【あ劇場©】へようこそ。
本日,2021年09月26日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【『ファミリーポケモンカードゲーム』で子供(小学3年生)の学習にポケモンが役立つことを知る】です。
本日は予想どおり,あおば(ウチの小3の子供)と丸一日『ファミリーポケモンカードゲーム』三昧の一日となりました。
というのも,今年の夏休みにスッカリ「ポケモン好き」となったあおばが,つい2日前に『ファミリーポケモンカードゲーム』セットとプラスワンでカードのみのセット1組(=デッキ1組)を入手したからなのです。
あおば的にはまさに「待望のポケモンカードゲーム!」という感じですので,これは当面
リクエストの “波状攻撃” が続くことと思われます(笑)。
でも本日は,その一連のリクエストに応じたことによって,思わぬメリットもありました。
それは,《ポケモン遊び》の中に,子供の学習の助けとなる点が様々あることに気が付けた点 でした。
『ファミリーポケモンカードゲーム』セットと1つの「デッキ」がスタート地点
ウチのあおばの本格的な《ポケモンのカードゲームのデビュー!》は,上掲の画像の組み合せとなりました。
入門にピッタリのセットは,つい先日に発売されたばかりのその名も『ファミリーポケモンカードゲーム』。
この魅力的なセットの具体的な楽しみ方は,こちらの【公式動画】が参考になります 。
そして品物は, こちらとなります。
ポケモンカードゲーム ソード&シールド ファミリーポケモンカードゲーム
なお,上掲セットの具体的な内容やスペックは, こちらです。
- 発売日:2021年7月9日(金)
- 商品名:ポケモンカードゲーム ソード&シールド ファミリーポケモンカードゲーム
- 価格: 2,398円(税込)
- 内容:
・「エースバーンV」デッキ(カード60枚)・・・1個
・「ピカチュウV」デッキ(カード60枚)・・・1個
・「バンギラスV」デッキ(カード60枚)・・・1個
・ポケモンコイン(1枚)/ダメカン(100ダメカン:6個/50ダメカン:12個/10ダメカン:35個)/どく・やけどマーカー(各1個)・・・1シート
・おかたづけデッキバンド・・・3個
・プレイマット・・・1枚
・対戦ガイド・・・2冊
・はじめてガイド・・・1枚
・対戦表・・・1枚
・ダメカンケース・・・1個
・おかたづけボックス・・・1個
デッキとは
上掲のリスト内にある「デッキ」という言葉ですが,これは《ポケモンカードゲーム》の特有の呼称で,「カード60枚で構成される1組のセット」のことを「デッキ」という単位で呼びます。
上掲リスト内にある,「ピカチュウV」や「エースバーンV」といった「~V」が付いているのは,各デッキの主役的なポケモンを表します。
その主役となるポケモンのカードは,【 Vカード】といって他のポケモンのカードとはデザインや仕様(ex. 光沢加工がされている等)が異なるため,一目で「このデッキの主役はこのポケモンだな」とわかるようになっています。
ちなみに,上掲リスト内にある「ピカチュウV」「エースバーンV」「バンギラスV」には,それぞれもう1つの主役がいます=【 Vカード】が2枚ずつ入っています。
一方,画像の『ガラルヤドラン』のデッキには,ガラルヤドランの【 Vカード】が1枚入っているのみです。
このように,各デッキごとに特色がある点が《ポケモンカードゲーム》の面白い点でもあります。
ちなみに,《ポケモンカードゲーム》の公式『特設サイト』は, こちらになります。
《ポケモン遊び》の中の子供の学習の助けとなる点
というのが,ここ2日間あおばと何度も,『ファミリーポケモンカードゲーム』をしていたり,その過程でポケモンについての話しをしたりした中で,改めて感じた点でした。
具体的には主に,次の3つの点です。
- ポケモンのネーミングの推察から様々な知識を獲得したりアイデアの広げ方を学べる点
- ゲームを通じての論理的で戦略的な考え方の獲得
- ポケモン空想科学読本シリーズを通じての科学的な視点の獲得
1)については例えば,以下のようなやり取りがありました。
というような,「やり取り」です。
このやり取りによって,あおばは「ジュラルミン」という合金があることを知ったのでした。
ちなみに, 『ジュラルミン』と,Googleで検索をしてみると,次のような 【強調スニペット】 での表示がされますので,引用します。
ジュラルミン(duralumin)
アルミニウムに銅を約4パーセント,マグネシウム・マンガンを各約0.5パーセントなどを加えた軽合金。 強度・加工性などにすぐれ,航空機・自動車などの構造材などに使用。
引用内容出典先:ジュラルミンとは – コトバンク
逆に,以下のような展開もありました。
と。
こちらについては,僕の方は由来のアイデアに気がつかなかったので,ちょっとおふざけで次のように答えました。
パパは昔神奈川県に住んでいた時期があって神奈川には座間市という市があるんだよね。
で,パパの同級生に「ゼンタ」っていうのがいたから,きっとザマゼンタはそのゼンタ君が自分の名前を付けたんじゃないかな?それで彼は座間市に住んでいるんだよ。
だから,座間のゼンタでザマゼンタって。目立ちたがり屋なんだよね,彼は。
なんて感じで(笑)。
で,あおばは笑いながら「そんなわけないでしょ!」と応じていたのです。
そんな感じでふざけていたら,脳が活性化したのでしょうか?
あおばがスゴイ閃きを!
パパ!この2組のポケモンはそれぞれ伝説のポケモンだからちょっと特別な存在なんだよ。それで片方が青味がかっていて片方が赤味がかった色合いだから,「ザ・シアン」と「ザ・マゼンタ」なんじゃない?
