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本日、2021年02月17日の晩婚パパの育児日記の主な演目は以下です。
小学校低学年・小2の子供に教わった学校教育の進化にビックリ
昨日の当育児日記で、“久しぶりに” 学校での出来事を取り上げましたが、本日も引き続き《学校の出来事》の話しが主となります。
なにかどうも、同じ話題が数日続く傾向があるような気がしてきましたが? これってもしや僕の性癖?(笑)。
でも本日、あおば(ウチの子供)が学校から自作の マインドマップ を持って帰ってきたのは事実なので、なんというか巡り合わせの不思議さ的なモノを感じる点もなくはないですね。面白いもので。
そのマインドマップ、あおばに確認してみたところ、“生活科の授業” で作成したものだそうでした。
生活科の授業の中で、自分が取り組んだことについて発表をする時間があり、その発表内容を考えるプロセスの一環として、マインドマップを自作した そうです。
「お~!これは正しくマインドマップじゃないか~!」
と心の中で大きな叫び声を挙げながら、僕があおば作のマインドマップをみて驚いていると、あおばが不思議そうな顔をして尋ねてきました。
と。
先生、このマップのことどんな風に説明していたの?
と、今後は僕があおばに逆質問を。
すると、
でも、このマップ作りは1年生の時から教わっているよ
との返答が。
「えっ?! 1年生の時からマインドマップを教わって使っていたの~」
と、二度ビックリさせられました(笑)。
するとママが、
もしかしたら、クリアホルダーに取っておいてあるかもよ?
と。
「えっ?そうなの?」と思って、早速、あおばの学校関連の資料や記録物などを保管しているクリアホルダーをザッと確認してみました。
でも、残念ながら現物は出てきませんでした。
ですが、あおばとママの話しから、1年生時よりマインドマップが授業に取り入れられていたことは間違いないことなのだと思います。
なお、仕事として人材教育に携わった経験がある方にとっては(僕もそうですが)、マインドマップはお馴染みなモノかと思いますが、畑が違う方だと「言葉自体を初めて聞いた」という方もいらっしゃると思います。
ということで、ウィキペディア(Wikipedia)では、マインドマップは以下のように紹介されていましたので、引用しておきます。
マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。
というわけで、マインドマップは確かに、人材教育などの教育分野の世界では昔から有名なツールではあります。
ですが‥ 小学校で、しかも1年生の授業から活用されていたということには驚きました。
で、かな~り驚いたので、早速ネットで次のワードで調べてみました。
『生活科 マインドマップ』
すると、あおばの小学校と同じように従業にマインドマップを取り入れている事例が幾つかみつかりました。
ただ、その数は多くはありませんでしたし、個別の学校ごとの事例であったので、ある程度のまとまった規模の単位(例えば都道府県の教育員会)で推奨・実践されていたりするわけではなさそうでした。
であれば、あおばの小学校の場合は、生活科の担当の先生がその導入を決めたのかもしれない、と感じました。
どのようなプロセスで授業で活用するツールを決定するのかはわかりませんが、よいツールの導入を図る先生やそれを認める体制がある小学校に、あおばが通っていることを、とてもありがたく感じました。
アクティブラーニングの事例
上述の生活科の授業でのマインドマップの導入・活用は、生徒が主体的に参加するという意味で、アクティブラーニングの1つの形態だと思います。
その アクティブラーニング については、2020年度からの新しい学習指導要領に導入が明記されています。
ですので、アクティブラーニング については、現在、全国の小学校で様々な形でその導入が図られ&実践されていると思います。
あおばの学校では、本日の 算数の九九の授業 で、アクティブラーニングの形式が採択されていました。
具体的には、以下の内容だったそうです。
9の段の九九(の答え)について気づいたことを発表する
それは、実際の「9の段の九九の計算結果の数字をよく観察する」ことから始まったそうです。
いわずもがなですが、計算結果の値は以下のようになります。
09(=9)
18
27
36
45
54
63
72
81
90
この数字の並びをみて、Kちゃんが最初に次のような発言をしたそうです。
と。
すると、それをキッカケにあおばが次のようなことに気づき、発表をしたそうです。
と発表をし、更に次の発表も行ったそうです。
と。
さすがに、あおばは、算数に特化したタブレット学習教材の《RISU算数》で単なる繰り返し学習でなく様々な観点から数字を捉えるタイプの問題などに数多くふれていたり、進研ゼミの《考える力・プラス講座》でも同様の骨のある工夫された問題にふれているだけあり、『算数センス』が磨かれてきているなぁ、と嬉しく感じました。
そのことを嬉しく思ったと同時に、というかそれ以上に強く感じたのは、今の子供達が受けている 学校教育の進化の度合い に関して。
昭和40年代生まれの晩婚パパこと僕の時代は、九九なんてホント単に、“暗唱をひたすら繰り返していただけ” だったと思います。
あまりよい生徒ではなかったと思うので、ハッキリ覚えているわけではありませんが‥ プラス昔のこと過ぎるので、でも、「そんなものだった」と思います。残念ながら当時は。
ところが、今はスゴイですね。
ただ単に、受け身で反復させられるだけより、こうして能動的に自分の頭で考えれば、より身につくことでしょうし、何より遥かに「楽しく感じる」と思います。
実際にこの話しをしていた時のあおばは、「とても楽しそう!」でした。
もちろん、“自分で気づき発表することができたから”というプラスの要素はありますが。
でも、あおばの場合を除いたとしても、たとえ具体的に発表をしなかった子だとしても、次の点はとてもプラスになっていると思います。
- 自分の頭であれこれと考えた点
- 同級生・仲間があることに気づくことができたという刺激があった点
アクティブラーニングが今後増々浸透していけば、子供達の未来は必ずやより明るくなると感じます。
地方移住を検討している人への朗報?!
最後に1つおまけ的に別の観点の話しも。
新型コロナの感染拡大が続くコロナ禍の状況下、地方移住を真剣に考え検討している親御さんは、急増していることと思います。
僕も以前は長いこと首都圏で生活をしていたので、現在のこの状況で首都圏で子育てを続けていくことに対して「不安を感じる気持ち」はとてもよく理解できますので。
あの過密な状況では、気が休まることはないのではないかと。
ですがその一方、地方移住先=田舎暮らしでの教育環境にも「不安を感じるであろう気持ち」も十分理解できます。
その両方を経験していますので。
で、結論を言えば、本日の記事のように、田舎暮らしでも良い先生に巡り会える可能性は十分にあります。
でも1つお伝えしておきたいのは、それは偶然だけではなかった点です。
あおばの小学校入学前に、我が家はママが直接いくつかの学校に連絡をして、『学校見学』を個別にさせてもらいました。
そうして複数の学校の様子を直接みさせてもらった上で、現在の学校へ入学をすることを決め、そのタイミングに合わせて引っ越しもしました。
そうした地道な努力をすれば、たとえ地方の田舎でも、納得のいく環境の学校を選ぶことはできると思います。
まぁ、学習環境に加えて、よい先生に巡り会えるかどうかについては、運の部分もあるかとは思いますが、その点については都会暮らしでも同じだと思いますので(苦笑)。
当ブログでもこれまで何度か紹介している オンライン学習教材もとても充実している今、「地方だから」という理由で、学習環境を過度に不安に感じる「必要はない」と思います。
ホント、今の学校教育は進化してますので。
僕が昔の学校教育の話しをちょくちょく聞かせているウチのあおばは、よく冗談でこんなことを言っています。
と(笑)。