【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの育児実録の主な演題は【ゲーム禁止でなく上手な活用法で子どもに学習習慣やプログラミング教育を授けよう!】です。
本日は、我が家の小学3年生の子どもの「あおば」が、久しぶりに《Scratch(スクラッチ)》に取り組んでいる姿がありました。
なんだかんだ言って(ex.「あとこれだけ」とか「もう少し」とかの類の(笑) )、1時間半以上はやっていましたかね(苦笑)。
でも、ちゃんと我が家の「ルールを守っていた」ので、それはそれで「よし」と。
ルールとは「視力低下予防」対策のことです。デジタル機器を20分間使ったら20秒間20フィート(約6メートル)先を「見る」というものです。
そんなわけで本人的には、久しぶりにタップリと「デジタルゲーム」を楽しんで満足気な感じでした。
そうしてたまに「存分に満足するまでやる」ということもまた、日常的にゲームをしないことにも「うまくつながっている」と感じています。
ちなみに、我が家には所謂「ゲーム機」はありません。
一方、カードゲームやボードゲームなどの「アナログなゲーム」は10種類以上あります。
デジタルゲームを禁止するのではなく、デジタルゲームばかりに子どもの気が向いてしまうことのない《環境を整える(=コーチングする)》ことを大事にしています。
当記事では、そうした環境を整えることによってもたらされる「メリット」や「捉え方」を簡単にまとめてみました。
Scratch(スクラッチ)とは、8~16歳のユーザーをメインターゲットとした無料の教育プログラミング言語及びその開発環境ことになります。《Scratch》の公式サイトは、 こちらより。
※上掲公式サイトのタイトルは「英語」ですが、実際のリンク先のコンテンツ・情報は「日本語」となっています。
ゲームの禁止や制限は関心を煽るだけ!害と見ず利の面を活用する方法を
「子どもとゲームの関係性」に悩んでいる親御さんはかなり多いことと思います。
親としてはゲームはあまりさせたくない、でも子どもはしたい。
シンプルに捉えると、悩みの「構造」はその点に行き着くのではないでしょうか。
そして、その点をよくよく考えてみると、次の点に行き着くのではないでしょうか。
子どもは「ファンタジーや空想の世界」が大好きです。
ファンタジーの世界などは大人でも好きな人は大勢いますが、大人と子どもでは「好き」の意味が異なることはご想像の通りです。
大人は分別が分かっているうえで、その世界観を架空の話しとして好むのですが、子どもの場合は必ずしも架空の話しとは思ってはいなく、その世界とのつながりを信じている色彩が濃いと思います。
それもそのはずで、子どもにとって世界は、いつでも新鮮な刺激に満ち溢れているモノであるから。
子どもの捉えている「世界」がそうした感受性に基づいていることを念頭に置くと、「子どもは誰もがゲームが大好き!」ということがスゴク腑に落ちるのではないでしょうか。
子どもは空想・イマジネーションの世界に生きている。
そのような言葉を脳科学系の本で目にした時に、「なるほど!」と感じたのでした。
だから、ゲームの世界観と子どもの世界は「親和性」が高いのか!と。
というコトは逆に、大人の親にはもはやその感覚は理解できなくて「当たり前」かと。
また、理解はできないものの、親和性が高いのであればその親和性を活かしてあげるコトが子どもにとってプラスとなることは想像がつくところではあります。
少々前置きが長くなりましたが(苦笑)、そうであれば「結論」は自然と次のような点に落ち着いてくるのではないかと思います。
と。
小学校・学校は「GIGAスクール構想」の時代
ましてや、いまや小学校・学校では「GIGAスクール構想」により、子どもたち1人ひとりにタブレット端末が配付される時代です。
子どもと「デジタル教材・機材」を切り離すことは「できない」時代です。
であれば、考えるべきことは唯一つです。
子どもと「デジタル機器」とのつながりは必然。
「デジタル機器」が関するところには当然!「デジタルゲーム」との接点が生じます。
されは避けることのできない「事実」です。
ですので、子どもをデジタルゲームから遠ざけることを社会生活上ムリなこと。
それこそ所謂「無理ゲー」です(苦笑)。
なにせ、学校が学習のデジタル化を推し進めているのですから。
だからこそ、親として考えるべきことは次のようになります 。
ゲームの利活用の具体的な方法
ゲームとうまく付き合い。ゲームを学習などに役立つよう使いこなせるようにする。
我が家で取り組んでいるそのための具体的な方法は、主に次の3点です。
- 進研ゼミ《チャレンジタッチ》での学習習慣の定着
- Scratch(スクラッチ)を活用してのプログラミング教育
- Eテレの双方向番組でテレビ視聴が抑制
中でも意識的に取り組んだのは(2)の点です。
この点は特に、「ゲームで遊ぶ」ことと「プログラミング教育・プログラミング学習」をダイレクトに結び付けてくれます。
対して、(1)は我が家として意識しているというわけではなく、我が家は進研ゼミさんの戦略にシッカリと「乗らさせてもらっている」という感じです(笑)。
(3)については本当に「偶然といえば偶然」だったのですが、これが意外とスゴク良い効果を発揮してくれています。
では、以下ではそれぞれの要点を。
進研ゼミ《チャレンジタッチ》での学習習慣の定着
