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本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【通塾なし!全国統一小学生テスト2021春秋連続「国語偏差値70台」の結果が示す親のできること】です。
本日は、我が家の小学3年生の子どもの「あおば」が、先日・11月3日に受験した四谷大塚主催《全国統一小学生テスト2021秋》と同テスト春の2回の成果=国語の偏差値が連続「70台」が示してくれた結果より「親のできること」についてまとめてみました。
こちらの画像は、前回と今回の《全国統一小学生テスト・小学3年生国語》の結果になります 。
当該画像は同テスト結果の成績表である「君だけの診断レポート」の2回分から「国語」に関する内容を抜粋して加工してあります(上段が前回・下段が今回)。
※画像冊子提供先:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚
ちなみに、以下の画像も【四谷大塚の公式資料】の一部を抜粋した画像になります。
全国統一小学生テストでの「偏差値70台」の学力の目安として参照ください。
ただし、資料の偏差値は「全教科総合での偏差値」なので、一教科のみ(ex.国語のみ)での偏差値ではありませんが(苦笑)。
全国統一小学生テストの国語に対策やコツ的な勉強法はあるのか?
子どもが全国統一小学生テストを受験した経験がある親御さんならご存知のとおりで、同テストの問題量は「かなりの分量」になります。
その点については、Webでの情報収集でも直ぐにわかる点ですが、実際の “生の現場” である四谷大塚提携先の「塾の声」も同様でした。
今年の6月6日に開催された《全国統一小学生テスト2021春》に “初めて” の受験申し込みをした際の、同テストの受験会場となる塾の方の説明は、以下のようでした。
と。
なぜ、そのような案内をされていたのか?
その点は後日、テストの結果を受け取りに行った時に判明しました。
と。
ちなみに、結果がよかったからかもしれませんが、入塾の勧誘などは特にありませんでした(笑)。
閑話休題、数多くの子どもたちが《全国統一小学生テスト》を受験する「塾側の声」として、同テストはやはり「とても難しい」という認識を持っている、ということです。
その事実は、全国統一小学生テストに簡単な対策やコツ的な勉強法が「ない」ことを示す1つの具体的な事例といえます。
簡単な対策やコツ的な勉強法が「ない」という点に関しては、国語も算数も同じではありますが、特に国語がそうであることは、両科目の平均点を比較すると明確です。
比較項目/回・増減 | 前回 (2021年春・6月) |
今回 (2021年秋・11月) |
増減 |
---|---|---|---|
国語の平均点 | 79.7点 | 85.4点 | +5.7点 |
算数の平均点 | 91.4点 | 98.9点 | +7.5点 |
前回・春開催時も今回の秋開催時も、国語の平均点は算数と比較するとかなり低い点になります。
また、前回の平均点に対して今回の平均点がどのくらい変化したかの増減の数値をみても、国語の平均点の伸びは算数の伸びより低くなっています。
全国統一小学生テストの過去問題は国語の攻略法として有効か?
