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本日、2021年01月12日の晩婚パパの育児日記の主な演目は以下です。
子供がプレ・ピアノランドのレッスンを実演してくれ目から鱗
プレ・ピアノランド というピアノ教材をご存知でしょうか?
以下は、プレ・ピアノランド(1) の教書の表紙の裏面からの引用になります。
「プレ・ピアノランド」は、幼児が初めてピアノを弾く前に〈聴く力・手の使い方・歌心・読譜力〉を、楽しく確実に身につけるためのシリーズ。
ピアノを使わない第1段階を経てピアノを弾く第2段階へ進む二段階導入法により、幼児でも初めから音楽的な演奏ができるようになります。
次いで、ピアノランドについての説明も続きますので、そちらも引用します。
「ピアノランド」は、テンポ感・リズム感・和声感覚を育てるために連弾でスタート。古典だけでなく、ロマン派・近現代の音楽へと幅広く導くことができます。
ポイントは、ピアニストを養成することが目的ではなく、音楽と“楽しく”つきあうことができる力を養成するメソッドである点です。
ウチの子供・あおばは、歌うことが大好き。
ママの影響で『嵐』も大好きになったここ半年ほどは、嵐の曲もしょっちゅう、大きな声でとても楽しそうに歌っています。
その大好きな感覚を持ったまま、音楽的な素養も身につけさせてあげることができたらいいのだけれど、とずっと前から思っていました。
親の僕は長じてからサブカル好き・音楽好きとなったものの、幼い頃に楽器を習っていなかったこともあり、自分で演奏も楽しむプレイヤー側のほうには片足を突っ込んだ程度でお終い。基本的にはリスナー側一筋の音楽との付き合い方。
レコード好きでジャズなどもよく聴いたりしてはいたものの・・ 演奏する側の感覚が希薄なため、正直なところ自分は「音楽の本当の素晴らしさを理解することができていないのであろうなぁ・・」と感じ続けてきた面があります。
そんなこともあり、自分自身が小・中と学校での授業時間以外に楽器を演奏する経験を持ち合わせなかったことを後悔してきているので、「子供には将来そうした思いをさせたくない」と思い続けてもきました。
ですので、あおばが望むのであれば、「小さいうちから何か楽器を習わせてあげたい」と、思っていました。
そんな想いから幼児期には、ヤマハの音楽スクールにも一時期通いました。
そのことは、“歌うことが大好き”に育っていることの一助となってくれているとも思います。
その後、より田舎の環境への引っ越しなどもあったため、しばらく音楽系の習い事から離れてしまっていましたが、昨年、近隣で良さそうに歌とピアノの教室にめぐり逢えたため、音楽の習い事を再開しました。
そして、たまたま偶然、その教室の先生が活用されていたのが、ピアノランド メソッド であり、プレ・ピアノランド教材 であったのでした。
晩婚パパの育児日記【2021年01月12日】
ウチのあおばは、ちょっと変わった面を持っています。
その日あったことを、こちら(=親)が尋ねても、なかなか詳しくは話してくれない面が。
何年も前から僕が育児日記を書いていることをしっていて、本人もその内容をたまに読んでは結構面白がって喜んでいるのですが、その割にあまり協力的ではないのです(苦笑)。
ですが、自分から「話したい!」と感じている時は、もちろん別です。
そんな時はとても楽しそうに、色々と詳しく話しをしてくれます。
自分から「話したい!」と思うキッカケは様々なパターンがあるので、一概に“これ” とは言えません。
ですが、基本的には “あったことをその場で直ぐに” ではなく、しばらくした後に、“何か関連するモノやコトにふれた場合” に、そうなることが多いです。
本日は実は、音楽教室の習い事はありませんでした。
