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本日,2021年08月05日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【小学生(小3)の子供にテレビ視聴の時間制限は不要?五輪・オリンピックの影響で《習慣=ルーティン》の力を再認識!】です。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)と一緒にお隣の市までレンタルDVDの返却に行ってきました。
今回借りたDVDは旧作で2週間レンタル対象品。
それで「気がついた!」のですが,そういえば「夏休み」だっていうのに,借りた翌日に1度DVDを見て以来,返却日の迫ってきた昨日と本日まで,DVDはおろかテレビのスイッチさえ一度も入れてなかったのです。
その間,約10日ほど!
あおばがテレビとの付き合い方が上手なのは分かっていましたが,それでも予想以上の上級者ぶり(笑)。
その理由を考えてみると,ちょっとしたコツさえハマれば,
と,改めて感じたのでした。
小学生の子供にテレビ視聴の時間制限を不要とするためのコツ|我が家の実践例
小学生の子供にテレビ視聴の時間制限を「不要」とするためのコツとして,我が家の 実践例 を紹介します。
その具体的な成果としては,冒頭でもふれた「たったいま」の事例など。
《夏休み》というテレビ視聴が長くなっても不思議でないシチュエーションにおいて,約10日間 も,テレビのスイッチにすらふれなかったコトなどです。
実践していることのポイントをまとめはリストは, こちらになります。
- テレビを見ることを禁止しない
- 親が子供と一緒の時にテレビを見ない(親が見たい番組を)
- テレビを見る場合はリアルタイムでは見ないことを基本とする
- テレビを見る場合の時間帯を決めておく
- それらを子供が幼い内に習慣化しておく
上掲《リスト》についての詳しい内容は,こちらの関連記事をご覧ください 。
そして,この上掲のリスト内容にプラスして,次のような《プロセス》を実践しています。
子供をテレビ上手(=テレビの見過ぎを防止しテレビと上手く付き合える)にするコツは,まずは子供の好きなテレビ番組のタイプを知ることにあります。
本当に好きなタイプの番組を数個に絞り込みその番組を《子供と一緒に見る》。
内容について《親子で会話をする》。
それを続けていると子供は次第に,絞り込んだ番組以外の番組に対する関心が薄らいでいき,決まった番組の視聴のみで満足するようになってくるものです。
上掲の《リスト》と《プロセス》に関しては,もう1つポイントがあると考えています。
「小学生だから」が1つのポイント
《リスト》と《プロセス》の内容は,共に我が家が実践している具体例であり,共に親御さんが子供に対して実践することをオススメする内容です。
ですが,その「望む成果」については,子供の年齢により変えるべきと考えます。
具体的には, 以下のような違いがあると。
- 《リスト》の内容は子供が幼い頃から実践し続ける内容
- 《プロセス》の内容も子供が幼い頃から実践し続けるべきだが,その「成果を望む」のは子供が小学生になってから
2)のプロセスの「具体的な成果=絞り込んだ番組以外の番組に対する関心が薄らぐ点」については,親が子供と一緒に過ごす時間をキチンとキープできてさえいれば,子供の年齢が何歳でも問題はないと思います。
むしろ,我が家の経験では,より幼かった頃のほうが「この番組だけは見たい!」という具体的な特定の番組も少なかったので,テレビに関心が向かないようにすることを “よりしやすかった” ように思います。
ただ,その時点では “本人の気持ち” として自然にそのように成っていったという感は,特に感じられませんでした。
子供本人が自分の意思として「取捨選択」を行えるほどの能力が,発育年齢的にまだ備わっていなかったのだと思うのです。
それが,小学生になると少しずつですが,「これはイイや」というのを選べるようになってきていることが感じ取れます。
小学校に上がり小学生としての月日をある程度積み重ねることにより,「心の発育」が促されてくるのでしょうから。
テレビ視聴の時間制限は不要=見なかった理由|子供が選んだ番組が五輪の影響で「なし」
これまでは,今回夏休みにも拘わらず,ウチの子供のあおばが約10日間もテレビ番組やDVDを見なかったことに関しての,《土台》を成している取り組みについてみてきました。
その《基礎》となっている部分があったため,《小学生の子供にテレビ視聴の時間制限は不要》と言い得る状況に至ったわけでした。
ここからは,その点を踏まえた上で今回,改めて《習慣の力》を再認識した,その具体的な理由についてふれてみます。
まず,前提となっている「テレビ視聴」に関しての《習慣の力》について,あおばの事例を紹介します。
あおばには,《大の本好き》という特長があります。
幼児の頃から「本が大好き!」となってくれたおかげで,プライオリティとしてはこれまで常に「テレビより本のほうが好き!」という面があります。
そうした背景があるので,『本』は毎日読む《習慣》があります。
一方のテレビは毎日見るということはなく,基本的に見る日が決まっています。
