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今回の演題は【全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの違いと共通点】についてです。
先日(2025年10月26日)、わが家の子どもが、『全国統一中学生テスト』を初受験してきました。
ウチの子は『全国統一小学生テスト』を、小学3年生の春(6月)から小学6年生の秋(11月)まで「計8回」受験してきましたが、『全国統一中学生テスト』については今回が“初!”。
ということで、受験当日の朝には、
と言ったりもしてました。
『全国統一小学生テスト』を受験しているご家庭の中には、わが家同様、『全国統一中学生テスト』って、
と感じている方々も多いのではないでしょうか?
ということで今回は、全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの違いと共通点について、まとめてみました。
全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの共通点
画像出典先:【公式】全国統一中学生テスト(模試)|予備校・大学受験の東進
全国統一中学生テストは、大学受験向けの塾・予備校である『東進』が主催しています。
一方、全国統一小学生テストは、中学受験向けの塾である『四谷大塚』が主催。
ということで一見、中学生テストと小学生テストは、主催・運営元が異なっているように感じられなくはないですが…
実は、『四谷大塚』は『東進』傘下のグループ企業(塾)ですので、実質的には“同じ運営元”であります。
その点は、東進の公式サイト 【公式】全国統一中学生テスト(模試)|予備校・大学受験の東進に、以下の『全国統一テスト』に関する案内が掲載されていることからも、ハッキリしています。
全国統一テストは
学力を測るだけではなく
学力を『伸ばすため』の模試です。
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このように、全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの最大の共通点は、「同じコンセプトの全国テストである」、という点になります。
とはいえ、テストの対象が「小学生」と「中学生」と異なるため、様々な点で「違い」もあります。
全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの違い
全国統一中学生テストと全国統一小学生テストには、以下のように様々な「違い」があります。
- テスト教科数
- テスト時間
- テスト構成
- 事前対策授業の有無
- テスト結果「君だけの診断レポート」の返却方法
テスト教科数の違い
全国統一中学生テストは「国語・数学・英語」の3教科。
全国統一小学生テストは4年生以降は、「国語・算数・理科・社会」の4教科。
テスト時間の違い
全国統一中学生テストは3教科とも「60分」。
全国統一小学生テストは学年ごとに異なり、小学5年生・6年生時は、それぞれ以下。
◆算数「50分」◆国語「40分」◆理科・社会「25分」
テスト構成
全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの「最大の違い」はこの点で、全国統一中学生テストは各教科共、以下のような三部構成となっています。
(※英語に関しては後述に追加内容あり)
◆基礎
◆標準
◆難関
国語なら国語で、同じ国語のテスト用紙の中に「3つの別々のテスト」が内包されていて、それぞれ「基礎(問題)」「標準(問題)」「難関(問題)」という形の「三部で構成」されています。
この点はある意味とても「徹底」されていて、各構成部分ごとに「時間配分」まで決められています。
具体的には、それぞれ以下の時間配分で、なんと!!
各構成部分ごとに時間も区切られるため、同一教科のテスト時間そのものも「三分割!」される形式となっています。
つまり、数学なら数学で、数学のテスト「60分」の中で、最初の10分が「数学の基礎問題」で10分経過後に一度「ここまで!」となり、次に「25分」で「数学の標準問題」に取り組み、テスト開始から「35分後(=10分+25分)」にもう一度「ここまで!」となり、最後に残りの「25分」で「数学の難関問題」に取り組む、という構成になっているのです。
◆基礎:10分
◆標準:25分
◆難関:25分
英語にはリスニングも
英語は国語・数学とは異なり、「リスニング」の問題も追加されます。
英語では「リスニング」が追加されることによって、問題構成・時間配分は以下となります。
◆リスニング:12分
◆基礎 :8分
◆標準 :20分
◆難関 :20分
テスト結果「君だけの診断レポート」の受け取り方法
全国統一中学生テストは、テスト結果の返却の際に「個人面談」を受けられる仕組みとなっており、その点をある意味「1つの売り」としています。
その点、全国統一小学生テストは受験会場となった塾によって対応が異なり、「郵送」を受け付けてくれるケースなどもあります。
ちなみに、わが家が受験した会場塾では上掲の「事前対策授業」と似た形式で、「見直し勉強指導」を開催してくれ、その授業を受ける際にテスト結果=「君だけの診断レポート」を返却していただいてました。
また、「君だけの診断レポート」を受け取る前に、各教科ごとの「点数・偏差値・平均点」などの結果概要は、電話で連絡いただいてました。
事前対策授業の有無
全国統一小学生テストの時は、「本番テスト」の前に、一般の受験生(四谷大塚や四谷大塚の提携塾の塾生以外の塾外生)にも、「事前対策授業」を受けられる制度がありました。
そのため、「塾なし」家庭のウチの子にとっては、テスト問題の傾向を知る・体験する「とても貴重な機会」となっていました。
一方、今回の全国統一中学生テストの受験に際しては、そのような機会がなかったので、ある意味「ぶっつけ本番」となってしまいました。
そんな事情もあり、冒頭の「緊張するな~」発言につながった次第でした。
全国統一中学生テストと全国統一小学生テストの違いのまとめ
こうしてまとめてみますと、やはり!
全国統一小学生テストは、小学生が対象だけに、色々と手厚いサービス・対応を「していただいていたんだなぁ~」と感じます。
比較するに、全国統一中学生テストは「大人な対応」がされていて、子ども達に自主性や自立的な行動が“より求められる”仕組みへと改編されているように感じられます。
テスト構成の複雑さも、「中学生だからこそ!」、自分でシッカリ「対応できるよね」、ということなのだと。
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