本日は、年末を迎える時期というタイミングに加えて新型コロナ第三波を警戒する必要があるという要素が絡み、先月途中からは休講となっていた地区の教育委員会が主催している“勉強&遊びの教室”が今年初の開催となった日でした。
我が家のある町周辺は、新型コロナの感染拡大の影響はあまりみられないので、年明け後は直ぐに教室が再開されることになったようです。
日常が戻って来てくれて良かったです。
で、案の定・・
本日、僕が
と尋ねても、あおばからの返事は、
の一言で終わってしまったのでした(苦笑)。
なのに、今日教室があったわけではなかった《歌とピアノの音楽教室》については、詳しく話しをしてくれました。
キッカケはピアノランド英語版のDVDのチラシ
そのキッカケはチラシでした(笑)。
前回、《歌とピアノの音楽教室》があった先週の金曜日に、先生から“ピアノランド英語版のDVD” のチラシをもらってきていたようでした。
何気なく置いておいたそのチラシに、今日たまたま、あおばが再び目をやったようでした。
チラシが目に入ったあおば。
《歌とピアノの音楽教室》に関するスイッチが、それをキッカケに入りました。
一度スイッチが入れば今後は、
と、なります(笑)。
プレ・ピアノランド[1]の教材 を、習い事の手提げバッグから取り出して、1単元ごとにページをめくりながら、実際にやった内容を1つずつ実演してくれました。
あおばが楽しそうに実演してくれているその姿をみていて、僕は「なるほど!」と膝を打ちました。
以前、《歌とピアノの音楽教室》の体験教室に参加してきたママから、次のような感想を聞いていたのでした。
先生の目から、鱗がボロボロと落ちた 理由は、(冒頭でもふれた)以下の点であったそうです。
音楽と“楽しく”つきあうことができる力を養成するメソッドである点
幼児・小学校低学年の子供にとって「楽しい!」は大切な感覚
何事も、好きこそものの上手なれ だと思います。
この点はホント、三つ子の魂百まで です。
仕事で人材教育にも長く携わった経験がありますが、結局のところ大人においても、「好き」と思えるかどうかは非常に重要なポイント。
スキル・職能が伸びるかどうかを大きく左右する決定的なポイントが、まさに「その点にある」と、何度も実感させられたものです。
ましてや、幼児・小学校低学年の子供にとっては、「ほとんどそれが全て!」と言っても過言ではないと思います。
「好き!楽しい!」と想えさえすれば、多少難しいことでも子供達はなんなくドンドン吸収をしていきますので。
だからこそ、プレ・ピアノランド は、“単なる幼児・子供向けピアノ教材を超えたもの” であると感じます。
教材の使用目的・仕様としては確かに、ピアノ演奏向けの教材ではあります。
そのことを前提とした指や手の使い方を習う・覚えることを目的とした内容となっているのは確かです。
ですが、単にそれだけではありません。
最も大切なのは、コンセプト=基本前提。
冒頭で引用した内容を再掲載します。
「プレ・ピアノランド」は、幼児が初めてピアノを弾く前に〈聴く力・手の使い方・歌心・読譜力〉を、楽しく確実に身につけるためのシリーズ。
ピアノを使わない第1段階を経てピアノを弾く第2段階へ進む二段階導入法により、幼児でも初めから音楽的な演奏ができるようになります。
キーワードは、「楽しく確実に~」であり、「幼児でも初めから音楽的な演奏が~」であると。
訓練や鍛錬をするのではなく、「楽しい」という気持ちが、子供の持つ能力を子供自身が自然と引き出すことを意図していると。
この図式は、次のように表すことができると思います。
- 訓練や鍛錬を施す=ティーチング
- 自発性を引き出す=コーチング
ピアノランドシリーズ は、ピアノ教材の範疇を超え、「音楽って楽しい!」という気持ちを子供達から引き出すことに主眼を置いた、コーチング教材 と呼んで差し支えないモノだと思います。
あおばが、とても楽しそうにその内容を実演してくれている姿を見て、そう実感しました。
レッスンがあったのは、今日ではなかったけどね(笑)。