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本日,2021年05月28日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【音楽教室の教材「おんぷカード」でのゲーム】について。
本日は金曜日。
あおば(ウチの小3の子供)が通う,歌とピアノの音楽教室の習い事がある日です。
音楽教室で使っているテキストは『プレ・ピアノランド』で,現在は第2巻。
本日は[単元18]の《おんぷカードゲーム》などのレッスンをしたそうです。
そして,レッスン後に家で,そのカードを使い家族みんなでゲームを楽しみました。
音楽教室の教本『プレ・ピアノランド』とは?
現在,小学校3年生・8歳のあおばの通っている《歌とピアノの音楽教室》で利用している教本は『プレ・ピアノランド』です。
『プレ・ピアノランド』教本の表紙を捲るとすぐに,次のような説明書きがありますので,引用します。
『プレ・ピアノランド』は,幼児が初めてピアノを弾く前に <聴く力・手の使い方・歌心・読譜力> を,楽しく確実に身につけるためのシリーズ。
ピアノを使わない第1段階を経てピアノを弾く第2段階へ進む二段階導入法により,幼児でも初めから音楽的な演奏ができるようになります。
つまり,本来は幼児向けのテキストとして作られたモノになります。
あおばが,同教室へ通い出したのは小学校2年生の半ばで7歳の頃から。
ですので,テキスト著者の方(樹原涼子さん)の意図からすると,結構遅いスタートとなってしまったようです。
ですが,あおばが通ってる歌とピアノの音楽教室の子供向け教室では小学生からのスタートでも,この『プレ・ピアノランド』を教本として利用しています。
肝心なのは,引用箇所の以下の部分であると教室の先生が考えているからです。
~中略~初めから音楽的な演奏ができるようになります。
ウチの子供のあおばの場合,歌を歌うコトは大好きなのですが,別に歌手になりたいわけでもピアニストになりたいわけでもありません(今のところはそういう話しを本人がしたことはありません)。
只,本人が歌うことが大好きなので,親の僕ら夫婦が《歌とピアノの音楽教室》の習い事を勧めた時,本人は二つ返事で
と,なったのでした。
そのようなわけなので,本人も僕ら夫婦も,プロのピアニストになりたい・なって欲しいという願望はないのです。
元サブカル好きの僕としては,クラシックのピアニストになって欲しいとは全く思っていませんが,別のジャンルのピアニスト(ex.バンドの一員など)やトラッククリエイターであれば,本人が希望して且つなれるのであればなってくれても全然OK!とは思っていますが(笑)。
ということで要は,ピアノ演奏の超絶テクニックを身につけることなどは,最初から全く望んでいないのです。
逆に,望んでいることは,テクニックなどはなくてよいので,“歌心のある” ピアノ演奏や歌唱が身に付いてくれればいいな,と思っています。
その僕のいう“歌心のある” ピアノ演奏というのは,先に2度ほど引用した以下の内容と一致するのだと思います。
~中略~初めから音楽的な演奏ができるようになります。
ですので,その目的に至るのに最適であれば,教本が子供の実際の年齢とは異なるタイプのモノであることなどは(=幼児向けに書かれた教材である点)を気にする必要などは「ない」と思います。
そして,その教材を利用されている教室の先生の姿勢・選択を支持しています。
ちなみに,あおばと同じ年齢で同じ頃に教室に入会した子も,同じ教本を使ってほぼ同じペースでレッスンを進んでいるとのことです(ママ情報より)。
そのような感じで,現在の歩みはゆっくりで全く構わないと思います。
その代わり,型通りのテクニックではなく,音楽を演奏する&歌う時に,その楽しみや歓びのようなモノを表現できる術を,楽しみながら身につけてくれればいいなぁ,と。
『音楽的な演奏』の個人的イメージ(元サブカル親父の)
(歌唱のほうの)そのイメージとしては, こちらのような感じでしょうか。
Bobby McFerrin – Don’t Worry Be Happy
ホントはこの曲,バッキングのサウンドも全て,歌い手のボビー・マクファーリンさんがヴォイスパーカッションを駆使して一人で演じているという超絶技法満載の曲なのです。
ですが,一聴そんな感じは “ゼンゼンしない” 感じられないのではないかと思います。
どちらかというと,メインの歌唱のスットボケた感じから,「これってヘタウマ ?!」というような印象なのではないでしょうか?
