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今回の演題は【全国統一小学生テスト偏差値80超を塾なし達成!その秘密は読解力!!】です。
2024年11月の全国統一小学生テストで、学習塾に通ったことのないわが家の小6っ子が、単教科ながら偏差値80台を達成!
その好結果には、同テストの受験会場となった塾の方からも
と驚きの声を頂きました。
驚きは実は親の我々も同じで、その理由は「塾なし」だけでなく、「親講師(=親が勉強を教える)もなし」の環境で出した結果だったので。
塾なし&親講師なし「通信教育(進研ゼミ)のみ」で、その成果がでた理由は何か?
その謎(?)を解く鍵は、全国統一小学生テストの個別成績表『君だけの診断レポート』の講評欄『2.全体講評と分析』の中にありました。
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全国統一小学生テストでの偏差値80超とは
画像出典:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の個別成績表『君だけの診断レポート』より抜粋・編集
上掲画像は、2024年11月3日実施の『第35回全国統一小学生テスト・小学6年生』の個別成績表『君だけの診断レポート』からの抜粋です。
今回、この結果を見て最初に驚いた点は、個別科目での「全国順位」でした。
ご存知のとおりで《全国統一小学生テストの決勝大会進出基準》は、全国順位が「50位」以内。
決勝大会の進出基準の場合は4教科の合計点なので条件は異なりますが、今回のウチの子の「理科」教科単独での全国順位は「19位」でしたので、仮に単教科だけであれば、決勝大会に進出できる順位であったわけでした。
ということは‥
全国統一小学生テストで「偏差値80台」というのは、=「決勝大会進出レベル」ということなのだと判明したのでした。
正直、自分自身は偏差値80台など全く縁がなかった学力だったので(苦笑‥)、今回初めて「偏差値80台」というのが “どのようなレベル感” であるのかということを実感して、驚いたのでした。
その驚きもあり、より詳しく “そのレベル感”を理解するために、次の計算をしてみました。
決勝大会進出者50人との比較
今回の全国統一小学生テストの4教科受験者は「15,489」人でした。
その分母に対し、決勝大会進出者は「50」人。
なので、その比率( 50/15,489)は約「0.3%」でした。
一方、理科科目の総受験者数は「15,677」人。
偏差値が80台(80.8)であったウチの子の順位は「19」位。
計算してみると、その比率( 19/15,677)は約「0.1%」でした。
ご覧のとおりで、この両者の値の差は “ほんの僅かなもの” であるので、その時々の「平均点がどの程度であるか」という条件の違いによって、値差も変ってくるとは思いますが、今回の実数差は【ひとつの目安】になるのかと思います。
こうやって見てみますと、個別教科の偏差値80台も、4教科の総合点での「決勝大会進出」も、ともにスゴイことなのだと。
特に、決勝大会進出の条件は「4教科の合計点」という《総合力》が問われる内容なので、“なおさら”だと。
『君だけの診断レポート』が示す読解力の重要性
画像出典:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の個別成績表『君だけの診断レポート』より抜粋・編集
上掲画像は、今回の『君だけの診断レポート』の「教科別個人成績 理科」欄にある《問題別成績》欄の内容から一部を抜粋・編集したものとなります。
今回、ウチの子が偏差値80台を取れた科目自体は理科でした。
ですが、『君だけの診断レポート』の【講評】を元に “その理由” を探ってみると、理科が得意だからというより(それもありますが)、鍵を握るキーポイントは《読解力》にこそあった! ということが判明したのでした。
元々、ウチの子の1番の得意科目は国語で、小3の春・6月から8回連続で受験を続けてきた全統小テストにおいて半数以上の計5回は、「偏差値70」を超えていました。(※「偏差値65以上」であれば全8回とも)
それでも、単一教科での全国順位では、全国統一小学生テストの決勝大会進出基準である「50名」以内に入ることはありませんでした。
一方、今回、偏差値80台を獲得できた「理科」については、これまでの全6回受験の中で「偏差値70」を超えたのは今回を含めてちょうど半数の計3回。
他方、偏差値65を切ったことは2回でした。
そのようなワケで「安定感」も含め、本人も家族一同も、国語が1番の得意科目と認識しています。
プラス、理科などでも良い結果が出せているのは、本人が「大の本好き!」で、理科・科学系を含め様々なタイプの本を幅広く「楽しんで読んでいる」という素地があるからだと、実感しています。
