【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【子供のお箸の持ち方に「矯正必要?!」となった件で《適正サイズ》の重要性を再認識】です。
現在、小学校3年生のあおば(ウチの子供)は、小学校に入学する前には、お箸の正しい持ち方を身に付けるための補助用具が付いた幼児用のお箸を卒業していました。
そして、普通のお箸を正しい持ち方で使うことができるようになっていました。
ところが‥
お箸の持ち方に再矯正の必要が生じた原因は不適正サイズのお箸の使用
ここのところ、あおばのお箸の持ち方が崩れてきているように感じていました。
僕は食事中、あおばと対面の位置に座っているため、お箸を持つ手がよく見えることもあり。
そこで、ママにも確認を依頼してみたところ、やはり「おかしくなっている‥」と同意見となりました。
そこで、二人でその原因を協議した結果は次のようになりました。
というものでした。
協議したといっても、複数の原因の仮説を検討し合ったというようなわけではありません。
「このことが原因だよね?」というコトを確認し合った、というのが適切なところ。
というのも、お互いに “心当たり” が一致していたからです。
長さの合わないお箸の使用は子供ファーストの弊害
我が家の子育て・育児のモットーは、《子供ファースト》。
何事においても、できるだけ《子供の意思を尊重する》よう努めています。
実際に、そのスタンスで子供と向き合ってきた結果としては、今のところ大正解だったと感じています。
正解であったと感じる点を列挙すれば、以下のような点でしょうか。
- 自己肯定感が高い
- 自分の考えを持ち自ら判断ができるケースが多い
- 誰に対しても物怖じすることなく自分の意思をシッカリ示すことができる
- 何事にも好奇心旺盛
などなど。
それらは、我々両親が、子供を型にはめ込む様なコトを意識的に避けてきた結果でもあると、感じています。
一方、デメリットと感じる点も、いくつかはあります。
その1つが、今回《お箸の持ち方》として顕在化してしまった件になります。
ここ最近、あおばがずっと使っていたお箸は、デザイン的にあおばがとても気に入ったお箸でした。
正直、僕もママも最初から、そのお箸は今のあおばの手の大きさからすると“長い・オーバーサイズ” であると、感じていました。
それでも、あおばは、
と強く主張してきたため、「そんなに言うのなら・・」と、そのお箸を使い続けることを承諾してしまったのでした。
結論からすると、その判断は誤りでした。
子育て・育児のモットーを、《子供ファースト》 とすることを大前提としても、当然ながら時には、子供の意見に対して「ちょっと待って、もう少し考えてごらん」と、子供自身に考えさせる言葉を投げかけながらストップを掛けないといけない場面もあります。
子供たちには、判断に足りるだけの経験値がまだまだ不十分ですので。
その点はわきまえているつもりでしたが‥ 今回の件については、素直に反省をしないといけない「結果」となってしまいました。
判断を誤った原因を振り返ってみると
なぜ、判断を誤ってしまったか?
その原因を振り返ってみると、以下の点に気がつきました。
というのも、「大丈夫かなぁ?」と気にしていた最初の数ヵ月間は問題はなかったからでした。
で、結局のところ‥ それで油断をしてしまったわけでした。
手の大きさに合わないオーバーサイズの長いお箸を使い始めた時点では、まだ正しい持ち方が定着していたため、あおば本人も使いづらさを感じつつも、暫くの間は正しい持ち方をキープできていたのだと思います。
しかしその後、使いづらい状態が続いてくると、やはり正しい形=フォームが徐々に崩れてきたのだと思います。
そして、ある時点でその体に合わない道具(=お箸)を使っている状態に対して今度は、自分が“楽と感じられてしまうやり方” を知らず知らずのうちに選んでしまっていたのだと。
結論|子供には子供の体に合った道具・用具を与えてあげるのが親の役目
本日は遅まきながら、あおばのお箸の持ち方が崩れてしまっていたことに気がつきました。
そこで、ママが早速、あおばにそのことを指摘して正しい持ち方へ戻すように矯正を試みました。
ですが‥ 現時点では一旦悪癖が付いてしまっていたので、あおばは正しい持ち方をすることを嫌がり涙ぐんでしまいました。
しかし、そこはママ。
あおばのことを上手に慰めつつ、正しい持ち方の方法を思い出すよう巧みに誘います。
というような感じで。
鉛筆の持ち方はちゃんと出来ているあおばは、スッカリ落ち着きを取り戻し、言われたとおりにお箸を持ち直してみます。
すると、ちゃんと出来ている鉛筆の持ち方を起点としたことにより、正しいお箸の持ち方を思い出してきたようでした。
今回は、ママの見事な誘導の仕方に素直に感心をしてしまいました(拍手)。
そして、すかさずの二の手にも。
あおばも、ママの見事な手際に感服したかのように、今回のお箸のチェンジには素直に応じました。
そのような感じで、今回はママの巧みな対応のおかげで、無事にあおばのお箸の持ち方の再矯正をスムーズに進めることが出来て幸いでした。
反省点は、子供の「今」の身体のサイズに合わない道具・用具を使わせてしまったこと。
その点は、親が十分に気を配って、そのような状態にならないように・陥らないように適切なサイズの道具・用具を揃えてあげる必要があります。
- 道具・用具のサイズが不適切だと、出来るであろうことも出来なくなってしまう
- 道具・用具のサイズが不適切だと、出来ていたことさえも出来なくなってしまう
《サイズの適切さ》を、大事にしていきたい と、改めて強く感じさせられた本日の件でした。
あおばは、再矯正への歩みをとても前向きに頑張ってリスタートしてくれました。
ママも素晴らしい《コーチング(=寄り添い支えること)》をしてくれました(感謝)。
僕も、もっとシッカリと《コーチング(=先導)》をしていかないとね。