全国統一小学生テストに限らずですが、受験対策の具体的な攻略法といえば、なんといっても「過去問題」です。
その意味で、全国統一小学生テストの過去問題は「国語」の攻略法の1つにはなります。
前述の「問題の分量」に関しては、「過去問題」にあたることで、どの位の分量があるかがわかりますので、ペース配分を掴む点ではとても有効です。
一方、他の面で何か有効な点があるかというと‥
「後は特にない」と言わざるを得ないのではないかと(苦笑)。
算数については、前回の春も今回の秋も共に、過去問題とかなり似た「類題」といえる問題が数題ありました。
他方、国語については出題形式としては似ている問題があっても、答えの導き方・考え方が算数のように「同じ」といえるような問題があるわけではありません。
その点に関しては、国語と算数の両科目の性格の違いになりますので、全てのテストについて共通の内容となります。
したがって、全国統一小学生テスト特有の傾向というわけではありません。
ですが、全国統一小学生テストは「ある決まった範囲内から出題される」というタイプのテストではないだけに、その傾向が出題範囲が決まっているタイプのテストより “色濃く出る” 面があるのも確かだと思います。
結論としては、以下になります。
です。
「国語」という科目は本質的に解法テクニック的な技・術が特になく、『読解力』という「その術を知っているかどうか」だけでは差がつかない部分の「真の力」が要求される科目なのだと思います。
特に、レベルが高くなればなるほど、漢字や語句などを「知っているかどうか」の部分だけでは差がつかなくなってきますので。
他方、算数には中学受験向けの「解法テクニック的な技・術」が歴然とあり、その知識を有無で試験時間が足りるか足りなくなるかに大きな差が現れるのは確かなようです。
なお、《全国統一小学生テストの過去問題》は、以下の【公式サイト】に登録することで入手することができます 。
また、塾によって対応が異なりますが、全国統一小学生テストの《対策授業》として、「過去問題」の模擬試験を実施してくる塾もありますので、その点はテストを受験する受験会場となる塾に問い合わせていただくのがよいと思います。
ちなみに、我が家の子どもが受験した会場の塾では前回も今回も、《対策授業》は過去問題による模擬試験でした。
全国統一小学生テストについて親のできること
前述のとおり、全国統一小学生テストはかなり難易度の高いテストで、お手軽な対策や攻略法などが通じにくいタイプのテストになります。
その意味で、「本当の力」を問われてるテストといえるのではないでしょうか。
だと、実感しています。
その答えは「シンプル」で、《子どもが本好きになるように育てる(=コーチングする)》ことです。
という声が聞こえてきそうな答えではあるとは思いますが(苦笑)。
ですが、やること自体はこれまたいたって「シンプル」です。
それも難しく考える必要はありません。
- 図書館へ一緒に行くこと
- 本屋に一緒に行くこと
- 夜寝る前に一緒に本を読む時間を設けること
などです。
何でもよいのですが、とにかく「本と気軽に接する」機会を増やしていくコトが肝心です。
しかも「本」であれば、入り口は「マンガ」でも全然「オッケー!」です。
いつまでもマンガ一辺倒だと‥ ちょっと考えないといけないとは思いますが(苦笑)。
でも、その場合も、「良質な学習マンガ」は山ほどありますので、「マンガ → 学習マンガ → 一般的な本」と段階を追っていけさえすればよいだけです。
ただし、やり方には1つ「コツ」があるとは思います。
コーチング的に
子どもに対する
その意識を持つコト&持ち続けるコトが大切です。
そのヒントとしては、当ブログのこちらの記事をぜひ参照ください 。
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さて、いわゆる思春期&反抗期の “ど真ん中” に突入していく「中学生」となる前の小学生のうちなら、「親が変われば子どもも変る」はずです。
当ブログの右側上部のプロフィールでも簡単にふれていますが、コーチングの姿勢で相手に接すれば「大人」でさえも驚くほど変わる・変わっていく姿を幾度も何人も目にしてきました。
ましてや、その相手が自分の子どもであれば、想いはより伝わるはずです。
ぜひ、取り組みをしてみることおオススメします。
子どもが《本好き・読書好き》になってくれると様々なメリットがありますので。
その点も、当ブログページの右側部分にある『演題一覧(タグ一覧)』の中の本好きは『∞』 のタグをクリックいただくと、「関連記事」の一覧が表示されます。
よかったら、併せてご覧ください。
《大の本好き・読書好き》となったウチのあおばは、本のおかげでホントに毎日楽しそうに愉快に過ごしています。
例えば『ねこねこ日本史』のような学習・勉強にもつながる系のマンガを主にピックアップしていますが、そうしたマンガにも毎日のようにふえて「ゲラゲラ」と楽しそ~に笑い転げてます。
もちろん、「普通の本」にもふれない日はほぼありません。
「スキさえあれば本を読もう」という感じですので(笑)。
のでした。
「通塾なし」で(というか普段は机に向かうということもあまりない日常でも)、好きなように好きな本を数多く読んでさえいれば、『読解力』は自然と身に付いてきます。
これだけ、コスパの高い方法は他にはありえないのではないでしょうか。
ぜひ、親子で一緒に取り組むことをオススメします。
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