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本日、2021年04月04日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【本について】です。
昨日までの3日間は、春休みも残り僅か! ということでこれまでほとんど行ったことがなかった遠方にまで足を伸ばしたり、初体験となる体験教室に参加したりと、あおば(ウチの子供)はとてもアクティブな休日を過ごしました。
その3日間をたっぷりと楽しんだこともあり、残りの数日は新小3となる新学期へと向けて、体調や生活のリズムを整える意味も含めて静か目に過ごすことに。
というわけで、本日は近場の2つの図書館と温泉へと行きました。
図書館に行くパターンに子供の変化の兆しを感じて
本日は、これまで我が家のホームグラウンド的な位置づけにある図書館と、それに次ぐ準ホームグラウンド的な図書館の2つの図書館に行ってきました。
ここ1~2ヵ月の間での興味深い変化としては、あおばの中で、ホームグラウンド的な図書館の位置づけ・意義が下がってきているように感じられる点があります。
蔵書量は準ホームグラウンド的図書館より多く、これまでの利用頻度もかなり多いそのホームグラウンド的な図書館。
そちらで本を借りる時は大抵、あおばの分の本だけでも毎回少なくとも10冊前後からそれ以上の冊数を借りているとは思います。
ですが、そうはいってもこの図書館の子供向けの本の蔵書量は結構豊富なので、まだまだ未読の本は沢山あります。
その一方、新しめの本の蔵書の割合はあまり高くはない、というマイナスな状況もあります。
さらに、入荷する新刊の中に占める比率的にみても、小学校中学年~高学年向けの本の割合は高いとは言えない状態であるように感じられます。
したがって端的に言ってしまえば、小学校中学年~高学年向けの本の蔵書の中に、あおばの興味を引くような本は、残念ながら「あまりない・・」と本人が感じてしまうような状況になってきているのではないか? と感じられなくもないです。
まぁ、実際にこれから中学年~高学年向けの活字主体(のみ)の本を読む頻度が高まってきて、本人の選択眼に変化がみられてくればまた、ここ最近の見方にも変化が出てくるとは思いますが、「今」はそのようにも見受けられなくもないです。
と・・・ ここまで書いた時点で、ここまでの内容を丁度読んだあおば本人から、強烈なダメ出しがありました。
わかってないなぁ~パパは・・
と(苦笑)。
あおばとしては、以下の部分に強く反応をしたようです。
「あまりない・・」と本人が感じてしまうような状況になってきているのではないか?
という内容に。
“多すぎて選べない” という状況は、裏を返せば、今現在の自分の嗜好・志向とシンプルに合致するものが「あまりない」からなのだと思わなくもないですが、どうなのでしょうか(苦笑)。
それはさておき、“多すぎて選べない” と感じていること自体、あおば本人が自ら「これまでとは違うタイプの本を選ぼう」と想っていることの証なのだと思います。
「今」が1つの過渡期であることは、本人の言葉からもハッキリと感じ取れました。
そのような感じで、ここ最近の「今・現在」は、これまでのホームグラウンド的な図書館に足を運ぶことにあまり積極的ではなくなっています。
本日も、僕とママが「図書館へ行くよ」と言っても、
と言って、実際に車の中で準図書館で借りた本を読んで待ってました。
短い時間とはいえ、1人きりで車の中で待っていたのは「初めて」のことだったと思います。
他方、その後に訪れた準ホームグラウンド的な図書館のほうでは、一緒に車を降りて本を借りに行きました。
こちらの図書館では、車の中で待っている時に読んでいた本を「もう1度借りたい!」という強いモチベーションがあったことも一因でしたが。
子供の変化の兆しは読んだ本の共有リクエストにも
本そのものや、図書館のように本に関連するモノに対する接し方や向き合い方に変化の兆しが感じ取れる例としては、自分が読んで「面白かった!」と感じた本を、僕にも一読を勧めてくる機会が増えている点にも感じられます。
自分が読んで「面白い!」と感じた本を、僕に勧めてくること自体は、前々からあったことはあったのですが、最近はその頻度がかなりアップしてきています。
例えば、最近の当・育児日記でも取り上げた、 以下の2つの本などもその好例でした。
大人向け超入門書『文系のためのめっちゃやさしい超ひも理論』を小2にして「面白かった」と
子供からの読書感想文の課題図書?『戦国ベースボール』は歴史好きの小学生にオススメです
これらの本も、
と、“一読すること” を、あおばから強く勧められた本でした。
本日のオススメ本は『日本人の知らない日本語』
そして本日、“一読すること”を強く勧められた本が、次の本でした。
『日本人の知らない日本語』
帯をみてみると、《52万部突破!》の文字が。
どうやら、以前かなり売れた本のようですので、この本のことをご存知の方も多いのではないかと思いますがいかがでしょうか?。
この本は、いわゆる4コマ漫画がメインのマンガ本の形態を取ってはいるのですが、子供向けのマンガではなく大人向けの本である点が大きな特徴です。
そしてそれだけに、内容的にはかなり高度な話しも多々あります。
例えば、大人でも苦手な人がとても多い “敬語の使い方” についての内容など。
もちろん、あおばは、この本のサブタイトルにある次の箇所に強く反応をしています。
なるほど~×爆笑!の日本語“再発見”コミックエッセイ
の、爆笑! の部分に(笑)。
とはいえ、笑いの「ツボ」も大人向け。
子供向けのギャグとはやはりテイストが異なります。
一見、中身はマンガなので、こうした類の本を自分で手に取ったまでは偶然であった可能性もあります。
そして、単にマンガとしても、小学校低学年の児童でも面白く感じる箇所も結構あるとは思います。
ですが、何度も読み返すほどハマったり、図書館から「もう一度借りよう!」と思うまで気に入ることは、そうそうないのではないかと思います。
やはり、中学年へと進級する時期だからこそ、マンガに対する好み・嗜好もグッと大人っぽくなってきたのではないかなぁ? と思います。
というか、考え方やモノの見方全般の志向や思考がグッと大人びてきた点が、この本をとても気に入ったという点に現れたのだと感じました。
あおばは大の『本好き』だから、『本』に対しては特に、そうした点が顕著に現れるという面もあるとは思いますが。
そんな感じでママとも、『小学校3年生』に進級するという時期・年齢は、「大きな変化・成長がみられる時期なのかもしれないね」という話しをしたりしています。
本に関してのよもやまに、子供の大きな成長の予感を感じる春の一コマでした。