と。
この推論は「とても見事!」と感じました。
伝説の存在だから「特別な意味合い」の名前が付けられた=「ザ(The)」の冠詞が付けられた。
「The」という冠詞が持つ意味をシッカリ理解しているのも立派ですが,その意味合いと “伝説の存在” という点と “互いに対になっている存在” という点を結びつけ,身体の色調との関係性にも気づいた点が見事です。
まあ,その点は保留としても,こうした一連の考察を巡らせる点が,《推察力・洞察力の訓練》につながることは間違いありません。
なお,あおばの場合は最初から本人が「シアン」「マゼンタ」という色の名称を知っていましたが,小学3年生というか小学生だと知らない場合が多いかと思います。
2)の点については,当ブログの昨日の育児日記記事でもふれましたので,詳しくはこちらをご覧いただけると幸いです 。
【あ劇場©】へようこそ。 本日,2021年09月25日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【祖母から孫へ・親から子供へ。プレゼントの『ファミリーポケモンカードゲーム』に1日中熱中!】です。 本日は,あおば(ウチの小3の子供)のおばあちゃ[…]
とはいいつつも‥ 当記事でも昨日の記事ではふれなかった点についてふれておきたいと思います。
この点は昨日の記事で詳しくふれていますので当記事では割愛しますが,『ファミリーポケモンカードゲーム』の対象年齢は意外に高く『9才以上』となっています。
というのも,このゲームは基本ルールはシンプルなものの,カードの使い方や相手の出方などによって,それこそ「無数の展開可能性がある」《複雑なゲーム》なのです。
それ故に,この複雑なゲーム展開を本当の意味で理解して&楽しめるようになるためには,「抽象的な概念」が理解できる年齢に達している必要性があるのは「事実」かと。
であるので,対象年齢が『9才以上』となっているのだと思います。
なお,当記事では,《ポケモンカードゲーム》のゲーム展開が複雑になる要因の例を1つご紹介しておきます。
具体的には,以下のようなタイプのカードの存在です 。
画像ではよく分かりづらいかと思いますので,以下に画像下段左端の『マリィ』カードの1例を文章でもご案内しておきます。
『マリィ』カードには,次の指令が書かれています。
おたがいのプレイヤーは,それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り,山札の下にもどす。その後,自分は5枚,相手は4枚,山札を引く。
そうなのです。
相手が使うカードによって,自分の手札を強制的に入れ替えさせられたりもしてしまうのです。
そのため,「次にこ~してあ~して」と戦略を練っていても相手の出方次第でその戦略を全て再考させられたりもするのです。
ということで,ゲーム展開は無限大となりますし,相手の手札に「何があるか」を考える必要もあるし,自分が相手の手札を入れ替えさせるタイプのカードを「どこで使うか」を考える必要もあるしと,真剣になればなるほど「考えるべきこと」は複雑に高度化していく のです。
例えば,相手が捨てた手札を全て覚えておけば,相手の手元にある手札がどのカードであるかをある程度絞り込むことができるわけです。
そして,その推察を基に自分の戦略を決定していくなど。
ゲームの回数をこなして上達するにつれて,《論理的で戦略的な考え方》が自然と身に付いてくると思います。
もちろん! その場合は,真剣になればなるほど という大前提があるので,《遊ぶ時は遊ぶことに全力で!》という姿勢が大切になってくるんですね,やはり。
(3)の点については,こちらも当ブログの別記事をご参照ください 。
【あ劇場©】へようこそ。 本日,2021年07月14日の晩婚パパの育児日記の主な演 目は【子供のキャラクター好きを学習に利活用する方法】です。 本日は,ここ数日あおば(ウチの小3の子供)がまたまたハマってしまっているポケモン関係の[…]
ちなみに,この『ポケモン空想科学読本シリーズ』は現在4巻が刊行中です。
今後,まだまだ新しい巻もでるでしょうし,内容はシッカリきちんと科学的な観点に基づいて書かれているので,子供に「科学的な視点」の獲得を期待するのなら,このシリーズはかなりオススメです。
著者の柳田理科雄さんの「ギャグセンス」もイケてますので(笑)。
おわりに
ママから聞いた情報によりますと,【謎解き】を一大ムーブメント(?)にまで高めた立役者の松丸亮吾さんは「大のポケモン好き」とのこと。
その松丸さんも,《ポケモンカードゲーム》は,“論理的で戦略的な考え方の獲得” に「とても役立った」と発言しているようです。
確かに,今回連日でこうして《ポケモンカードゲーム》に「初めて」ちゃんと接してみると,その《世界観》がシッカリと作り込まれたモノであることが感じ取れました。
ポケモン・ポケットモンスターのネーミング1つを取っても,どれもその名前が付けられた由来・理由がキチンとあるようです。
ですので,それらを1つ1つちゃんとひも解くだけでも,十分に深い学びを得ることが「できる」と感じたのでした。
何でも何事も要は,
気持ち1つで
大きく変わる。
という「1つ真理」を改めて強く感じたのでした。
正直なところつい先日まで,僕は次のように感じていた部分もありました。
と。
でも,改めて感じたのは,対象は「何でもよい」,ということでした。
そして!
対象が何であれ,その対象に真剣に本気で楽しく向き合えば,そこから学ぶべき点は色々とある。
ということでもありました。
今後,あおばが『ポケモン』から,どんなことを学び・学習していくのかを,楽しみにしていきたいと思います。
まあ,当の本人はタダタダ「楽しく遊び続けてくれれば」それでいいのかと。
これからも,『ポケモン』を楽しんでいこうね! あおば!
ポケモンカードゲーム ソード&シールド ファミリーポケモンカードゲーム