~」という驚きのほうが勝った感じでした、正直なところ。

さて、全国統一小学生テストは、ウチの子が小3に進級した昨年(2021年)の5月にママがネットでたまたまその存在を知り、子どもに

あおばママ
こういうのって興味ある?

と聞いてみてところ、

あおば
へえ~ 面白そう!受けてみたい~!

となって、昨年6月実施の同テスト・小学3年生を初めて受験したのでした。予備知識も全くない状態で。

で、最初に『全国統一小学生テスト』を子どもが受験して後に実際の問題内容をみて感じたのは、「全国規模の中学受験向けのテストって、やっぱり難易度高いんだな~」でした。

その時点では、「このテストで満点ってあるのかな?」でした、本当に。

ですが、それは「算数」と「国語」の2教科のみの受験だった時のこと。

小学4年生になっては「初」となった今回の全国統一小学生テスト。

「社会」と「理科」の2教科も加わるけど、

晩婚あおばパパ
社会と理科の難易度はどんなものなのかな?

と思っていたところ、理科はともかく、社会は100点満点が「狙える」難易度だったのでした。

「狙える」の意味は、当記事にて。

今回・2022年6月実施の『全国統一小学生テスト・小学4年生』全般の結果については、よかったら以下の関連記事を参照ください

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社会なら全国統一小学生テストで満点が狙える理由は偏差値の結果データより

画像出典先:全国統一小学生テスト受験後に配付される『君だけの診断レポート(=結果の成績表)』より抜粋。

上掲画像は『全国統一小学生テスト』の成績表である「君だけの診断レポート」から、2022年6月実施の【小学4年生の社会】の部分を抜粋・転載した内容です。

注目すべきは、100点という点数そのものより、「偏差値」と「比較対象者数」の結果データだと思います。

具体的には、それぞれ以下の部分。

  1. あなたの科目偏差値:67.7
  2. 比較対象者数:371人

ご覧のとおりで、点数的には100点満点でも、偏差値は「67.7」と「70台」を結構大きく割っています。

同様に、比較対象者数も「371人」と結構な人数となっていますが、この人数はそのものズバリで、今回の『全国統一小学生テスト・小学4年生の社会』において100点満点を取った子どもの総数となっていることが読み取れます。

(手前味噌にはなりますが)ウチの子は幼少の頃から「大の本好き・読書好き」だったことが幸いし、「国語」がとても得意です。

ウチの子はいわゆる学習塾には通っていませんし、小3までは家でも定期的に(毎日)勉強をしているようなわけではありませんでした(苦笑)。

それでも国語に関しては、「本好き・読書好き」効果で『全国統一小学生テスト』で偏差値「70台」の成果を連続であげたりもしています。

「本好き・読書好き」に育ってくれれば、自然と “学び好き” になるだろうと考えて、本好きになるようにコーチングをしてきて、

晩婚あおばパパ
よかったな~ ~!

と、感じている点です。

その効果は、予想以上でもありましたが(嬉!)。

こちらの画像は、昨年の2回の『全国統一小学生テスト・小学3年生』の国語の成績表の一部を抜粋・編集したものになります

注目していただきたいのは、右端の「順位/受験者数」の部分。

画像の上段は、2021年6月実施の『全国統一小学生テスト・小学3年生・国語』の内容。
同じく下段は、2021年11月実施の内容です。

6月のテストでの「順位/受験者数」は「237/25,874」。
11月のテストでの「順位/受験者数」は「208/29,507」となっています。

そうなのです!

今回の『全国統一小学生テスト・小学4年生・社会』で「100点満点」を取った人数は「371人」でしたので、2回ともその人数より “100人以上” も少ないのです。

「社会なら満点も狙える!」という理由は、このような実体験・結果に基づいています

ちなみに、今回「社会」を含む全4教科を受験した子どもの総数は「26,143人」でした。

「26,143人」中の「371人」は割合でいうと「1.42%」なので、非常に少数なのは確かです。

その一方、決勝大会進出者数は僅か「50人」ですので、その割合は「0.19%」となりました。

決勝大会進出者という特別なケースと比べるのもなんなのですが… 決勝大会進出の場合は、「全4教科の合計点数」での上位50名となるので、どの教科でも満遍なく高得点を取る必要があるので、それってちょっと「狙える」という感覚を持てるモノではないと感じます。

他方、「社会の100点満点」については、こちらも少人数とはいえ対象は “1教科のみ” に絞れるわけですし、人数的にも50人の「7倍」以上となるので、狙おうと思えば「狙える」と、感じられなくはないでしょうか?

