小学校の教科書も来春から変わる?!公用文の横書き句読点(読点)の変更について

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本日、2021年09月30日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【小学校の教科書も来春から変わる?!公用文の横書き句読点(読点)の変更について】です。

本日の育児日記の主なお題は「公用文の横書き句読点(読点)の変更」について。

当記事のタイトルの冒頭部分に(右のように)「小学校の教科書も来春から変わる?!」と、「?!」をつけたのは、「いま」現在の教科書の句読点が『 ,(コンマ) 』となっているからです。

小学生の親御さんであれば、お手元のお子さんの横書きの教科書をぜひ確認してみてください。

そうなのです! 句読点の『、』は全て『,』で書かれているのです。

その理由は、横書きで句読点を使用する場合はこちら ⇒『,(コンマ)』の句読点を使うことを《文部科学省が国定教科書の基準》として定めているからだそうです。
 

ある親御さん
えッ!そうなの?

と、驚いた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

実は僕自身もあおば(ウチの小3の子供)と一緒に、今年の6月頃にその事実を初めて知った時に「とても驚いた!」ので(笑)。

ですが‥ 本日、当記事を書くために改めて事前に調べ直しをしていたところ‥ 思わぬ「結果」に再び愕然!としてしまったのでした(泣)。
 

小学生の親子と公用文との関係とは

公用文とは、「国家や公共団体などが出す文書や法令などの文章」などのことです。

もっと広く、官公庁あての文書や銀行、会社などの発行する正式文書などをそう呼ぶ場合もあるようです。

いずれにしろ、そうした内容であれば、

子育て中のある親御さん
ウチの家族には関係ないと思うけど

と思われる方がいても全く不思議ではありません。

ですが、実は《子育て中の家庭》であれば全ての家庭が、公用文とは切ってもきれない縁があるのでした(小学生の親御さんに限らず中学生ないし高校生の場合でも)。

その理由は、 こちらです。
 

1952年策定の
『公用文作成の要領』

 

こんな、「70年!?」近くも前の文章が、現在も「国」が関係する内容においては大きな効力を発揮している部分があるのです。

具体的には、先でもふれましたが、この要領に基づき《文部科学省が国定教科書の基準》として、以下のような基準を定めているからです。

横書きの読点には『、(テン)』ではなく『,(コンマ)』を使う

そのため、小学校の教科書などでは、「横書きの場合」は句読点(=読点)には『,(コンマ)』が使われているのでした。

我が家が横書きの教科書の読点が『,(コンマ)』と知った事情

我が家が横書きの教科書の読点が『,(コンマ)』と知ったキッカケは、あおばが図書館から借りてきたシリーズ本によってでした。

そのシリーズ本は、 こちらです。

日本人の知らない日本語

【参考記事】
《日本人の知らない日本語》シリーズの最初の1冊を図書館から借りてきた際の育児日記記事は、 こちらより。

この《日本人の知らない日本語》シリーズは、4巻が刊行されています(スピンオフ作品を含むともっとあります)。

その内の2巻~4巻の内のどれであったかは今すぐには思い出せないのですが、いずれかの巻で《横書きの教科書では句読点(=読点)が『,(コンマ)』である》ということについてふれていたのでした。

同書の主役である外国人に日本語を教えている日本語教師の女性が、外国人の生徒からの質問に答える場面で。

そのシーンを見た(読んだ)時に、

晩婚あおばパパ
えッ!そうなの?!

と、とても「驚いた!」のでした。

で、すかさずあおばの「小学3年生の教科書」を確認したところ・・

「本当にそうだった!」のでした(苦笑)。

そのことを知ったのは、「6月の初旬」でした。

最初にあおばが《日本人の知らない日本語》シリーズの1巻を図書館で借りたのは4月の初旬でした。

その後、《大の本好き・読書好き》であるあおばが、繰り返し同書を借りたので調べたところ、続編シリーズがあることを知り、またそのシリーズを他の図書館から取り寄せて借りられることもわかったため、取り寄せたのが「6月の初旬」だったのでした。

そして、その時点で初めて! 《横書きの教科書では句読点(=読点)が『,(コンマ)』である》ことを認識したのでした。

ということで、その事実を知った翌日から当ブログの育児日記記事も実は‥ 横書きなので、句読点に『,(コンマ)』を使うことにしたのでした。

来春から小学校の横書きの教科書の句読点(読点)は変わるのか?!

さて、それから約4ヵ月近くが経過した昨日は、育児日記記事で《育児ブログの運営メリット》的な内容にふれたのでした。

で、その点を踏まえて本日は、小学生の子を持つ親として《育児ブログの記事作成》の際に気をつけているちょっとした点にもふれてみることにしょうかな?! と考えたのでした。

当記事の冒頭でもふれましたが、それで改めてちょっと調べ直しをしてみたところ再び、

晩婚あおばパパ
えッ!えッ!そ~なの?!