でも,こ~いうのが本物の “歌心のある” 音楽表現の1つなのだと思います。
テクニック=技法はあくまでも隠し味,これ見よがしの所など一切なく,聴いている人に音楽が醸す “歓び” を感じさせるモノであると思います。
もちろん,音楽には,スリルやパッションやパワーといったモノから素朴さや倦怠感を感じさせるモノまで様々なタイプがあり,そのいずれもが素晴らしい表現と成り得ます。
ですがそのいずれも,たとえ退廃的なタイプなモノであれ,その音楽が聴く人の心を打つモノであるのならば,その根底には必ずや,音楽に対する歓びから生じる “歌心” が潜んでいるのだと思います。
例えば,シーケンサーやサンプラーを駆使したマシーンサウンドであっても,創り手によってはそこに溢れるような“歌心” を感じさせてくれるものです。Moodymann のように
ちなみに,上掲の『Bobby McFerrin – Don’t Worry Be Happy』は,1988年にビルボードチャートでNo.1を獲得しています。
なお,伴奏に楽器を一切使っていない曲としては史上初のNo.1獲得曲だったそうです。
さて,だいぶ話しが本題からズレてしまいました(苦笑)。
あおばとの話題に戻りたいと思います。
プレ・ピアノランド「おんぶカード」を使っての子供とのピアノゲーム
さて,本日の音楽教室では『プレ・ピアノランド2巻』[単元18]の《おんぷカードゲーム》などのレッスンをしたそうでした。
その他,[単元19]の「ローラーコースター」なども。
なお,それぞれの単元の具体的な目的は次のようになっています。
- [単元18]《おんぷカードゲーム》:確実な読譜力
- [単元19]「ローラーコースター」:5指のポジションの読譜・上行下行
このように,それぞれの単元ごとに具体的な目的がシッカリと定められているのがこの教本の優れた点だと感じます。
《おんぷカードゲーム》では,実際にカードを使って以下のようなレッスンを行います。
- ひくいおとから じゅんばんに テーブルに ならべましょう。
- せんせいが ゆびさしたカードは なんのおと?
- せんせいが ピアノでひいたのは どのカードのおとかな?
- カードを トランプのように きって,つぎつぎに おんぷはやよみゲーム をしましょう!
※当教本は元々,“幼児向け” ということなので,表記が上のように基本的に平仮名と片仮名のみとなっています。
本日は,カード遊びを通して,上述のような課題に取り組んだそうです。
で,
と,あおばに尋ねたところ,あおばは「ニコッ」と嬉しそうな顔をして《おんぷカードゲーム》を取り出してきたのでした。
そして,教本も持ってきて, この部分を指さしたのでした。
カードを バラバラに ならべて,せんせいがピアノでひいたおとの カードをさがす カードとりゲーム を しましょう。
ということで,《おんぷカード》を使ったカードとりゲーム が始まったのでした。
と。
そんな感じで,あおばはまずは,自分が先生役をやったのでした。
そして,ママも僕も外してしまった時には,何故か嬉しそうな顔をしていたような気も(笑)。
それは気のせいかなぁ?
次いで,僕がピアノを鳴らして,あおばとママでカードを取りを。
あおばは,ママに勝利して得意気でした(笑)。
そんな感じで本日は,家族全員で『プレ・ピアノランド』教本の教材の《おんぷカード》を使って,一緒に遊んだりもしたのでした。
ママから聞いた話しですと,本日は教室後に迎えに行った際,あおばがとても楽しそうな顔して教室から出てきたそうでした。
やはり,ちょっとした “遊び” が入るとレッスンもまたその楽しさが更にアップするのですかね。
そうした気持ちを,レッスン後に家でもまたもう一度,楽しむことができ,本日はいつも以上に(?)実りある音楽レッスンデーとなったのではないかと思います。
どうだったかな?