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社会の平均点・正答率は約7割

また、「狙える」という観点からすると、社会の “平均点の高さ” が挙げられます。

今回、2022年6月実施の『全国統一小学生テスト・小学4年生』の社会の平均点は「69.3」でした。

全国統一小学生テストの「社会と理科」の2教科の満点は100点なので、平均点は=正答率となります。

対して、「算数と国語」の2教科の満点は150点なので、平均点と正答率は一致しません。

その点を踏まえた上で、4教科の平均点・正答率を比較すると以下の内容となります。

回/比較項目 社会 理科 算数 国語
平均点 69.3点 54.9点 82.1点 82.8点
正答率 69.3% 54.9% 54.7% 55.2%

ご覧のとおりで、理科・算数・国語の3教科の正答率は、「±0.5%以内」という“ほぼ同率” と言ってよい結果となっています。

ここまで近い値の結果には、全国統一小学生テストの出題者側・運営側の四谷大塚さんも驚いているのではないでしょうか。ちょっと出来すぎな感じで(笑)。

【補足】
昨年の「小学3年生」時の6月と11月の同テストの際は2回とも、算数と国語の平均点・正答率にはかなりの開きがありました(※平均点は2回とも算数のほうが10点以上高得点)。

他方、「社会」だけは「+14.1%以上」と突出して高い状態となっています。

社会以外の3教科の正答率は「ほぼ5割5分」に対して、社会のみは「約7割」。

これほどの “開き” があることを確認していただくと、「社会なら全国統一小学生テストで100点満点を狙うことも可能!」と言えることに、ご納得いただけたのではないでしょうか。

但し‥ この「社会」の平均点・正答率のみが突出して高い状態というのは、“ある種の特別なケース” なのではないかと思われます。

社会で100点満点を狙えるチャンスは小学4年生時のみ?

全国統一小学生テストの公式案内チラシには、「全国統一小学生テスト実施要項」という項目もあり、その内容には以下の記載が含まれています。

年長生は配点の80%,小学1年生は70%,小学2・3年生は60%,小学4・5・6年生は55%が平均点となるよう,試験問題を作成しています。

この内容からしますと、今回の『全国統一小学生テスト・小学4年生』の算数・国語・理科の3科目については、見事に試験問題作成者側の「狙いどおり!」の難易度となっていたわけでした。

対する、社会はといいますと‥ この1教科のみ「小学1年生」を対象とした平均点(=70%)となっています。

これって単なる偶然なのでしょうか?

いやいや‥ 他の3教科の平均点が、見事なまでに「狙いどおり!」となっていることを踏まえると、社会のみ平均点・正答率が “突出して高い状態” ということの背景には、試験問題作成者側の何かしらの意図が「ある・隠されている」と考えるのが妥当なのではないでしょうか。

全国統一小学生テストにおいて、その試験科目数が「算数&国語」の2教科のみから、「理科」と「社会」を含む4教科へとアップされるのが、小学4年生のタイミング。

そのタイミングは、=中学受験への準備が本格的にスタートするタイミング、と捉えるコトができるのだと思います。

ということは、小学4年生というタイミングには、中学受験対策のスタート学年という、ある意味「小学1年生」に通じるスタート学年という意味合いが内包されている、と捉えるコトもできるのではないでしょうか。

スタート時から、全て(全科目)において中学受験対策モードに “一気に突入” してしまうと、テストを受験する子どもたちもその親たちも「中学受験ってハードル高すぎ‥」と引いてしまう恐れもある。