と驚く事実に出会ったのでした。

一応、基本的に記事を書く前はその内容に関する情報に誤りがないかを「再度チェック」するようにしています。

今回については、その習慣がとても役立ち「ホッ」としました。

さて、話しを戻しますと。

その「愕然!」とした事実は、 こちらでした。

【文化庁】の公式報告は、 こちらです。
「新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)」について

 

晩婚あおばパパ
ん!?新しい「公用文作成の要領」?!

と、色めき立って(?)急ぎ確認をしてみたところ‥ なんと!驚愕の一節が!

その「令和3年3月12日付け」の《新しい「公用文作成の要領」》の概要には、次の一節が!

また,読点には「,」でなく「、」を用いることを原則とすることや符号等の使い方なども提言しています。

 

な・なに ~ ~ ~ !!!!!!!
 
今年の『3月』に改訂の提言が発表されていた!

ガーン!

となってしまったのでした(泣)。

小学校の横書きの教科書で句読点(読点)に『,(コンマ)』が使われているコトを知ったのが『今年の6月初旬』。

そのことを踏まえて、横書きの当ブログでも句読点に『,(コンマ)』を用いるように改定したのも、『今年の6月上旬』だったのでした。

でも・・でも・・

その前の『今年の3月』に、なんと「約70年ぶり!」に真逆の方向転換が発表されていたとは・・。

なんという「無駄な変更」をしていたのか。

実はこの3ヵ月、句読点を普通に「、」を用いて下書きの文章を一度仕上げた後、「、」を「,」にわざわざ《全置換》してから、記事を公開していたのでした。

なんという「無駄な努力を‥」という感じでした。

まあ、《全置換》しているだけなので、「それ程の努力でもないでしょう?」と言われればそれまでなのですが(苦笑)。
 

というわけで恐らく、来春からの「学校の教科書は横書きのモノ」も読点(句読点)は、『、』となるのだろうと思われます
 
なお、その予想も含め、当ブログでの句読点の扱いも当記事より元に戻して『、(テン)』を使うこととしました。

おわりに

そのような感じで、自分的にはかなり驚くコトがあった本日。

当記事を書くためにあおばと一緒に改めて、小学1年生と小学2年生の時の教科書も確認してみました。

すると‥ 今年の6月に「えっ!横書きの教科書の句読点って『,(コンマ)』だったんだ!」と驚いた理由が判明しました。

改めて、小1・小2の時分の教科書を見てみると、これまた改めて驚きを感じましたが、そもそも「句読点がほとんど使われていない!」のでした。

例えば、以下のような感じで、句読点の代わりに『スペース』が使われているのでした

たとえば いかのような かんじで くとうてんのかわりに~

といったような感じで。

それでも、たまに読点(句読点)が出てくる場合は、確かに『,(コンマ)』が使われてはいました。

ですが、その頻度がかなり少ないので、「パッ」と見た感じではその点には「気がつかなくても何の不思議もない」レベル感でした。

なので以前、『,(コンマ)』が使われていることに「気がつかなかった」ことについては納得がいったのでした。

あおばが小3となってから早半年。

こうしてみると、小3の教科書の内容は、小1・小2と比べるといきなりかなり「レベルアップ」しているのだな、と改めて感じました。

その点については、一緒に1・2年時の教科書を確認したあおばも同じように感じている様子でした。

ということで、思わぬプロセスでしたが、親子で共通認識を持つことができたよい経験にもなりました

小3になってから、小1・小2の時と比較すると随分と勉強を頑張っているんだね!

これからも引き続き、頑張っていこうね、あおば!

>【当劇場(ブログ)管理人より】

【当劇場(ブログ)管理人より】

当ブログ『あ劇場』は2020年11月に運営をスタート。
その前後2つの時期に、これまでの我が家の子育て・育児の方針や手法が「間違いでなかった!」と実証されたコトがありました。

★1つは塾なし家庭学習での『全国統一小学生テスト』の結果

★1つは「アトピーっ子」であった子どもの症状の劇的な改善

(1)の点は《子どもが本好きになるように育てる》の実践結果です。
小学3年生になって受験した『全国統一小学生テスト』の結果で「大正解!」との “お墨付き” を得ました。

参照記事はこちらより 通塾なし!全国統一小学生テスト春秋「国語偏差値70台」結果が示す親のできること

(2)の点は2020年8月頃にこれまでの様々な取り組みが一気に結実。アトピー性皮膚炎の症状が劇的に改善 しました。

参照記事はこちらより 続くアトピー性皮膚炎とのつき合い-ウィズコロナ生活と同様に

2つの成果は共に、小学生から取り組み始めても十分に効果があると思います。ぜひ当ブログの記事を参考にしていただきたいと思っています。

他方、より早く乳幼児の時期から取り組みを開始したのならば、より効果が高いとも思います。

皆さんのお知り合いに「乳幼児期のお子さんの親御さん」がいらしたらぜひ、我が家の成果をシェア・お知らせいただけたら幸いです。

当ブログの記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。