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以下は、『君だけの診断レポート』の講評欄『2.全体講評と分析』箇所からの抜粋内容となります。
読解力=文章を読み解く力
画像出典:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の個別成績表『君だけの診断レポート』より抜粋・編集
上掲の講評画像部分の中で注目すべき点を、以下に抜粋します。
特に(7)は差がついたのではないでしょうか。文章から,見かけの明るさと実際の星の明るさが,互いにどのような関係になっているかをしっかり考える必要がありました。
ここでふれている、大問「2」の小問(7)の正答率は、上掲の画像にあるように僅か「6.7%」でした。
講評にあるようにこの問題で「差がついた」ことが、今回、ウチの子が70台を超えて偏差値80台を獲得することができた大きな要因の一つとなった、と思われます。
というのも、この問題で問われている「計算」自体は、“ごく簡単なわり算” でした。
したがって、必要だった能力は計算力ではなく、その計算式を導くための「読解力」であったワケでした。
以下の大問「3」についても同様です。
画像出典:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の個別成績表『君だけの診断レポート』より抜粋・編集
こちらの注目すべき点は以下の箇所。
(7)は,計算自体は複雑ではありませんが,<実験3>で何が起きているかが,ややとらえづらかったかもしれません。実験3の手順1~3を落ち着いて読み直して,もう一度考えてみましょう。
こちらの大問「3」の小問(7)の正答率は「11.4%」。
やはり、この問題でも、計算力そのものではなく、“何が起きているか” を読み解くための「読解力」が鍵となっていたのでした。
読解力=文章量を読みこなす力
画像出典:【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚の個別成績表『君だけの診断レポート』より抜粋・編集
こちらで求められていた具体的な「読解力」は、理解力というより「スピード力」。
その点はズバリ!以下のようにふれられていました。
文章も長く,最後の問題ということで時間が足りなかった受験生も多くいたかと思います。
この点は、正答率にそのまま表れていて、大問「4」については小問8問中、正答率が30%を超えているのは、“最初の2問” のみでした。
その点、ウチの子の場合は「読書好き」なため読むスピードが速いので、正答率が低い問題を3問も拾うことができていました。
その点が、偏差値80台の獲得に大きく寄与してくれたことがデータが読み取れたワケでした。
まとめ
全国統一小学生テストはご存知のとおり、中学受験に特化した大手進学塾の『四谷大塚』さんが主催する学力テスト。
故に、同テストの受験生の大多数は、四谷大塚ならびに四谷大塚の提携塾の生徒さん達だと思われます。
そのような中、親が勉強を指導しているワケでもなく(ちゃんと見守ってはいますが)、独力で通信教育で学習しているだけの「塾なし」っ子のウチの子が、単教科のみとはいえ「偏差値80超!」の好結果を出せてことは、快挙!と言って差し支えないかと感じています。
そして、その成果「偏差値80超!」を導いた原動力となったのは「読解力」であった。
その事実は、全国統一小学生テストの個別成績表である『君だけの診断レポート』内にある「データ」がエビデンスとして、明確に示してくれていました。
ところで‥
わが家は、地方移住して田舎暮らしをしていることもあり、「塾なし」の学習環境を意図的に選択したというよりは、どちらかというと、
といった感じで、そうならざるを得なかった部分もあります(苦笑)。
本人も気に入っているから、中学受験対策も【進研ゼミ小学講座】のオプション教材を「利用していこう」といった感じに。
そんな環境下でも、「日々楽しんで本にふれる」その積み重ねがあれば、結構なんとかなるものです。
ということで、塾通いの「あり or なし」でも、通信教育講座利用の「あり or なし」でも、はたまた親講師の「あり or なし」でも‥
いずれにおいても、子ども自身に向いた学習方法で、どの教科に対しても強力かつ有効な対策ツールとなる『読解力』という武器を身につけることをオススメします。
当ブログでくり返しふれていますが、そのためにもまずは、家族揃って「楽しく本にふれましょう」。
マンガでも雑誌でも何でもよいので、「楽しんで」。
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