もしかしたら‥ そのような配慮より、「社会」のみが “サービス科目” と設定されているようにも感じられます。

それはちょっと勝手な深読み?かもしれません。

ですが、小学5年生からは全ての教科・科目の難易度が飛躍的に上がってくる、というのが定説の小学校の学習内容。

その点も踏まえると、100点満点を「狙える!」というタイミングは、「小学4年生のみ」と言って過言ではないのでないでしょうか。

おわりに

当記事では、中学受験向けの大手進学塾・四谷大塚が主催する『全国統一小学生テスト』において、「100点満点!を狙うことが可能なのか?」について、我が家の子どもの実体験をベースにふれてみました。

といっても、我が家の場合は全く狙っていたわけではなく、蓋を開けてみたら幸運なコトに「100点満点」が取れてしまっていた、というのが正直なところでした。

実際に、今回の『全国統一小学生テスト・小学4年生』を受けたその当日には、ウチの子は次のように言っていました。

あおば
社会は時間が足りだけど、自信がない問題が1問あったなぁ~

というような感じで。

やはり、幸運に恵まれた部分もあったようでした

さて、試験時間に関しては、ウチの子は「大の本好き・読書好き」ということもあり、国語に関しては文章量が多くても時間が足りないということは、短縮時間の状態で受ける対策授業の模擬試験を含めても、これまでありませんでした。

一方、「塾なし」で家庭学習のみできているので、算数に関しては塾に通っている子たちと比べて問題に接している絶対量が少ないことや、テストにおける時間配分に不慣れな面があるようです。

そのような感じで、こと算数に関しては、これまで受けた全国統一小学生テストの全3回とも「時間が足りなかった‥」となっています(苦笑)。

プラス、今回は理科も、「ちょっと時間が足りなかった‥」という結果となっていました。

それに対し社会は、「時間配分的には問題なかった」ということを伝えてくれたのが、上の子どもの発言だったのでした。

まあ、社会は全体的に算数や理科のように “難易度が非常に高い問題” がなかったから、時間的にも問題がなかった、とも言えるとは思います。

この “難易度が非常に高い問題” というのは、“御三家” と呼ばれるような中学受験における「難関校」を目指す子ども・家庭向けの対策問題、ということになるのだと思います。

そのような問題が含まれてくると、当然ながら100点満点を「狙う」などは到底無理なことになります。

ということで、同じ「社会」についても、小5・小6と学年が上がってきて中学受験の本番時期が近づいてくればくるほど、これまた当然ながら “難易度が非常に高い問題” が含まれるようになってくるはずです。

そう考えると、「結論」はやはり! 以下のようになるのかと。

全国統一小学生テストで100点満点を狙う・目指すなら、小学4年生時の「社会」にて!

今回、我が家の子どもの場合は “たまたま” だったのですが、この結論と同様の形で「全国統一小学生テストで100点満点!」を取ることができて幸運でした。

でも、単に運が良かったというわけではなく、普段から様々な種類の本を幅広く「楽しく!」読んでいるコトが、世の中の事柄を問う社会科のテストでの好結果を呼び込んだのだと感じます。

やはり!
「楽しく本にふれる・ふれ続ける」ことが、「最良の学習法」であるようです。
楽しんで学んでいる子ども自身にとっても、読書環境を整えることに “注力するだけ” で安心&ストレスフリーな親側にとっても

ということで! これからも、楽しく本にふれていこう!

【後日談】
小5春「2023年・全国統一小学生テスト」の社会では、90点台だったものの偏差値は「70台の後半」を獲得できました。
詳しい内容は、 こちらより。

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【補足】
以下、「全国統一小学生テスト」に関する当ブログの関連記事になります。よかったら、ご覧ください。

全国統一小学生テストの「難易度・レベル」については、 こちら。
全国統一小学生テストの難易度を正しく知るススメ

事前の「対策授業」については、 こちら。
全国統一小学生テスト・事前対策授業の3回目の体験談(小3で2回&小4では初回)

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四谷大塚・全国統一小学生テストの結果(3年生で初めて受験)でわかったこと

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体験談的なテスト対策「算数」については、 こちら。
全国統一小学生テストの算数の勉強法は進研ゼミ「考える力・プラス講座」でOK!

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