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本日,2021年05月18日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【GRIT(グリット)】。
子供の様子に,ウチの子って「こういうタイプなんだ」と改めて感じてることってありませんか?
本日は,「今日は温泉だよね!」とハリキッているあおば(ウチの小3の子供)の様子から,「あおばってそういえば・・」と,改めて次のように感じたのでした。
細かな計画を立てるということは全くないけれど(笑),「今日はコレをしよう!」という気持ちはとても強い!
そして,そう思った気持ちを本人は「とても大事にしているな」 と。
そう考えていたところ,「あれっ?」と思ったのでした。
この気持ちって,もしや?! GRIT(グリット)じゃないのか? と。
子供の「予定を実行しよう」という意思を強く感じたキッカケは温泉!?
本日改めで,あおばの「予定を実行しよう」という意思を強く感じたキッカケは,「今日は温泉だよね!」の一言でした。
あおばは,温泉が好きなことは好きなのですが,普段は割と行きたがらないことが多いのです。
最近になってようやくその理由が分かってきたのですが(遅いな・・反省),それはどうも,ママや僕が,
だったり,
というように,当日その時になって初めて「温泉へ行こうか?」と言うからのようです。
あおばとしては,「え~ 今日は,これからコレコレしようと思っていたのに~」となるようなのです。
本日,あおばが,
と,よくあるパターンとは異なり,「嬉しそう」に言ってきたのには次のような背景があったのでした。
一昨日の日曜日に僕が,上述のように,
と言った時にあおばに拒否されてしまったので,次のように尋ねたのでした。
するとあおばは,
と答えていたのでした。
つまり,あおば本人が,「今日は,家族で温泉へ行く日!」と決めたということです。
そして,驚いたことがありました。
具体的には,温泉への車の中に,進研ゼミの《考える力・プラス講座》のテキストを持ち込んでその道中にテキストに取り組んでいました。
本人としては,最近マイブーム化しているママのスマホにダウンロードしたゲームをしたいのですが,ママから次のように言われているのです。
と。
そこで,少しでも早く《考える力・プラス講座》のテキストを終わらせ,早くママから「スマホを借りよう!」と,あおばは計画を立てていたようなのです(笑)。
本日は,あおばがここまでの取り組み姿勢を見せてくれ,自ら「温泉へ行こう!」とハッラツと発言していたことから,やっと(苦笑)僕も確信を持つことができました。
しばしばあおばが,「温泉へ行きたくない」ということの理由が。
それは温泉が嫌なのではなく,温泉へ行くことで=外出・遠出することで,自分が考えていた「これからコレコレしょうかなぁ」という,予定が崩れることを嫌がっていた のだと。
そして,逆に,予めて立てていた予定に関しては,むしろそれを予定通りに進めていくことにとても前向きで積極的でさえある ことを。
そして,そのことに改めて確信を得たことで,こう感じたわけでした。
と。
ではここで一度,近年話題のその《GRIT(グリット)=やり抜く力》について,確認をしておきたいと思います。
GRIT(グリット)とは
GRIT(グリット)とは,《やり抜く力》を意味する造語。
具体的には, 以下の4つの言葉の頭文字を取ったものです。
- Guts :《度胸》困難なことに立ち向かう能力
- Resilience:《復元力》失敗しても諦めずに続ける力
- Initiative:《自発性》自分で目標を見つける力
- Tenacity :《執念》最後までやり遂げる力
近年,《非認知能力》という数値では測定できない “人間力・生きる力” とも呼ばれる能力が注目を集めていますが,GRIT(グリット)も非認知能力となります。
『グリット』という言葉の概要や広く知られるようになった経緯などは,以下となります。
情報出典先:グリットとは何? Weblio辞書
「グリット」(grit)とは,「困難にあってもくじけない闘志」「気概」「気骨」などの意味を表す英語で,成功者に共通の心理特性として近年注目されている,「やり抜く力」のことです。心理学者でペンシルヴァニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏が,「社会的に成功するために最も必要な要素は,才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく,やり抜く力である」という「グリット」理論を提唱して以来,教育界や産業界をはじめさまざまな分野で大きな反響を呼んでいます。
なお,グリットの提唱者のアンジェラ・ダックワースさんは,心理学の研究者になる前は中学校で教師をしていたそうです。
その時に現場で感じていた実感を,例えばIQが高い子が=優秀というわけでは「ない」という実感を,実証するために研究者の道に進んだそうです。
その辺の話題も,こちらのグリットの提唱者のアンジェラ・ダックワースさんの『TED』映像に登場しています 。
“一般論と現場での実感が異なる”ということって,実は結構あるものだと思います。
その違和感から実証研究された新たな理論がグリットとなるわけです。
この理論が現在広く注目されている背景にはきっと,以前に “一般論” と言われていた考え方に対し,多くの人が疑問を感じていたからだと思います。
本日の結論
近年話題の『GRIT(グリット)』については,注目を集めていることが納得できる,とても的を得た理論だと感じます。
個人的には,その理論の妥当性には疑いを感じていません。
問題は,ウチのあおばの言動が,そのGRIT(グリット)に値するモノなのかどうか。
実際のところは,今後のあおばの様子を,その経過を見ていかないと分からないということにはなるのでしょうが・・
あおばがまだ小学校3年生であるということを踏まえると,今の段階で示している姿や意思・気持ちというものは,十分にその要素を含んでいるものであると感じています。
「それって,親バカなんじゃないの?」という,あおばの声が聞こえてきそうな気もしますが(笑)。
というわけで,まだハッキリと「そう」だとは言えないものの,その可能性は十分あるであろうと思うので,親の僕としては,その可能性を信じてそうした一連の行動をできるだけサポートしていきたいと感じました。
あおばの真っ直ぐな想いを支持し信じて。
僕自身が,その経過の見極めに対して,GRIT(グリット)する気持ちを持って(笑)。