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本日,2021年05月27日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【《作文チャレンジ》赤ペン先生問題に初挑戦!】です。
本日はもう月末の27日。
あおば(ウチの小3の子供)は本人の強い希望により,進研ゼミ小学講座のオプション講座《作文チャレンジ》に取り組んでいます。
その初号の “4・5月号” の提出目標日である[5月31日]が差し迫っているということもあり,本日は同講座の赤ペン先生問題に「初!」挑戦をしたのでした。
作文チャレンジに取り組む子供の様子【意識観察編】
上掲の画像は,《作文チャレンジ》赤ペン先生問題提出用の専用の封筒です。
本日,あおばは遂に(?)《作文チャレンジ》初号の赤ペン先生問題に取り組んで “自分の解答” を書きあげました!
正直,“自ら進んで取り組んだ” といった様子ではなく,ママに促されて取り組んだという感じではありましたが。
それでも,締め切りまでに日数的にまだ余裕がある頃でしたら,
といった感じで,のらりくらりと(?)交わしていたと思います。
※実際に,そういった場面はこれまで何度も目にしてきましたし(苦笑)。
ですが,本日はさすがに,「今日やらないと提出目標日の5/31に間に合わない」と感じたようです。
そしてその提出には,これまでのアナログ方式の「封書」での提出を選んだのでした。
興味深かったのは,『締切日』に対する意識です。
「守ろう」という意識があるからこそ,本日はキチンと取り組んだのだと思います。
その一方,「必ず提出目標日に間に合わせたい!」とまでは全く思っていないのです。
というのも,必ず間に合わせるのであれば,別の提出方法があるから。
「赤ペン提出カメラ」アプリからのカメラ提出について
こちらの画像は,上掲の《赤ペン先生問題提出用の専用封筒》の最下部のアップになります。
具体的には,新しく始まったサービスで,デジタル方式での提出を可能とした内容になります。
《赤ペン先生による1枚1枚全て異なる手書きでの添削》と言えば,これまでは進研ゼミの最大のセールスポイントの1つであったので,この点は実はスゴク大きな改革であると思います。
まぁ,デジタル方式になっても,1つ1つ個別に対応して手書きペンのデバイスで添削をするという形式に違いはないのでしょうけど‥ 。
受け手側の印象としては,デジタルで画像データとして返却されてくるのと,手紙的な感覚で添削用紙が返ってくるのでは,その印象は全く異なると思います。
その楽しみ感というか特別感というか‥ そういうモノを感じているからこそ,あおばは《封書》のほうを選んだのだと思います。
僕としては,封書だと明日以降に投函手続きしたら締切日に間に合わない可能性もあると思って,あおばに次のように確認してみました。
と。
すると,あおばからは,
との返事が。
なるほど。あおばとしては,締切日を「できるだけ守ろう」という気持ちはあるものの,締切を守ることでもらえる特典にはさほど興味は「ない」ようでした。
ちなみに,提出目標日の今月・5月31日にまで作文赤ペン問題が進研ゼミさんに届いていると,『作文スラスラ!スーパーペンシルの2本セット』がもらえるそうです。
あおばはあまり物欲が強くないので,それで特典にはあまり興味がないのか?
それとも,今回の特典がもう1つ魅力に欠けるからなのか?
その両方であるように思いますが,いずれにせよ,特典に左右されることなく「できるだけ締切りを守ろう」という気持ちがあるのは,とても立派なことだと感じます。
この気持ちも,最近当ブログの記事でよく話題にしている《 GRIT・やり抜く力》との関係性が濃厚だと思うので,嬉しく感じます。
ということで,締切=目標提出日までにできるだけ「やりきろう!」という気持ちが確認できたところで,次により具体的な行動について振り返ってみたいと思います。
作文チャレンジに取り組む子供の様子【行動観察編】
進研ゼミ小学講座のオプション講座である,《作文チャレンジ》は,小学校3年生からのオプション講座となります。
そのため,小1の時から進研ゼミのチャレンジタッチに取り組んできたあおばにとっても,今回の《4月・5月号》は,「初!」の《作文チャレンジ》への取り組みになっています。
それもありか(?)本人としても,どう取り組むのが良いかの勝手が「まだ掴めていない」ように映ります。
そして,それもあるのですが,取り組み方うんぬんの前に,“自然と手が伸びる” 感じが今のところは希薄なように感じられます。
プラス,この “自然と手が伸びる” という感覚は,実はテキストとの「相性」との兼ね合いも,思いのほか色濃いのでは?とも感じます。
では,なぜそのように感じたのか?
その理由を2つの具体例から探ってみます。
(※いずれも本日取り組んだ内容ではありませんが)
初号《レッスン4》の内容より
《レッスン4》のテーマは以下でした。
「よろしくカード」で自己しょうかい
この課題は,自己紹介のカード=「よろしくカード」を作ろう!というモノです。
ページ数としては,4ページ分。
当課題の目標時間は「20分」となっています。
なお,この「20分」という目標時間は,この《レッスン4》に限らず,基本的に作文チャレンジ3年生の全課題に共通の目標時間となっています。
なのですが・・
先日,あおばがこの課題に取り組んでいた時は,この課題の主目的である自己紹介カード作る単元に,かる~く2時間ぐらいは時間を費やしていたと思います。
つまり,目標時間20分の軽く6~7倍以上の時間を費やしていた,というわけです。
で・す・が!
