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本日,2021年07月06日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【子供の国語センス】について。
本日は,あおば(ウチの小3の子供)と一緒に,『日本人の知らない日本語 [ドリル全235問] 』をやりました。
基本的に1ページに複数の問題があり(裏ページに解答と解説が掲載),ページの右下部分に○○点中△△(点正解)と正答数を書き込む作りとなっています。
大の本好きであるあおばが小3ながらも強敵であることは分かってはいましたが‥ ページによってはあおばのほうが正答数が上のページもあり,見事にやられてしまいました(苦笑)。
『日本人の知らない日本語 [ドリル全235問] 』とは
『日本人の知らない日本語 [ドリル全235問] 』とは,2009~12・13年頃にシリーズ累計(当時は全3巻) 200万部のベストセラーとなった『日本人の知らない日本語』シリーズのスピンオフ作品として発売されたドリル本です。
この『日本人の知らない日本語』シリーズは,世間的には10年程前の流行というかなり昔のネタであるシリーズなるのですが,我が家的には最近知り得た新鮮なネタなのです(苦笑)。
このシリーズは,大人向けの内容なのですが基本的にマンガということもあり,あおばがとても気に入って全4巻を図書館で借りて読み耽っていました。
確か,その4巻目に当ドリル本の広告が出ていたのだと思います。
ということで,シリーズのスピンオフ作品として《ドリル本》があることが分かったので,早速購入をしてみたのでした。
届いた本の帯には,「《小学生から大人まで!》凪子先生と楽しく日本語を学ぼう」と書かれていました。
ちなみに凪子先生とは,当ドリル本の監修者であり,『日本人の知らない日本語』シリーズの主役でもある “外国人を対象とした日本語学校の先生” になります。
一口に日本語学校の先生といっても,凪子先生は成人学生を専門に教えているようなので,要は《大人向け》に教えている先生なのです。
ですので,同シリーズはマンガといえども,結構高度な内容の日本語ネタが随所に展開されているのです。
その点はドリル本も同様。
確かに小学生でも解ける問題もあるのですが,基本的には大人向けの問題で,かなり高難度の問題も出てきます。
ですので,見た目はかなり可愛らしいのですが,中身は《大人の教養本》という趣きの1冊となります。
ちなみに, こんな問題もありました。
「次の(1)~(4)のうち,ホントにある漢字をひとつ選びましょう」
その正解は, こちらでした。
こんな漢字があるの?という感じではないでしょうか(苦笑)。
ちなみに,「あらい」と読むそうで,意味も「粗い」という意味だそうです。
そんな感じですので,大人でも手を焼く問題が続出しているのが,この『日本人の知らない日本語 [ドリル全235問] 』なのでした。
源泉は本好き故の読書量?!その推察力に国語センスを感じて
そのように基本的には大人向けの,しかもかなり高難度な問題を含む《日本語ドリル本》ですので,いくら《大の本好き》とはいえ小学3年生のあおばにとっては,「初めて見る」「初めて知る」言葉・表現が目白押しなのです。
で,それは当然として,感心したのはその先の展開でした。
具体的には, 次のようなケースの。
その前後の表現などから読み方や意味を《推察する能力》
あおばは本当に小さい頃から,2歳とか3歳の頃より,沢山の本を楽しみながら読んできています。
当然ながら,その読書過程においては,「初めて見る漢字や表現のオンパレード状態」だったと思います。
そんな時は,自分の知っている限りある知識を総動員して,小さな子供なりに一生懸命「これはこんなことをいっているのかなぁ?」と想像していたのでしょう,きっと。
その積み重ねを《センスがある・筋が良い》というのでしょう。
親バカ的になりますが(苦笑)‥ あおばの国語・日本語のセンスの良さには常々驚かされぱなしなのです。
ですが,それは本人が《楽しみながら頑張ってきた自主トレの成果》だということを,昨日・今日の体験から肌で感じました。
そして同時に感じるのは次の点です。
単に「知識」として知っているのではなく,「推察力」と呼んでいい能力(=センス)を身に付けていることに対しては,やはり《楽しんで自ら進んで取り組んでいたからこそ》と感じるのでした。
です。
全国統一小学生テスト《国語》で偏差値70台
その高い《国語センス》を客観的な事実として明確に示してくれた件が最近ありました。
具体的には,有名進学塾の四谷大塚が主催する以下のテストの結果です。
このテストは,全国規模の模擬テストになります。
先月,6月6日に行われた《2021全国統一小学生テスト・小学3年生》の国語教科において,偏差値70台の成果を挙げました。
四谷大塚『全国統一小学生テスト』の結果で分かったこと(小3で初受験)
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その好結果に《センス》を感じる理由は,次のようは背景があるからでもあります。
- このような全国規模のテストを受験するのは初めてであった
- 進学塾的なモノを含めいわゆる学習塾には通っていない
普段から学習塾に通っていて,模擬試験的な経験を何度もしていたり,そうした類の問題に向き合うことに慣れているのなら,高得点を取れる可能性は高くなると思います。
ですが,あおばの場合は,そうしたトレーニングは全くしたこと「なし」でしたので,純粋に「実力のみ」で好結果を挙げたのでした。
その結果を知った時は,《センス》が良いことは知ってはいましたが,「ここまでとは!?」と驚きはしました。
本日はその逆ですかね。
やはり,「あの偏差値70台の実力とこの推察力とは結び付くモノがあるんだな」と。
本好きになって,ホントに良かったね,あおば。