【あ劇場©】へようこそ。
当記事は、当ブログ【あ劇場©】に新たなカテゴリー『環境』を新設しての初投稿記事です。
記念すべき(?)初投稿記事の内容に相応しくというか、今日という日だからこそ!この新たなカテゴリーを新設しました。
前々からこのカテゴリ―も作ろうと計画はしていたのですが‥ 毎日の育児日記記事に追われる形で遅れていました(言い訳&苦笑)。
ですが、子供を持つ親の1人として、日記とは別の形式として切り分け・切り出して「大切なコト」と想う内容を取り上げていきたいと思っています。
唯一の被爆国である日本に生まれ育ち子供を授かった親・人間として
本日、【2021年1月22日】は、幼い子供を持つ親の1人として、特に日本に生まれ育ちここ日本で子育て・育児をしている者として、とても大切な日であると感じます。
そう。【核兵器禁止条約】が発効した日 だから。
同時に、決して軽んじてはいけないと思うのは、日本がこの条約に参加していないという事実。
人類の歴史上唯一の戦争被爆国でありながら・・・
核兵器禁止条約について
当ブログ【あ劇場©】。
嬉しいことに主役の『あおば(ウチの子供)』は、頻繁に記事の内容を読んでくれています。
ですので、手前味噌ながら‥ あおばのためにも、簡単に【核兵器禁止条約】の内容をまとめておきます。
今後、子供と《核なき平和な世界》のことや《彼ら彼女らの未来をつなぐことを可能とする環境を創り上げていくために大切なこと》について会話を重ねていく際の、基本知識として。
さほど遠くない未来のための準備として。
現在小2の今はまだ、あまり難しい話しはしてませんが(笑)。
【 核兵器禁止条約 / Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons, TPNW 】
- 核兵器を全面的に禁じる初の国際条約
※あらゆる核兵器の開発,実験,生産,保有,使用を許さず、核で威嚇することも禁じる - 国連加盟国の6割にあたる122ヵ国・地域の賛成で2017年7月に採択
- 国連加盟国193ヵ国中、51ヵ国・地域が参加
(参加国には小国・島国が多い) - 露・米・中・仏・英・印などの核保有国9ヶ国は不参加
- 非締結国への法的拘束力は無い
核不拡散条約(NPT)
核軍縮を目的にアメリカ合衆国・中華人民共和国・イギリス・フランス・ロシア連邦の5ヵ国以外の核兵器の保有を禁止する条約。1970年発効。191の国と地域が参加。
上述のデータから国連加盟国は現在193ヵ国ということが分かりますが、【核兵器禁止条約】 は、その内容からして核兵器保有国が参加することはないのでその9ヶ国を除外すると、残りは184ヵ国となります。
184ヵ国の内、現時点では参加は51ヵ国・地域にとどまっている。
割合としては、 27.7% となります。
残念ながら、現時点ではまだまだ少ない参加比率ではありますが、今後この比率は上昇していくであろうと思われます。
核兵器禁止条約に日本が不参加という事実について
嘆くべきは現在の参加比率ではなく、参加国の中に唯一の戦争被爆国である日本が入っていないことだと思います。
言うまでもないことですが、唯一の戦争被爆国が参加していない ということの意味は、他の国・地域が不参加であるということとは全く重みが違います。
唯一の戦争被爆国 という事実に対しては、その歴史を負う当事者として果たすべき役割・責任があるはずです。
唯一の戦争被爆国でありながら不参加 という事実は、以下のことを象徴しているのではないでしょうか。
何事も他責にして目を背け、自らが責任を担うことを避ける慣習が根強いこの国の、これまでの大人の在り方を。
とても残念ではありますが、そう思わざるを得ないのではないでしょうか。自戒も含め。
であるからこそ、少しずつでも、大人の側こそが「変わっていかないといけない」と思います。
少しずつでも、何かしらの行動を起こしていかないと。声を上げていかないと。
若者は変わっている・だからこそ親世代も
若者・若い世代の人達の中には、行動をしている・し始めている人達が沢山います。
地球温暖化・気候変動に対する抗議をたった1人で始めたことで名高いグレタ・トゥーンベリさんなどを筆頭に。
日本国内においても、若者たちは行動をしています。
【核兵器禁止条約】 のことを、より多くの人に知ってもらおうという以下のプロジェクトもその1つなので、紹介させてもらいます。
https://www.susumeproject.com/彼ら・彼女らのような頼もしい若者たちの行動に敬意を表したいと思います。
と同時に、子供を持つ先輩として自分達親世代も、身近な所から出来るコトから少しずつでも、行動をしていかなければならないと強く感じます。
子供達の未来のため!
以下は、アインシュタインさんの言葉からの引用です。
「悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない。
それを見ていながら何もしない者たちが滅ばすのだ」“THE WORLD WILL NOT BE
DESTROYED
BY THOSE WHO DO EVIL,
BUT BY THOSE WHO
WATCH
THEM WITHOUT DOING
ANYTHING”