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本日、2021年10月10日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【「進研ゼミ小学講座・小学3年生」付録の『あまりのあるわり算バッチリ!鬼滅の刃算数ゲームカード』で子供と一緒に遊び気づいた点】です。
本日は、あおば(ウチの小3の子供)と一緒に何種類かのカードゲームをして遊びました。
その内の1つが、進研ゼミ小学講座・小学3年生の付録の『あまりのあるわり算バッチリ!鬼滅の刃算数ゲームカード』。
この「あまりのあるわり算」の計算が必要なカードゲームをしていて、子供の計算力にある明確な《傾向》があることに、気がつきました。
そのポイントとは別に、「子供と一緒に遊ぶ」ということは、子供のことをよく理解するための「大きな助け」となることを改めて感じさせられもしました。
進研ゼミ付録『鬼滅の刃・わり算ゲーム』で気づいた小3の子供の計算力の傾向
上掲画像のカードゲームが、【進研ゼミ小学講座】の《小学3年生》9月号付録のわり算のゲームになります。
その正式名称は、『あまりのあるわり算バッチリ!鬼滅の刃算数ゲームカード』です。
で、少々名前が長くて毎度書くのが大変なので(笑)、当記事では『鬼滅の刃・わり算ゲーム』と略称で呼ばさせてもらいます。
この『鬼滅の刃・わり算ゲーム』は、カードに書かれている数字を使って「あまりのあるわり算」をします。
ゲームの「あそび方」の説明書には、以下のアイキャッチ文章が目立つデザインを纏って掲載されています。
そして、その目立つキャッチコピーの下段に、「あそび方」のルール説明があります。
そのルールはシンプルで以下のようなものです。
- わり算の結果であまりの数の「多い」方はカードを2枚とももらえる
- わり算の結果であまりの数が「同じ」場合はカードを1枚もらえる
- わり算の結果であまりの数の「少ない」方はカードをもらえない
上掲の画像で云うと対戦シートの手前側=「キミ」のわり算の問題は「22÷8」となります。
一方、画像奥側=「相手」のわり算の問題は「23÷9」となります。
このカードの組み合わせの場合は、「キミ」の答えは「2あまり6」で、「相手」の答えは「2あまり5」となるので、「キミ」の《勝利》となります。
この『鬼滅の刃・わり算ゲーム』は、上掲画像のような「わる数」と「わられる数」の2つの数が描かれているカードが合計14枚あります。
よって、8枚以上のカードを取った方が「ゲームの勝者」となります。
ちなみに、、カードは『鬼滅の刃』の主要キャラクターの7名のカードがそれぞれ2枚ずつある形になっています。
主要な7名のキャラクターと云えば「この7名」なのですよね、きっと。
- 竈門炭治郎
- 竈門禰豆子
- 我妻善逸
- 冨岡義勇
- 嘴平伊之助
- 胡蝶しのぶ
- 煉獄杏寿郎
となるわけですが、上掲画像で炭治郎と禰豆子のカードを組み合わせて撮影をしたのは、単に兄弟ショットというわけではありません(笑)。
この画像の中に、《小3の子供の計算力の傾向》が現れているからです。
小3の子供の計算力の傾向は「同時進行の混乱」で理由は慣れ不足?!
