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本日、2021年02月19日の晩婚パパの育児日記の主な演目は以下です。
小学校授業の付箋活用法=ブレインストーミングで驚き再び!
本日の育児日記記事は、またも “今の小学校教育” のお話しを主に。
昨日は1回別の話題(視力低下防止)になりましたが、その前の2日間に続き同じ小学校の授業での話しとなりますが、それって当然といえば当然なのかと改めて。
やはり、1つの話題に関して子供と話しをし始めると、その関連の話題はその日だけでは終わりません。
こちら親側も色々と深掘りしてしまうし、子供のほうも
といった感じで、翌日や翌々日などにも話しを広げたり膨らませたりしてくれますので。
本日も、そのような感じで一昨日のマインドマップ活用の続編的な話題が朝食の席でありました。
具体的には、付箋紙の活用法について。
マインドマップは小1の時から利用しているそうですが、今朝の話題となった付箋紙の活用法は、小2になってから習ったそうです。
色別の3種類の付箋紙に次のような役割を設定し、使い分けを行っているとのこと。
- 赤色の付箋紙:自分が「思ったこと」を書く
- 緑色の付箋紙:自分が「したこと」を書く
- 青色の付箋紙:友達の「したこと・言ったこと」を書く
1)~3)の各付箋紙に役割づけした内容を、まずは思いつくままに書き出す。
一通り書き出し終えてから、その付箋紙を並べる順番を試行錯誤しながら、文章を組み立てていく。
という使い方だそうです。
この使い方・利用法は、業務で同じような使い方をされている方も多いかと思います。
例えば、会社の仕事・業務として同様の利用の仕方をする代表的な例として、企画会議などでのブレインストーミング の場面が「パッ」と思い浮かんだ人は多いのではないでしょうか?
その他、『ファシリテーション』 とのワードが浮かんだ方も多いかもしれませんね。
いずれも、良いアイデア・企画を生み出すための手法として広く知られた方法論ですが、実際の仕事の場面でもその手法が普及してきたのは割と最近のことだと思います。
というか、中小企業の現場においては、これらの方法を実際に積極的に活用している会社の数はまだまだ少ないのではないかと思います。
少なくとも、僕が業務を通じて関わってきた多くの会社においては、組織として積極的に活用している例はさほど多くはありませんでしたね(苦笑)。
個人として、付箋紙を同じような手法で活用している人は何人もみてきてはいますが。
おそらく、会社・企業のなかでも若い層においては、知識・情報として《ブレインストーミングやファシリテーション》という用語を知る人は数多くいるでしょう。
他方、新しい手法を取り入れることには消極的な《バブル経済体験組》などのオールドスクール層が導入の障壁となっているのだと。
今後、障壁層が減るにつけ会社・企業の中での活用例も増えてくるのでしょうが、一般的に組織の上層部は障壁層が占めているので、現実的にその普及ペースに勢いがつくのには、まだまだ時間を要するのではないかと思います。
そうなってくると、たとえ若年層の多くがその知識・情報を有していても、会社組織内でその活用を実践する場がなくては、知識・情報は宝の持ち腐れのままであり、それを活用する能力を伸ばす機会を得ることも “ないまま” の状態が続いていくのでしょう。
一方、小学生達は《ブレインストーミングやファシリテーション》というモノを、単に知識・情報として知っているだけでなく、それらを“実践的な道具”として使いこなしていく術・経験をドンドン積んでいます。
その意味では、小学校のほうが大半の企業・会社より、「よっぽど進んでいるのかもしれないなぁ?」
今日、あおばの話しを聞いてそう感じ、驚いてしまったわけでした。
しかも、子供達は知識として「(頭で)知っている」ということを超え、実際に「使った感覚」を身体の中に血肉して落とし込んでいるわけですから、それはもう《強い》ですよね。
喩えるならそれは、“自転車に乗る” ようなコト。
幼い頃に一度その感覚を身に沁み込ませておけば、後はもう一生乗りこなせてしまう。
そんな感じなのではないかと。
だからこそ、子供達の未来を明るく感じるからこそ、彼ら彼女らのために親世代の僕らは「環境と整える準備を始めないといけない」と感じます。
子育て世代はアクティブラーニング世代の子供達のための準備を
先に、“旧世代”という意味で「オールドスクール(層)」という単語を使って、その昔に培った “サブカルの血” がちょっと騒ぎだしました(笑)。
《オールドスクール》と《ニュースクール》。
Hiphop好きなら誰もが知っている対比表現だと思います。
ヒップホップの黎明期《オールドスクール》の時代のヒップホッパー達(=オールドスクーラー)は皆一様に、“自分のマッチョさ” 加減のアピール合戦をしていました。
「俺こそがイカしている!俺こそ本物だ!」
というような感じで。
そこに風穴を開けたのが、De La Soul(デ・ラ・ソウル)を筆頭とした脱力オタク系のニュースクーラー達。
彼ら《ニュースクール》勢は、“マッチョさ” 加減を暑苦し迄に競い合っていた《オールドスクール》勢とは正反対。
飄々とした雰囲気で、「そんなのはクールじゃないよ」と、空気を一変させてしまったのでした。
《ニュースクール》勢の登場後も、オールドスクール系のヤンキーノリを売りとする勢力(マイアミベースとか)も一定の割合でずっと存続はしていくのですが、むしろそちらのほうが少数派となっていきます。
シーンの主流は、音楽的な完成度がより洗練されているニュースクール派の方向性に邁進していったのでした。
さて、何でこんな話しを持ち出したかといいますと。
ヒップホップ黎明期の《オールドスクール》勢の “暑苦しさ” が、《バブル経済体験組》の “暑苦しさ” と「重なる」と感じるからです。
現実的に、日本の社会は多数派である《バブル経済体験組》の年代層が幅を利かせ続けてきています。
今だ様々な所で、根性論や男性優位な “マッチョ志向” が根強いのは、先日の某元首相氏の発言の件を挙げるまでもない事実。
コロナ禍により、これまでの社会の在り方を見直すことが要求されている今だからこそ。
その際に学ぶべきは、かってのヒップホップシーンにおいて《ニュースクール》のアーティスト達が示していた姿勢・スタンスだと感じます。
オールドスクール勢に真っ向から向き合うことをしなかった、そのやり方に。
彼らの土俵で勝負をするのではなかった、そのやり方に。
旧態依然なやり方を避け、別の方法論をサラっと飄々と提示し、『新しい価値観』を世に提示し&広めていくことに成功したあのやり口を。
妙に気負ったりせずに軽々と、
「これこそが自分たちのスタイル!」
と、発信していったあの姿勢を。
子供達の未来のために、そのアクティブさをラーニングしましょう。