このテキストの見本作例の出来栄えを見ると,とても20分で描けるような内容では「ない」のです。
(※大人のプロのイラストレーターでも無理なのではないかと)
むしろ,その見本作例のクオリティーに,自分のカードを出来るだけ近づけようと努力した結果が,時間が長く掛かってしまった原因のように感じます。
ですので正直,このレッスンに関しては,目標時間と課題内容の間のつり合いがとれていないように思います。
この課題を,目標時間に近い時間で仕上げようと思えば,作例にあるようなキチンと背景にイラストや模様が描かれたモノではなく,簡単な箇条書き風のモノにならざるを得ないですので。
このレッスン4の課題についてはどこか,背景のイラストを自分の意志で描く子は,絵を描くのが好きな子で,描くことが苦にならないタイプということが前提となっているのではないかと,感じなくもないです。
一方,あおばは絵を描くのが特別好きなわけではないのですが,それでいて,同じようなクオリティーに仕上げようと,楽しむというより努力をしていたのではないかと。
その意味で,設問とあおばの個性との間の相性は「よくなかった」と感じます(苦笑)。
ですが何より,この課題については,ちゃんと良い自己紹介カードを作ろうとした,あおばの《 GRIT・やり抜く力》を褒めてあげたいです。
初号《レッスン5》の内容より
《レッスン5》のテーマは以下でした。
生き物「五・七・五」を楽しもう!
この課題については,設問自体には何の問題もなく,あおば独特の感性がスムーズな進行に対しての障害になった面がありました。
具体的には,小林一茶らの俳句を見本として,その内容を “なぞって書く” という課題がありました。
あおばは,この“なぞって書く” ということが,どうも感覚的に好きでなく気が乗らないらしく,この箇所で課題と向き合う手を止めてしまい,違うことをやり出してしまいます。
そのため,この課題を終えるのに余計な時間を随分費やしていました。
あおばには,感覚的に気が乗らないタイプの問題があることは前から分かっていたのですが,この“なぞって書く”というのが,その1つであることは,今回初めてシッカリと認識することができました。
勿論,本人がやろうと思えばスンナリと出来てしまうのですが,どうも気が進まないようです。
子供の個性というか志向には,様々なタイプがあるのだなということを,改めて教えられた事例でした。
子供の向き不向きとは「やりたい!」と「実際にやる」の違いからの誤解?
上掲の2つの事例をみていて感じたことは,次のことでした。
単に不向きというのであれば,おそらく最初から「やりたい!」とはならないと思うのです。
ここで問題としているのは,「やりたい!」と意欲を示しているのに・いたのに,いざ実際にやってみると進まなかったり,次にやるまでの間隔が空くようになってしまうケースについてです。
《作文チャレンジ》については,あおばは元々自ら「やりたい!」と言い出したのです。
そして実際に,楽しそうに取り組みを開始していたのですが,途中からそのペースがだいぶ落ちてしまいました。
その理由の1つに,上掲の「相性」があまりよくない2つのレッスン課題があったのかもしれない? と,考えたわけなのです。
親の僕としては客観的に見て,あおばにとって,作文に取り組むことそのものは「向いている」ことなのではないかと思っています。
その一方,表面的には「もしかしたら不向き?」と思えてしまうような停滞があったのは事実。
ですが,上述のようにそれには,あおばの個性と「相性」があまりよくない設問とタマタマ出会ってしまったからに過ぎない可能性も十分あると感じています。
つまり,実際に「進み具合が今一つな場合がある」からといって,“不向き” と早計に判断してはいけないのではないか?ということです。
その点の判断をする場合は,子供の実際の取り組みの様子を,よくよく観察しないといけないと感じたのでした。
作文チャレンジに取り組む子供の様子で思うこと【洞察編】
さて,最後に今一度,今回の《作文チャレンジ》に対する一連の取り組みを見ていて思ったことを。
繰り返しになりますが,僕はあおばの作文力は「結構イケている」と考えています。
《大の本好き》ということもあり,小学校3年生にしてはシッカリとした文章を書くと思いますし,何より長い文章を書くことを厭わない面があります。
ですが‥ 元々自由奔放なところがあるので,シッカリ落ち着いて机に向かってテキストに取り組むということは,今のところはあまり得意ではありません(苦笑)。
大人の観点からすれば,そういう面は矯正をして,小さいうちから机に向かって定期的に取り組むことを “習慣化” してあげるのが「良い」ということになるとは思います。
確かにそれはそうなのでしょうが・・
この点はもう,自分自身もショッチュウ~ 陥っていっていることなのですが,基本的の大人というモノは次のように考えがちであると思っています。
そうした観点も持ち,「子供当人にとって本当に望ましいこととは何か?」を常に自身にも問うように心がけています。
そのようなこともあり,次の問いを今回の《作文チャレンジ》の取り組みに関しても,考えて続けています。
でも‥ このジレンマって,なかなかに解決し難いモノではあるのでしょう。
《作文チャレンジ》の取り組みはまだ始まったばかり,まずは焦らずもっとジックリと子供のことを&子供の取る行動をシッカリと見続けていくことが大切かと。
一緒に,頑張っていこうね,あおば!
本日「初」投稿した赤ペン先生問題の解答用紙に添削がされ、「初」返却されてきた際の様子は、 こちらの後日(6月10日)の記事にあります。