具体的には、上掲画像の「わり算の演題」を、「キミ」の側から見た場合の《混乱》にあります。
そうなのです。《混乱》の原因は「6」と「9」の関係性にあります。
本来、「相手」側のわり算問題は、「23÷9」となります。
ですが、「キミ」の側から見ると、「23÷6」にも見えなくはないでしょうか。
これが、《数字を見る経験》を数多く積んできている大人であれば、「23÷6」と見間違うコトは「ない」と思います。
ですが、小学3年生の子供はまだ、《数字を見る経験》が限られています。
ゆえに、数字を逆さまから「パッ」と見た時、見た目状は「6」に見える数字を頭の中で「9」に置き換えることを、頭の中でわり算の暗算と同時に処理をしようとすると、《混乱》をしてしまうようでした。
このゲームを始めて当初は、僕は自分側のわり算問題を自分で解いてその答えを言っていました。
ですが、2回目の途中ぐらいから「自分で答えていたらあおばのわり算の練習にならないかな?」などとちょっと余計なコト(?)を考えてあおばに、
と言ったのでした。
すると‥ 最初の数回は普通に反対側から暗算していたあおばが途中から、僕の側に回り込んで数字を確かめてから答えを言うようになったのでした。
最初は、「何でわざわざ回り込んでいるのかな?」と直ぐには気がつかなかったのですが、暫くしてからハタと気がつきました。
「そうか~ 「6」か「9」かを確かめに来ていたのか!」と。
よくよく観察してみると、この《傾向》は明らかでした。
「22÷6」だろうが「23÷9」だろうが、その計算の数値が自分の側から見た場合はとてもスムーズに対処しているのです。
このことは、思わぬ発見(?)でした。
《あまりのあるわり算》という概念自体はシッカリと理解している。
それにもかかわらず、「ちょっとした混乱」が起きる。
明らかに混乱をしているのでは「なく」、「ちょっとした混乱」。
その「ちょっとした混乱」で、一時的に答えに迷いが生じている。
という《傾向》がハッキリみて取れたのでした。
ちなみに、この点は進研ゼミさんが意図しているのかどうかは不明ですが、この「逆から見ると混乱しやすい数のパターン」は、合計14枚のカードの中に「6」と「9」以外にも複数のパターンがありました。
具体的には、以下の4パターンが。
「19」⇔「61」 「26」⇔「92」 「29」⇔「62」「39」⇔「63」
ということで「プチ混乱」を誘発するパターンが「5パターン」もあったのでした。
こうやって、改めてちゃんと検証をしてみると、「6」と「9」の組み合わせだけであればきっと、あおばもそれほど混乱することはなかったのではないかと感じたのでした。
これだけあれば、数字を扱う経験がまだ多くはない小学3年生の段階では、少しばかり混乱するのも当然かと。
ゲームは子供にとってとても魅力的なのだと再確認
もう1点、再確認をした点は、 次の点でした。
とても魅力的なモノ
なぜ、そう感じたか?
その理由は、もう1点の付録のこちらに対しての反応の違いによります 。
上掲の画像は、もう1点の付録の『全集中!しおりクリップ』になります。
ご覧のとおりで、あおばはこちらの付録はまだ封を開けていません。
当然ながら、学校では『鬼滅の刃』の人気はとても高いようです。
ですので、あおばも『鬼滅の刃』に関する情報は色々と知ってはいます。
例えば、上掲の主要キャラクター達の性格なども知っているようです。
ですが、『鬼滅の刃』のマンガも見たことはないですしアニメ番組も見たことはありません。
なので、『鬼滅の刃』に対してはさほど興味を持ってはいないので、それでこちらの『全集中!しおりクリップ』の方にはまだ手をつけていないのでした。
一方、カードゲームの方は直ぐに封を開けて、
となったのでした。
つまり、鬼滅の刃云々は関係なく、「ゲームをしたかった!」ということだった「わけ」です。
というわけで、子供にとって「ゲーム」というモノがいかに魅力的な存在であるかを、改めて感じさせられたのでした。
であれば、その「ゲーム」を学習教材に活用しない手はない ですよね、確かに。
おわりに
本日、進研ゼミ小学講座・小学3年生の付録の『あまりのあるわり算バッチリ!鬼滅の刃算数ゲームカード』での遊びをつうじて、その点に気づけたこと&その点を肌で実感できたことは、とても大きな出来事だったのではないかと感じました。
大人=親はどうしても、「自分の観点」から子供の様子や状態を判断してしまいがちなので。
そうすると、今回のような「ちょとした混乱」を必要以上に過大に感じて、子供が根本的なコトを理解していないのでは?などという誤解をしてしまうことにもつながりかねないので。
子供はまだまだ様々なコトの《経験値の絶対量が不足している》。
そのコトを常に頭に入れておくべきですね、親は。
というわけで、本日は大きな気づきを得るコトができて「よかった」と。
その反面、悪戯にあおばを混乱させてしまったコトに対しては反省です。
といった感じで「反省です」と書くと‥
後で、あおばから、
と、言われてしまう予感もするのでした(苦笑)。