あおばの場合は,かなりハッキリと「好きなテレビ番組」のタイプが決まっています。
そのタイプは,《視聴者参加型の番組》です。
この点は定かではありませんが,一般的に見る側としては “受け身なメディア” であるテレビに対して,本は自身の想像力を働かせる余地が大きい分,より “能動的なメディア” と言えると思います。
その点を鑑みると,より“能動的なメディア” である本が好きなあおばにとっては,テレビは魅力的ではあるが喰い足りない面がある。
その点が,自分が“能動的に関われるか?” という面であると考えると,通常のテレビ番組に欠けている能動性があるのが,“視聴者(=自分)が参加できる番組” である,と考えることができるのではないかと。
本人も特に意識はしていないと思うのですが,恐らくそんな感じで,《視聴者参加型の番組》が好きなのだと思います。
で,お気づきのとおり,《視聴者参加型の番組》というのは数がとても限られています。
他にもあるのかもしれませんが,僕の知っているのは2番組だけです。
知っている理由も,あおばが見ている=参加しているから,です(苦笑)。
それは,Eテレの以下の2番組です。
- 天才てれびくんhello,
- ビットワールド
1)の『天才てれびくんhello,』に関しては,月曜日から木曜日まで週の内に4回も放送がある番組なのですが,その内,視聴者が参加できる「生放送=視聴者参加型番組」は木曜日のみ。
で,あおばが同番組を見るのも,「木曜日のみ」という徹底ぶり(?)なのです。
ちなみに,あおばが小1の時は『天才てれびくん』は今とは別のシリーズを放送してました。
その時のタイトルは『天才てれびくんYOU』で,内容も現在とは異なっていました。
その『天才てれびくんYOU』の時代は,あおばは月曜日から木曜日までの週4回を毎日楽しみに見ていました。
それが,あおばが小2になった際に現シリーズの『天才てれびくんhello,』にリニューアルをされ,当初は「週4」で見ていたものの次第に視聴回数が減っていきました。
そして,いつの間にか《木曜日の視聴者参加型番組の時だけ見る》というスタイルに定まったのでした。
一方,2)の『ビットワールド』については,小2の時までは関心を示していませんでした。
同番組については,小学3年生に進級した今年の春頃から興味を示すようになり,視聴をするようになったのですが,こちらはまだ定着はしていません。
見る時もあるし見ない時もある,という状況です。
そのような感じで,あおばの場合は「好きなテレビ番組」がちょっと特殊という幸運もあり(?),見ることが《習慣化》しているテレビ番組は現在は,「1.5番組」ほどという感じなのでした。
確定しているのは,毎週木曜日の『天才てれびくんhello,』のみ。
不定期で,毎週金曜日の『ビットワールド』も見る時がある,という状況です。
週の内の残りの6日間ないし5日間は,本当に気分次第です。
と言い出した時に「見る」という感じです。
五輪・オリンピックの影響
ところが!
ご存知のとおり,五輪・オリンピックの開幕以降,テレビ番組のスケジュールは「オリンピック一色」になっています。
あおばが毎週欠かさず見ていた=参加していた『天才てれびくんhello,』の生放送も,五輪・オリンピックの影響で《休止》となりました。
さて,上掲リストの3)にあるように,我が家のテレビ視聴の基本ルールは《録画視聴》です。
そして,その《番組録画》を担当しているのが僕です。
ですので,ママもあおばも,番組宣伝や他の情報源から「見たい!」と思った番組があった場合は,僕に《録画の依頼》をするルール・流れになっています。
僕は毎週1度,まとめて翌週分の視聴候補のテレビ番組の録画予約をしています。
その予約作業の際に,「オリンピック期間中は『天才てれびくんhello,』の放送はあるのかな?」と思ってチエックをしたところ,《休止》となっていることを知ったのでした。
それであおばに,
と伝えたのでした。
するとあおばは,
と,不満顔でした(苦笑)。
スポーツに特に思い入れのない小学3年生の子供にかかっては,自国開催なんて「なにも関係ないのですね」(苦笑再び)。
そのようなワケで,《週イチの楽しみ》という《習慣の力》を失ったテレビは,「夏休み」という特別な期間においてすら,あおばの中で「存在感を失った」のでした。
そして,テレビそのモノが存在感を失ってしまったため,レンタルしてきたDVDまで「忘れられていた」のでした。
そんな特別な状況においてさえ,テレビの存在を日常から消し去ってしまった。
「五輪・オリンピック開催期間中」は週一のルーティンが「ない」から。
そのことを考えると,《習慣の力》というのは,「とても大きいモノがあるのだ」と,再認識をさせられたのでした。
おわりに
だからこそ!
その《習慣の力》を上手く活用することができれば,本日のテーマを実現することが「十分可能!」と感じるのでした。
本日のテーマとしたこの問いに対する結論は,
上手く活用できれば
十分に可能!!
です。
期せずして,ウチのあおばがそのことを実証してくれましたので。
それにしても,自分で「見たい!」と言って借りてきたDVDのコトもほっぽらかしとは,さすが “超マイペース” なあおばでした(笑)。