進研ゼミさんの《チャレンジタッチ》=タブレット学習教材では、毎月のように学習ゲームアプリの特典があります(しかも無料で!)。
これらの「学習ゲームアプリ」は、確かにゲームの色彩が濃いです。
そしてタマには「これはただ単にゲームだよね?」という感じのモノがあるのも事実です。
ですが、大半はきちんと「学習の要素」が含まれている「学習ゲーム」です。
それらは本当に工夫されていて、子どもが子どもとしては「ただ単に遊んでいる」つもりであっても、対象学習のポイントが自然と身に付いてしまえるよう設計されているものが大半なのです。
「遊び感覚」で学習内容のポイントが身に付くのであれば、それに越したことはないですし、そうして「楽しみながら身に付けたコツや感覚」というものは、時間が経って記憶に残りやすいことは脳科学などの知見でも明らかにされている点です。
進研ゼミさんは「その点」を熟知しているからこそ、「学習ゲームアプリ」の開発に力を注いでいるのだと感じます。
子どもの「楽しい!」と気持ちこそが学習効果を最も高める要素で「ある」という点を、活かそうと。
Web上ではたまに「進研ゼミはゲームばかり」的な批判をしている口コミを目にすることがありますが、そうした発言をされている方は「子どもの目線」でモノゴトを捉えることをしていないのだと思います。
一方、ベネッセ社・進研ゼミさんは、そうした声があることを十分承知の上でそれに左右されることなく「子どもの目線」に立ち、子どもたちの意欲を引き出すことに専念しているように感じられます。
実際、我が家の小学3年生のあおばは《チャレンジタッチ》の学習ゲームアプリを「ゲーム」としてとても楽しんでいます。
そして、小学校低学年の内はそのアプリを楽しむために、《チャレンジタッチ》に頻繁にアクセスしていたため、自然と学習習慣が身に付いたことも事実でした。
と同時に、「学習ゲーム」を存分に楽しんでいるからこそ、普通のただのゲームを「欲しい」ということもあまりありませんでした。
その2つの点は、とても大きな「メリット」であった・あると感じています。
Scratch(スクラッチ)を活用してのプログラミング教育
多くの方がご存知のとおり、Scratch(スクラッチ)はプログラミング教育のために開発された環境になります(しかもこれまた無料!)。
その最大のポイントは、子どもがゲームの作り手側に回ること。
その意味で、スクラッチは「ゲームを作る」という行為を通して、「プログラミングをする」際の手順や思考法を自然と学ぶことができるとても効果的なプログラミング教育ツールといえます。
子どもは「ゲームが大好き」。
だからこそ、プログラミングというようなちょっと敷居が高いコトであったとしても、「ゲーム」に関係があるのであれば、喜んでチャレンジしてみるのではないでしょうか?
現に、ウチのあおばは小学1年生の時から、スクラッチを使ってゲームを作っていました。
そして、「自分でゲームを作ることができる!」という感覚を持っているからこそ、「ただ単にプレイするだけ」という方向に強く関心が行くこともなかったのではないかと感じています。
先にもふれましたが、本日スクラッチをして遊んだ時間の中には、以前自分が作ったゲーム作品を楽しんでいた時間もかなりあったようでした。
この「作る楽しみ」というものは、そのことが好きであれば好きであるほど、のめり込む可能性が高いことでもあると思います。
ですので、「遊ぶだけ」のゲームから脱却するキッカケには、このスクラッチは「最適」なツールだとオススメできます。
Eテレの双方向番組でテレビ視聴が抑制
Eテレの双方向番組の特徴とは、視聴者が番組内のゲームなどに参加できることです。
ウチのあおばは、この「自分がゲームに参加できる」という特徴をとても気に入っています。
その結果、視聴者参加型の番組が「1番楽しい!」となってくれたため、他の一般的なテレビ番組に対する興味が相対的に低くなりました。
それもあり、テレビ自体をそれほどは見たがらない状態がず~っと維持されています。
この点はかなり偶然ではあったのですが、ありがたく感じている点です。
また、我が家のケースと同じようにはいかなかったとしても、「子どもが特に好きなタイプ」の番組を把握できさえすれば、同じように対処することは可能なのではないかと思います。
その「特に好きなタイプの番組」を子どもと一緒に親も楽しめば、他の番組に対する子どもの興味を抑えていくことは十分に可能であると、実体験上から感じています。
その点も、試してみる価値は高いのではないかと。
おわりに
本日は、我が家の小学3年生の子どものあおばが、久しぶりにスクラッチに熱心に取り組む様子をみていて、「子どもはゲームが好きなんだな」と改めて感じました。
その一方、あおばに関しては、たまに集中的に「ゲームやりたい!」となる時はありますが、普段はゲームなしでも全然オッケーでもあります。
そうしたゲームとのじょうずな付き合い方ができている点は、ゲームを禁止したり制限したりすることなく、適度に取り入れることを「よし!」としてきた結果かと感じたのでした。
そうした取り組みがうまく進んでいる「もう1つの理由」も最後に。
それは、「アナログゲーム」や「外遊び」を子どもと一緒に親が楽しむコト。
結局は、それが1番のポイントのようにも感じます。
本日も子どもがスクラッチに没頭した後は、親子で一緒に色々と話しをしたりしましたし。
やっぱり、そこって大事だよね、あおば。