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本日,2021年08月02日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【新刊『ちびまる子ちゃんの自由研究』(2021年7月10日初版の)を読んで,夏休み中の子供の自由研究に対する意欲は変化するか?】です。
昨日に続いて本日は,あおば(ウチの小3の子供)の《夏休みの自由研究》に対する意欲を高める試みに対して,“1つの結果” が出ました。
この両日の結果は,準備した舞台・内容がとても良くても,その効果は必ずしも目的に直結するわけでは「ない」という,ちょっと残念なモノではありました(苦笑)。
しかしながら仮に,あおばの通う小学校で《自由研究が夏休みの宿題》となっていたとしたら,本日の新刊『ちびまる子ちゃんの自由研究』の読書内容と昨日の『科学実験教室』の体験内容は共に,実際に自由研究を行う際にはとても役に立ったであろう,と推察されます。
満点ゲットシリーズ『ちびまる子ちゃんの自由研究』は2021年7月10日初版の新刊!
累計550万部突破の満点ゲットシリーズから、夏休みの必読書が登場!「夏休みの宿題の中でも自由研究が一番めんどう…」「どう…
このちびまる子ちゃんの “満点ゲットシリーズ” は,これまでに40冊以上が刊行されているという超人気シリーズです。
その人気シリーズの “最新刊” が,2021年7月10日初版の当刊『ちびまる子ちゃんの自由研究』になります。
つまり,まさしく「この夏休みのために!」刊行されたばかりの “出来立てホヤホヤの新作” となるのでした。
監修は,“ぬまっち” こと沼田晶弘さん。
同じ“満点ゲットシリーズ”の中の『ちびまる子ちゃんのせいかつプラス』シリーズの既刊の数冊の監修もされている現役の小学校の教諭(東京学芸大学付属 世田谷小学校)・先生で,その斬新でユニークな授業は数多くのテレビや雑誌等で紹介されているそうです。
副題の《テーマの決めかたからまとめかたまで》はズバリ!的確でしょう
副題=サブタイトルには,《テーマの決めかたからまとめかたまで》という内容が付けられています。
そのサブタイトルがとても的確。
スバリ!本書の内容を表しているでしょう!(丸尾くんの口調で)
で,実際の具体的な章立ては, 次のようになります。
- プロローグ 自由研究ってなにをしたらいいの? 他
- ステップ1 研究テーマを決めよう
- ステップ2 仮説を立てよう
- ステップ3 実験・観察・調査をしよう
- ステップ4 仮説と結果をくらべて考察しよう
- ステップ5 研究をまとめて発表しよう
- エピローグ そして研究はつづく
この《ステップ1~ステップ4》の一連の流れが,そのまま「サブタイトル」になっているわけでした。
確かに,分量・ページ数的にも本書の大部分をこの《ステップ1~ステップ4》の箇所が占めているのです。
ですが,単に分量・ボリューム的な意味から,《テーマの決めかたからまとめかたまで》サブタイトルが付けられたのでは「ない」と思います。
自由研究の《テーマの決めかたからまとめかたまで》を,小学校の低学年から高学年の子供達に分かり易く伝えるというコンセプトを突き詰めていったら「あの章立ての内容になった」のだ,というようにさえ感じられるのです。
実際の裏事情のことは分かりませんが,そう思わせてくれる程,本当に分かり易く仕上げられていると感じます。
ということで,この『ちびまる子ちゃんの自由研究』は,とてもオススメ です。
さて,小学生の子供の多くが,自由研究に取り組む際に最も苦労するのはきっと《テーマ選び》なのだと思いますが,いかがでしょうか?
本書を読めば,特にその点を
こんな感じで
決めていいんだぁ!
と思えることうけあいです。
我が家の「ちびまるこ」的な体験結果(笑)
上述のような感じで,《夏休みの自由研究》が『宿題』となっている場合には,この新刊本はとてもオススメな内容なのでした。
なのですが,我が家の場合は『宿題』にはなってはいないので,それ程の切迫感はない状態でした。
ということで,我が家的な狙いとしては,やらなくてもよい自由研究なのですが,子供が興味を抱いて自主的に
と言い出すことはないかなぁ?といった “淡い期待” を持ったモノなのでした。
で,実際に本を手に取ったあおばは,とても楽しそうに,時に大きな笑い声も上げながら読んでいたのでした。
しかも,一度だけでなく二度も通読して!
ム ム ム ム ム ム~
「これは期待できる!」と内心ほくそ笑んでいました。
ところが,あおばがママに,
見てみて~ この本のここのところ,スゴク面白いんだよ!
と,いった箇所は,次の部分でした。
ぬまっちポイント4 となっている監修の沼田さんのコラム解説的な部分。
コラム部分のタイトルは,以下です。
その具体的な内容は, 以下でした。
引用します。
たとえば邪馬台国の女王卑弥呼
その正体は謎だらけで
多くの研究者たちがさまざまな仮説を立てて今も論争が続いているんだ
続いて,ぬまっちのこんなセリフが。
こんなに仮説ばかりの人物ならぼくたちが仮説を立てるのもアリかも
そう思って ぼくのクラスでこんな課題を出してみた課題 卑弥呼がめったに人前にすがたを見せず,弟を伝言役にしていたのはなぜか?
根きょのある仮説を立ててみよ!その結果
こんなオモシロ仮説がとび出したよ
あおばが反応したのは,ズバリ!この「こんなオモシロ仮説」の部分でした。
「ネタばれ」ということにはならないかとは思いますが(笑),詳しい内容は本書に譲りたいと思います。
ここでは,「こんなオモシロ仮説」の “さわり” だけを案内しておきます。
仮説2は,《卑弥呼 ロボット説》
「えっ?! 何それ!」という笑劇的な仮説の感じが,タイトルだけでも伝わるかと思います(笑)。
で,元々歴史好きで卑弥呼のことが好きでかつ,面白ネタも大好きというあおば。
そのあおばにこのネタは,それは「ツボるわなぁ」という感じだったのでした。
おかげさまで,この笑劇的なネタによる笑劇的な展開が,僕の淡い期待などはかる~く吹き飛ばしてしまってくれたのでした(苦笑)。
でも,面白いネタに出会えてよかったね,あおば。
『本』全体の内容も心に留めておいてね,ぜひ。