小2の子供のアレルゲン検査【View39】結果診療に行ってきました

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本日、2021年03月16日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【View39アレルゲン検査】について。

あおば(ウチの子供)が先週受けた【View39】アレルゲン検査の結果が出ましたので、結果の診療を受けに小児科医院へ行ってきました。

先週(3/9)にアレルゲン検査を受診した際の記事はこちらになります
エピペンの交換時期・診断書の更新に伴いアレルギー検診に行きました

View39アレルゲン検査の結果は吸入系は悪化・食餌系も若干悪化

先週、View39アレルゲン検査を受けて丁度1週間後の本日、検査結果の受取りと小学校に提出する食物アレルギーに関する診断書作成のためのヒアリング検診を受診するため、小児科医院へ行ってきました。

昨年の夏以降、あおばのアトピー性皮膚炎の症状が劇的に改善をしていることもあり、今回のアレルゲン検査の結果については、同様に大きな改善がみられるのではないかという期待もしていました。

生後の早い時期にあおばには食物アレルギーなどのアレルギー症状があり、アレルゲン物質も数多くあるということがわかってから、毎年アレルゲン検査を定期的に行ってきています。

最初にアレルゲン検査を受けた時の 《非特異的 IgE 》の測定値(U/mL)が “5桁台” だった時は、かなりのショックを受けたものでした。

非特異的IgEとは体内の特異的IgE抗体の総量のことで、成人の正常値は170 IU/ml以下と言われています。

ですが、その後は毎年、アレルゲン検査を受ける度に 《非特異的 IgE 》の値が着実に減少してきていたので、だいぶ安心をしていました。

ここ数年のそうした傾向・過程に加えて、今回は(上述の)アトピー性皮膚炎の症状の劇的な改善もあったので、例年以上に期待をしてもいたのでした。

でも‥ 残念ながら、結果は期待とは異なるものでした。

毎年毎年、着実に改善されてきた各アレルゲンのIgE値の減少は全体的に足踏み状態・・。

加えて、吸入系については《クラス6》の最も重篤度の高いランクのものの数が2から4へと増えてしまっていました。

食餌しょくじ系については、《クラス6》は1からゼロへと改善されました(嬉)。

その点を含め、全体的に吸入系はハッキリと悪化傾向があり、食餌系も全体的には悪化しているという感じでした。

吸入系アレルゲンと食餌系アレルゲンの詳細分析

吸入系アレルゲンと食餌系アレルゲンのそれぞれの詳しい昨年との比較内容は以下のような結果でした。

【補足】
以下のリスト内の見方について
《クラス改善》は、クラスの段階が高い(=アレルギーを引き起こす可能性が高い)ものの段階が下がった(=改善された)ケースを指します。《悪化》はその逆。クラス段階に変化はなく(=値の増減の幅があまりないケース)、少ない変動幅の中でのプラス・マイナスを分類したのが、《クラス変化なし》。その中での(値不明)は、元々《クラス6》に分類されているアレルゲンで、詳しい値は不明なモノになります。
※《クラス6》のインデックス値は、全て“29.31以上” との内容になっており、具体的な値の表記はありません。

【吸入系アレルゲン】

  • クラス改善:1アレルゲン
  • クラス悪化:4アレルゲン
  • クラス変化なし(値改善):3アレルゲン
  • クラス変化なし(値悪化):9アレルゲン
  • クラス変化なし(値不明):2アレルゲン

【食餌系アレルゲン】

  • クラス改善:2アレルゲン
  • クラス悪化:4アレルゲン
  • クラス変化なし(値改善):7アレルゲン
  • クラス変化なし(値悪化):7アレルゲン

吸入系の悪化はアレルゲンの蓄積によるもの?

