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本日,2021年08月10日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【進研ゼミのオプション講座《考える力・プラス講座》の赤ペン先生もんだいの返却内容で,子供(小3)の日常と学習の関係性を再認識!】をした件について。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)が毎回楽しみに待っている「進研ゼミのオプション講座《考える力・プラス講座》の赤ペン先生もんだいの返却」がありました。
赤ペン先生からの返却の封書が届いた時はいつもそうですが,郵便受けに入っていた封書を手にすると急いで家へ。
そして,家に着くなり「真っ先」に封書を開けるのでした。
本日もいつもどおりの行動でしたが,その後の声のトーンはいつもとは少し違っていました。
と。
後ほど,返却されてきた赤ペン先生の添削済みの問題用紙を見てみたところ,「なるほどね!」と,現在地方移住をして田舎暮らしをしている親の立場からすると,思わず納得する「理由」があったのでした。
小学3年生の子供の日常生活と学習の関係性を再認識した赤ペン先生もんだいの具体例
上掲の画像は,考える力・プラス講座「小学3年生・5月号」の赤ペン先生もんだいの算数の問題の1部を抜粋した内容になります。
具体的には,今回ウチのあおばが「算数の問題」で間違えてしまった箇所になります。
その内容はご覧のとおりで,《図と時刻表》の読み取り方の問題です。
赤ペン先生が,
と,赤ペンを入れてくれていたとおり,設問内容を図に整理する問題はスンナリできていました。
間違えてしまったのは,《時刻表》を読み取る問題のほうでした。
設問内容自体は,とてもシンプルで純粋に《時刻表》を読み取るだけの問題です。
ですので,普段日常的に電車やバスを利用して《時刻表》で予定に間に合う発車時間をチエックする行動を何度もしてきた経験者(大人)にとっては,なんてことない問題のように映ります。
そう,《時刻表》を利用する経験を何度かしていさえすれば,「当然,こうだよね!」という イメージが「頭の中に浮かぶ」のだと。
ところが,あおばの場合は小さい頃から,地方の小さな町での田舎暮らしをしているので,バス・電車を利用した経験が「ない」のです。
正確に言えば,4歳ぐらいまでには数回だけ電車に乗ったことがありますが,その後は親の僕らと一緒に電車に乗ったこともありません。
田舎暮らしをしていると,電車は1時間に1本とかが普通ですので,日常の足としてはとても利用できません。
バスはもってスゴクて,1日に数本(ex.5回未満)とかは当たり前です。
ですので,移動手段はもっぱら車なのです。
つまるところ,この点がポイントなのだと思います。
仮に,あおばの学年が小学3年生でなければ,事情はまた「違っていたのではないか」と思います。
小学校も中学年の後半から高学年となる4年生~6年生ともなると,問題を解く「量」そのものが小学3年生以前とは比較にならないほど増えてくると思います。
「イメージを頭の中で作り上げる」ことの経験を数多く積んでくることにより,具体的な「体験」というモノをしたことがなくても,頭の中でそのイメージを構築することがスムーズにできるようになってくる のだと思います。
それもまた,別の意味での《日常の経験の力》なのだと。
他方,「イメージを頭の中で作り上げる」ことをスムーズにできないケースのことを《10歳の壁》や《小4の壁》と言うのではないかと。
話しを現在の地点=「小学3年生」の段階に戻しますと,以下のような着地点に辿り着くのでした。
「切手を貼って出す」という日常の実体験が小学校低学年~中学年にはオススメ!
上章の内容を鑑みると,小学3年生までは,考える力・プラス講座に限らず《赤ペン先生もんだいの提出》は,新方式の《赤ペン 提出カメラ》アプリを利用するのではなく,従来のアナログ方式の「切手を貼って出す」方法をオススメします。
理由はそのものズバリで,いまや「意識的」にそうした経験をしておかないと,日常生活の中で自然に「切手を貼って封書を出す」という体験をすることなく大人になってしまう可能性するあるからです。
私達大人にとってはいまでは,電子メールではなく「手紙を出す」ということは,「特別な意味」が感じられるコトであると思います。
でも,それは両方の経験を数多く積んできたからこそ,そうした「意味・重み」を感じるのであると思います。
仮に,「切手を貼って出す=手紙・封書やハガキを出す」という経験を一切したことがなければ,そのようなニュアンスを感じることも「ない」のだと思います。
また,そうしたニュアンスが感じられないのであれば,「切手を貼って出す」という振る舞いは,単に面倒な旧式の方法でしかなくなってしまうのではないでしょうか。
他方,冒頭でもふれたように,あおばは毎回,《赤ペン先生からの返却》を心待ちにしています。
そうした「ワクワク感」に関しては,デジタルで簡単にスピーディーに返ってくる場合より,何倍もの魅力を持っていると思います。
ワクワク感
ちなみに,新方式の《赤ペン 提出カメラ》の内容は,以下となります。
《赤ペン 提出カメラ》アプリ方式について
この新しい方式は,今年・2021年の4月からは,進研ゼミ小学講座の全般に採用された方式です。
進研ゼミの公式サイトに,以下のような説明がありましたので引用します。
<赤ペン 提出カメラ>アプリは,提出専用アプリです。
「赤ペン先生の問題」をスマートフォンやiPadで撮影・提出!
ネット返却で約3日のスピード返却!
楽しく効果的な見直しができて実力アップ!
確かに,単に利便性のコトだけを考えれば,便利なのだとは思います。
ちなみに, 『赤ペン 提出カメラ 返却』と,複数ワードでググってみますと,次のような 【強調スニペット】 での表示がされますので,引用します。
<赤ペン 提出カメラ>アプリで提出された「赤ペン先生の問題」は,すべてネット返却になります。 郵送返却はできません。 <2021年度2年生のかた>※ネット返却のご利用には,インターネットに接続できるスマートフォンまたはパソコンを推奨します。
対応OS: ・Androidは7.0~10.0・iPhoneはiOS13…
対象ユーザー: 「進研ゼミ小学講座」「進研ゼミ中学…
引用内容出典先:赤ペン 提出カメラ|進研ゼミ
そうなのです。
この方式で提出すると,返却もデジタルとなり,郵送返却を希望することは「できなくなる」のです。
そうすると,「ワクワクしながら封筒を開く!」という実体験を積むことは「できない」となります。
なお,我が家の場合は,親の僕がそう考えているだけでなく,子供のあおば本人が,
と言って,従来のアナログ方式を自分で選んでいます。
おわりに
当記事では,本日返却されてきた《考える力・プラス講座》赤ペン先生の返却内容を基に,小学3年生の子供の日常と学習の関係性・つながりについて考えてみました。
実際に子供が取る行動をよく観ていると,色々な気づきや考えさせられる点があるものです。
手前味噌にはなりますが,あおばは《大の本好き》なので,読解力が不足していて文章題の問題内容を捉え違えてしまうということは基本的に「ない」と思います。
その前提に立っと,今回の算数の問題の間違えはやはり,《時刻表》というモノを日常生活の中で実際に利用した経験・体験が「ない」という経験値の不足から頭の中で適切なイメージを構築することが難しかった点に原因があったのだと思います。
そう考えると,昨今の「教育トレンド」において,《非認知能力》の重要性が強調されている ことが頷けます。
《考える力・プラス講座》に頑張って取り組んで後は,元気に体を使うことも大事。
様々な日常の遊びを通じて《非認知能力》を鍛えた後には, 《考える力・プラス講座》のような骨のある課題でホンモノの《認知能力》を鍛えることも大事。
両方とも,頑張っていこうね!あおば。