不可思議なのは、吸入系。

肌の状態の改善が劇的に進んできているので当然ながら、これまでにみられた肌・皮膚の掻き傷や掻き壊し傷は、著しく減っているのです。

なので、“傷口=皮膚バリアの壊れた箇所” からアレルゲンが侵入してくるという、侵入経路も「大幅に減っているはず」と考えていたのでした、僕は。

ですが、結果的にはそうはなっていなく、むしろ逆の結果でした。

他方、ママのイメージは別でした。

あおばママ
花粉とかは毎年体内に少しずつ蓄積されていくはずだから、吸入系のアレルゲンについては数値が改善されるのはあまりないことなんじゃない?

というもの。

今回の全体的な傾向をみれば、確かにママの言っている内容に近い結果となっています。
但し、それはあくまでも《クラス改善》などの改善がみられたケースを除く場合。

もし仮に、体内に蓄積されていく量のみが基準になるのだとしたら、《改善》されるケースが出てくるということには矛盾が生じます。

もしかしたら、一方通行的に「蓄積」されるだけでなく「排出」もされていて、それで改善されるケースも出てくるのかもしれませんが。

確実に言えることは、「一筋縄では語れない複雑さがある」ということなのだと思います。

今回のView39アレルゲン検査の結果をみて

今回のView39アレルゲン検査の結果をみて、改めて感じたことは次の点でした。

『 IgE の値 』はあくまでも1つの指標・目安なので、細かな値の増減に一喜一憂することなく、できることを・改善につながると思われることを “一つずつ着実に積み重ねていく”

やはり、「それしかない」のだと。

その大前提を踏まえたうえで、よくよくわきまえたうえで、次のような期待もやはり持っていきたいと感じています。

アレルギー症状と深い関係性があるアトピー性皮膚炎の症状の大幅な改善が “定着化してきた暁” には、アレルギー症状の改善にもプラスの要因が現れる筈。

と。

さて、あおば本人はというと?

良い意味で、ママに対して全幅の信頼を寄せているので、本人は細かいことは「ママに任せていれば大丈夫」と考えているようで、自分でアレルゲン検査の結果の資料によく目を通すということはありませんでした。

まぁ、まだ小学校2年生ですから、当然と言えば当然ですが。

本人的にはそれより、今回のアレルゲン検査のための採血に便乗(?)する形で調べてみた《自分の血液型》の方に興味津々でした(笑)。

アレルギー体質改善のための、《食事の改善》に対しても、より自覚的に自ら積極的に取り組もうね、あおば。

ママの頑張りに報いるためにも、ね。

 
『View39アレルゲン検査』についての詳しい内容は、当【あ劇場©】ブログの こちらにも関連記事があります。

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【当劇場(ブログ)管理人より】

当ブログ『あ劇場』は2020年11月に運営をスタート。
その前後2つの時期に、これまでの我が家の子育て・育児の方針や手法が「間違いでなかった!」と実証されたコトがありました。

★1つは塾なし家庭学習での『全国統一小学生テスト』の結果

★1つは「アトピーっ子」であった子どもの症状の劇的な改善

(1)の点は《子どもが本好きになるように育てる》の実践結果です。
小学3年生になって受験した『全国統一小学生テスト』の結果で「大正解!」との “お墨付き” を得ました。

参照記事はこちらより 通塾なし!全国統一小学生テスト春秋「国語偏差値70台」結果が示す親のできること

(2)の点は2020年8月頃にこれまでの様々な取り組みが一気に結実。アトピー性皮膚炎の症状が劇的に改善 しました。

参照記事はこちらより 続くアトピー性皮膚炎とのつき合い-ウィズコロナ生活と同様に

2つの成果は共に、小学生から取り組み始めても十分に効果があると思います。ぜひ当ブログの記事を参考にしていただきたいと思っています。

他方、より早く乳幼児の時期から取り組みを開始したのならば、より効果が高いとも思います。

皆さんのお知り合いに「乳幼児期のお子さんの親御さん」がいらしたらぜひ、我が家の成果をシェア・お知らせいただけたら幸いです。

当ブログの記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。